スクリーンタープ スノーピーク リビングシェル その1 ― 2008/01/01 00:00
最終兵器として投入したのがこのスクリーンタープ。ある意味天文学的とも思えるその価格と物量に、買うことはあるまいと思っていましたが、半分あきらめのような心境で買ってしまいました。
目的としては単純です。寒さの克服です。
一昨年のゴールデンウィークは、福島で霜柱が立ちました。去年のゴールデンウィークも、岐阜で朝起きたらテントの水滴がすべて凍っていました。2月に九十九里浜でキャンプをしたときにも霜柱が立っていました。
そのような環境でキャンプをすると、かなり寒さに苦しめられることになります。はっきり行って苦行に近い場合もあります。
飯を食べるのもそこそこに、テントに逃げ込むか、寒さに打ち震えながら、焚き火を頼りにすることになります。
年寄り(というほどでもありませんが)には寒さがこたえるので、スクリーンタープの購入はある意味必然でした(ということにしておきます)。
買ってみたところ、当初の目的はしっかり果たし、快適、の一言に尽きます。外はかなりの寒さでも、内側にいれば快適そのものです。暖かさすら感じます。霧雨にもびくともしません。
難点は、設営撤収の面倒、帰ってからのメンテナンス、後は何よりも耐風性です。
設営の場合、すべての主なループにペグを打つと12本になります。さらに、張り綱が8本あります。そのほかにパネルを跳ね上げると、さらに4本打つことになります。前後跳ね上げれば、さらに4本です。
通常の設営で24本を打つことになり、両方パネルを跳ね上がれば28本です。スカートにも打ち始めればさらに必要です。
鬼のようにペグ打ちすることになります。
幕体の布の量は膨大です。これまでのランドブリーズは浴室で何とか干すことが出来ましたが、今回のものはただまとめて置いてあるだけという感じです。
濡らして帰ってきた場合にはメンテナンスが必要だと思うので、干す場所を考慮したほうがよいと思います。
完全防水といっても、過去のテントについては、干しておけば、なぜか中も乾きました。ある程度乾いたら、室内に干して仕上げをしていました。
今回のリビングシェルも何とかならないレベルではありません。
私たちの風呂は、わりと普通の、家庭用ユニットバスで、洗濯用の竿が二本設置してあるタイプです。そこに引っ掛けています。
問題なのは耐風性です。先日のところにも記録しましたが、今回のゴールデンウィークで購入早々ポールを折ってしまいました。
今回の場合には、張り綱の結びが間違っているという初歩的なミスによるものです。しかし、あれ以上の強風ということも十分考えられます。
あまり風が強いときには設置できないと考えたほうがよいのかもしれません。また、今回のように、突然強風が吹き始めることもあるので、張り綱は必須です。
寝ていたら、もしくは出かけている間に倒壊、なんてことも十分ありえます。これはタープに限ったことではなく、一見強そうな山岳テントなどでも同じことのようです。
恥ずかしながら、今まではかなりずさんでした。
今回リビングシェルを使ってみて、ネットで定評のように書かれていた耐風性の高さという事に疑問を感じました。
張り綱が弱かったのはミスとしても、それ以外に、風に吹かれている様子を見ていると、タープ全体が帆のように膨らんでいるようでした。例えば右から吹かれると、左側に膨らむといった感じで。
出入り口のメッシュ部から入った風により、反対側が膨らむという状態になっているのではないかという気がしました。特に出入り口辺りのパネルがパタパタしているということもないのですが。
帆のように膨らむため、壁の部分が浮き上がり、何とかペグで引き止められているという状態のときもありました。翌朝見ると、その部分のペグが抜けていました。
主なループに使ったペグはすべて、ソリッドステークの30cmです。
全面ファスナでクローズして密閉できる、普通のスクリーンタープのほうがむしろ強いのではないかという気さえしました。
コールマンなどのタープを見ると、価格も2万円程度からあります。万が一吹き飛ばされても、2万円で最購入可能です。
コールマンのものは、壁もほぼ垂直に見えるため、居住性にも優れていそうです。
しばらく様子を見る必要はありますが、次回は、そういったものも検討対象としたいところです。
区画サイトでの設営性など、今後も様子を見たいところです。
2010/10/17
上記は、以前キャンプ機材遍歴というページに書いてあったのを、切り離し、多少手入れをしたものです。
他のページと重複している部分もあります。
目的としては単純です。寒さの克服です。
一昨年のゴールデンウィークは、福島で霜柱が立ちました。去年のゴールデンウィークも、岐阜で朝起きたらテントの水滴がすべて凍っていました。2月に九十九里浜でキャンプをしたときにも霜柱が立っていました。
そのような環境でキャンプをすると、かなり寒さに苦しめられることになります。はっきり行って苦行に近い場合もあります。
飯を食べるのもそこそこに、テントに逃げ込むか、寒さに打ち震えながら、焚き火を頼りにすることになります。
年寄り(というほどでもありませんが)には寒さがこたえるので、スクリーンタープの購入はある意味必然でした(ということにしておきます)。
買ってみたところ、当初の目的はしっかり果たし、快適、の一言に尽きます。外はかなりの寒さでも、内側にいれば快適そのものです。暖かさすら感じます。霧雨にもびくともしません。
難点は、設営撤収の面倒、帰ってからのメンテナンス、後は何よりも耐風性です。
設営の場合、すべての主なループにペグを打つと12本になります。さらに、張り綱が8本あります。そのほかにパネルを跳ね上げると、さらに4本打つことになります。前後跳ね上げれば、さらに4本です。
通常の設営で24本を打つことになり、両方パネルを跳ね上がれば28本です。スカートにも打ち始めればさらに必要です。
鬼のようにペグ打ちすることになります。
幕体の布の量は膨大です。これまでのランドブリーズは浴室で何とか干すことが出来ましたが、今回のものはただまとめて置いてあるだけという感じです。
濡らして帰ってきた場合にはメンテナンスが必要だと思うので、干す場所を考慮したほうがよいと思います。
完全防水といっても、過去のテントについては、干しておけば、なぜか中も乾きました。ある程度乾いたら、室内に干して仕上げをしていました。
今回のリビングシェルも何とかならないレベルではありません。
私たちの風呂は、わりと普通の、家庭用ユニットバスで、洗濯用の竿が二本設置してあるタイプです。そこに引っ掛けています。
問題なのは耐風性です。先日のところにも記録しましたが、今回のゴールデンウィークで購入早々ポールを折ってしまいました。
今回の場合には、張り綱の結びが間違っているという初歩的なミスによるものです。しかし、あれ以上の強風ということも十分考えられます。
あまり風が強いときには設置できないと考えたほうがよいのかもしれません。また、今回のように、突然強風が吹き始めることもあるので、張り綱は必須です。
寝ていたら、もしくは出かけている間に倒壊、なんてことも十分ありえます。これはタープに限ったことではなく、一見強そうな山岳テントなどでも同じことのようです。
恥ずかしながら、今まではかなりずさんでした。
今回リビングシェルを使ってみて、ネットで定評のように書かれていた耐風性の高さという事に疑問を感じました。
張り綱が弱かったのはミスとしても、それ以外に、風に吹かれている様子を見ていると、タープ全体が帆のように膨らんでいるようでした。例えば右から吹かれると、左側に膨らむといった感じで。
出入り口のメッシュ部から入った風により、反対側が膨らむという状態になっているのではないかという気がしました。特に出入り口辺りのパネルがパタパタしているということもないのですが。
帆のように膨らむため、壁の部分が浮き上がり、何とかペグで引き止められているという状態のときもありました。翌朝見ると、その部分のペグが抜けていました。
主なループに使ったペグはすべて、ソリッドステークの30cmです。
全面ファスナでクローズして密閉できる、普通のスクリーンタープのほうがむしろ強いのではないかという気さえしました。
コールマンなどのタープを見ると、価格も2万円程度からあります。万が一吹き飛ばされても、2万円で最購入可能です。
コールマンのものは、壁もほぼ垂直に見えるため、居住性にも優れていそうです。
しばらく様子を見る必要はありますが、次回は、そういったものも検討対象としたいところです。
区画サイトでの設営性など、今後も様子を見たいところです。
2010/10/17
上記は、以前キャンプ機材遍歴というページに書いてあったのを、切り離し、多少手入れをしたものです。
他のページと重複している部分もあります。
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