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本 北方謙三 水滸伝2008/06/08 07:41

 というわけで、ようやく水滸伝全19巻を読了。

 日経新聞に、北方謙三の小説が連載されていて、これがそれなりに面白いわけです。

 その後、北方謙三が水滸伝も書いていることを知りました。

 水滸伝といえば、中学か高校のころに、たしか岩波の3巻構成くらいのものを読んだことがあり、かなり面白かったという印象がありました。

 原作では、道術使いが、嵐を呼ぶなどの術を使い大群を攻撃したり、キャラクターが超人的な力を発揮したりと、ファンタジー的な要素もありました。

 その後、やはりダイジェスト版の三国志を読んでみたものの、そのような水滸伝に比べると、いまひとつ話の面白みに欠ける印象を持ったものです。

 吉川英治の三国志も読んで見たものの、やはりいまひとつ面白みに欠け、7巻までしか読んでいません。(全8巻)

 というわけで、あの水滸伝を、もう一度じっくり、全編読んでみたい、という思いに駆られ、店頭に向かったわけですが、北方謙三は読んだことがなかったため、半信半疑ながら、文庫本を一冊とって見たわけです。

 読み始めてみると、これが面白くて面白くて、ついつい次の巻次の巻と、一日一冊のペースで、ついに一気に読了してしまいました。

 話の筋は、おぼろげに記憶に残っていたものとはかなり異なっていました。原作にあった道術使いなどは出てきません。それに代わるものなどにより、よりリアルに描かれています。

 北方謙三節のようなところがあり、少々気になる時があるものの、非常に読みやすく、あきさせたり、冗長になるところはありません。エンターテインメントとしては大変すばらしいと思います。

 もっとも、小説であるというだけで、ある意味、北斗の拳やワンピースのような少年漫画と変わりないような気もしました。

 元が民衆向け娯楽作品だということを考えると、ある意味当然なのかもしれません。

 とはいえ、三週間近くにわたって、久々に集中することが出来たため、ストレス解消に多いに役に立ちました。

 朝起きてから、30分か1時間ほど読み、電車で読み、昼休み読み、3時休みに読み、電車で読み、家に帰ってからも一冊読み終えるまで読む、という生活でした。

 必要なとき以外は、常に読んでいたので、私がなにかの勉強をするとしても、毎日この程度の時間しか取れないということになります。それがわかったのも良い点でした。

 この三週間近く、どっぷりと水滸伝の世界にはまっていたので、いまだにその世界から抜け切れていません。久々の満足感があります。

 北方謙三、水滸伝、お勧めです。

 外伝的な話が二冊あるようなので、そちらも読んでみたいところです。

Wicker Man2008/06/08 08:38

 先週、ニコラスケイジ主演のWicker Manなる映画を見ました。

 ニコラスケイジの映画にははずれがあまりないので、とりあえず借りてみています。

 今回の映画もそうでした。

 話の内容にも触れるので、詳細は割愛しますが、衝撃的な映画でした。呆然としました。

 ニコラスケイジの映画は、ゴーストライダーといい、最近はいまひとつなのかもしれません。

 星: とにかく衝撃的だったので、★★★★

映画 Stranger than fiction.2008/06/08 08:46

 昨日の夜、Stranger than fiction. を見ました。

 邦題は、「主人公は僕だった」という、実に腹の立つものです。

 どうしてこういうタイトルをつけるのか疑問です。

 原題としては、事実は小説より奇なり、位のものだと思うのですが。


 それはさておき、内容自体は、それなりに楽しめました。とても面白い、というわけではありませんが。

 この手の話は、筒井康隆の小説によくあるような気がします。

 小説では違和感はありません。しかし、映画だといまひとつしらけてしまいます。というか、映画のとり方がよくないのかもしれません。

 星: ★★★ 可もなく不可もなく。もしかしたら★★かも。
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