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本 北方謙三 楊令伝2010/10/25 21:49

 楊令伝が遂に完結。長い、長かった…

 ほんとに15巻で終わるのか?、と思いながら読んでいったところ、終わりました。最終巻でした。

 ただ、そのせいか、ちょっと最後が物足りない感じもしました。もうちょっと、色々と収束させてもよかったんじゃないかという気がします。

 後日談のようなものがもうちょっと欲しかった。モテキのように15.5巻を出してほしいくらいです。


 いや、しかし、ほんとに長かった、元はといえば、楊家将から続いているようなものなので、楊家将、血涙、水滸伝、楊令伝、と続いてきたことになります。致死軍を入れれば、さらに三国志も関連しています。

 2巻、2巻、19巻、15巻で、38巻という長大な話となります。いや、でも面白かった。もう一回最初から読み直したい気分です。少なくとも老後のいい楽しみになります。

 水滸伝といえば、中学か高校のころに岩波のダイジェスト版を読みました。血沸き肉躍る内容で、夢中になって読んだものです。

 で、もともと北方謙三とういと、つまらない小説を書く男くらいの認識でした。といっても、実は、全く読んだことがなかったのですが。

 やはり日本のハードボイルドというあたりが、つまらなさを醸(かも)し出していたのかもしれません。私は邦画も貧乏くさい感じがして好きになれないし。

 ところが、日経新聞を読んでいたところ、いつもは読まない連載小説が何気なく目に入り、そして、読み始めてみたら、なかなか面白く、思わず、ついつい最後まで読んでしまい、そして作者は北方謙三だったのでした。

 う~む、なかなか面白いじゃないか、と思っていたら、新聞の広告に、北方謙三の水滸伝がのっているではないですか。

 水滸伝といえば、昔大変楽しませていただいた作品。ダメもとで一冊買ってみるか、と当時すでに出ていた文庫本を買ってきたのでした。

 そしたら、もう、面白いのなんの。次から次へと、暇な時間はすべて水滸伝を読んでいて、一気に読了してしまいました。

 そのあと、楊家将、血涙、三国志、破軍の星など、待ちきれずに次々読んでいました。

 そして、ついに完結。

 残念ながら、もともとよくない記憶力が寄る年波でさらに低下しているため、登場人物の過去があいまい。(-_-;)

 もう一回読み直します。


 初めて読む方は、楊家将、血涙、水滸伝、楊令伝、と読んだ方がよいでしょう。

 可能であれば、最初に三国志も読んでおくとよいでしょう。直接は関係ありませんが、致死軍のプロトタイプが出てきます。



2010/10/27
 ガガーン! なんと、水滸伝第三章の噂が ( ̄□ ̄;!

http://ameblo.jp/aag24631/entry-10509415218.html

 なるほど… どおりで… 収束していないわけです…

 38巻どころじゃないわけですね…

 頑張って楽しみます…
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