ジャケット ノースフェイス マウンテンジャケット NP15900 ― 2011/01/10 09:16
今まで使ってきた、マウンテンガイドジャケット、に不満が出てきました。
http://tips.asablo.jp/blog/2011/01/09/5630675
そこで、購入したのが、ノースフェイスのマウンテンジャケット、NP15900。製品名がマウンテンジャケットです。
amazonの記述を見ると、2009年秋冬モデル、ではないかと思います。
ネットで集めた仕様や説明は次の通り。
<<
ザ・ノース・フェイスの定番として、熟成ともいえる数々の改良が加えられてきた山岳用ジャケット。
メインとなる素材は耐久性のあるナイロンタフタにゴアテックスプロシェルの2層、肩から肘にかけて動きが求められるような部分にはストレッチゴアテックスを採用しています。
シルエットは中間着と合わせても快適に動けるゆとりを持たせ、丈も標準的な長さになっています。
すべてにおいてバランスのとれた仕様は、長年使い続けても飽きることなく冬山縦走からトレッキングまでオールラウンドに活躍します。
素材:身頃/Nylon GORE-TEX Proshell(2層)×肩・ヨーク/Stretch Nylon GORE-TEX Proshell DURAPLUS(2層)
平均重量:820g
・完全シームシーリング加工
・ワンハンドアジャスター対応
・チンフラップ仕様
・フロントダブルフラップ仕様
・ZIP IN ZIPシステム7対応
・50洗80点撥水加工
・脇ベンチレーション対応
・Fog Vent仕様
・デタッチャブルスノーカフ
・内ポケット対応
・フロントフラップ・フラットベルクロ仕様
・袖口・フラットベルクロ仕様
・TINY TAPE(13mmシームテープ)
>>
実測してみたところ、サイズXLで、857g。スノーカフを取り外してみたところ、794g。
以前使っていたマウンテンガイドジャケットが1,100gなので、300gも軽量化できていることになります。
マウンテンガイドジャケットとの主な相違点は次の通り。
フードが本体と一体化。
裏地の肩甲骨にあたる部分がメッシュ。
フロントがボタンから面ファスナーに。
ショルダーがストレッチ素材になったらしい。
腰のスノーカフが取り外し可能。
袖の面ファスナーがシンプルになった。
フードが一体化した事により、耐風性能がアップしていると思われます。
また、ガイドジャケットは、ファスナーを上げた後、さらにフードの前を面ファスナーで留める必要がありましたが、一体化されたことにより、ファスナーを上げるだけで、顎の部分をカバーできるようになりました。この辺は、使い勝手が向上しています。
わずらわしかった、フロントのボタンが、面ファスナーになったのはとても嬉しいです。
スノーカフは、普段は邪魔なので、これも嬉しい仕様です。
袖の面ファスナーは、すっきりして、留めたり外したりもやりやすくなりました。また、袖も小さく絞れるので、グローブの中にすっきり入ります。
ガイドジャケットは、10年くらい前の製品なので、大分機能は向上しているように感じます。
着心地もしなやかで、いい感じです。保温性は、ガイドジャケットに比べて高くなっているように感じます。寒さを感じたときに、はおると、とたんに温かさを感じます。
ゴアテックスは、プロシェルという製品で、透湿性能がアップしているようです。
ゴアテックスのサイトを見てみると、ゴアテックスを名乗るには、最終的な品質テストまで受けないといけないんですね。つまり、ゴアテックスとついていれば、基本的に信用できるといえるという事だと思います。
フットウェアのところを見ると、シームシーリングはもちろん、と書かれています。つまりゴアテックスを名乗るシューズは基本的に、完全防水という事なのだと思います。
http://www.jgoretex.co.jp/business/fabrics/body01.php
それはさておき、今回のジャケットは、エルブレスのアウトレットコーナーで購入したので、三割引き程度はされていたと思います。
別件で検索していたところ、こんなページが見つかりました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1337026233
マウンテンジャケットは、ぼろくそに書かれていますね。
(-_-;)
ただ、書かれていること自体は妥当な気もします。
2レイヤーのメリットはしなやかで着心地がよいだけで、裏地がいるから必然的に重くなるという事です。
ためしにモンベルを見てみると、普通にゴアテックスの3レイヤーが使われています。
アルパインサーマシェル ジャケットは、全面ストレッチ素材を使っていて、590g。33,800円。
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1102401
ダイナアクションパーカに至っては、420gで、収納サイズはペットボトルといい勝負のようです。33,200円。
( ̄□ ̄;!
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1102405
両者とも、裏地をなくし、止水ジッパーを使うことによりフラップもなくして軽量化を進めているのではないかと思います。
フラップがない分、着たり脱いだり、ポケットの中に手を入れたりも楽だと思います。
ノースフェイスの場合、マウンテンライトジャケットが520gで、36,750円。2レイヤーで、裏地をメッシュにしているようです。
アウターに求められるのは、防水性はもちろんとして、後は耐風性だと思うので、それさえクリアしていれば、耐久性がある程度あって軽ければ、その方がベターだと思われます。
いっそのこと、ダイナアクションパーカの方がよいのかもしれません。確かにマウンテンジャケットは失敗だったかもしれません。
zip in zip は、正直よくないと思います。
体温調節のため、脱いだり着たりすることを考えると、一体化されてしまうのはかえって不便です。
常に一体化して使うなら、それなりに良いところもあるかもしれません。
しかし、気になるのは、ミドルをアウターに組み込むと、ミドルの前が完全に合わさらず、数センチの隙間ができることです。ここは断熱材なしという事になってしまいます。
もしかしたら、その隙間を補う意味でフラップを外せないのかもしれません。
ノースフェイスのジャケットは、街着としてはよいかもしれませんが、山には適さないのかもしれません。
2011/1/20
去年の山と渓谷を読んでいたところ、特集ページの中で、どこかのショップの人がマウンテンジャケットを薦めていました。
たしか、柔らかくて、裏地がある分保温性も高いのがおすすめの理由だったような気がします。
裏地があることによる、保温性については疑問です。あの一部メッシュのペラペラ一枚で保温性はアップするんでしょうか?
そもそも、保温性はミドルのフリースやダウンに持たせればすむ話です。
2レイヤーのメリットは、裏地があって袖通しがしやすく、柔らかいため着心地もよい、というところなのではないかと思います。
2011/1/30
大枚はたいて買ってしまったので、現在は、マウンテンジャケットを持って行っています。
幸い、今のところ、強風に吹かれることもないため、あまり出番はありません。休憩時はもっぱらダウンを着こんでいて、それで十分です。
ジャケットは、モンベルの5リッターのスタッフバッグに入れています。もしかしたら3リッターでも入るのかもしれませんが、あまりぎゅうぎゅうに入れると、生地が傷みそうだし、入れにくいし、パンパンに入れると、結局パックの中で隙間ができそうだし、ということで、5リッターのまま使っています。
やはり、ダイナアクションパーカのペットボトル1本分の収納サイズというのはとても魅力的です。
ちなみに、マウンテンジャケットに収納袋はついていません。
2011/11/25
ブログのアクセス状況を見ていると、秋ごろから明らかにマウンテンジャケットに対するアクセス数が伸びてきて、この一か月では、のべ786人もの方がこのページを参照されているようです。季節を感じます。
マウンテンジャケットは機能的には前述のように、モンベルの3レイヤーに見劣りします。
ただ、モンベル製品も好きでいくつか使っていますが、基本的にデザインが野暮ったい。
うちのには当初モンベルの山用パンツをはかせていましたが、これも正直かなりダサかった。まあ、元の体形がよくないという話もありますが。
(^_^;)
結局うちのはノースフェイスのパンツに買い替えて、これはずいぶんとよくなりました。馬子にも衣装です。
モンベルのキャッチフレーズはファンクションイズビューティですが、残念ながらビューティーとは思えないというのが正直なところです。
日本人としてぜひ頑張っていただきたいとは思うのですが。もう少しデザインに気を使ってくれてもいいんじゃないかなと思います。
ちなみに山岳保険はモンベルで加入しています。
というわけで、タウン主体でたまに低山ハイクにという方は、デザインでマウンテンジャケットを選んでも構わないかもしれません。
今となっては見劣りするけれど、ちょっと前まではみんなこんな感じだったわけですし。
少しでも軽くコンパクトに山行したいという方は、他を検討した方がよいかもしれません。
デザイン的には十分満足して気に入っています。
http://tips.asablo.jp/blog/2011/01/09/5630675
そこで、購入したのが、ノースフェイスのマウンテンジャケット、NP15900。製品名がマウンテンジャケットです。
amazonの記述を見ると、2009年秋冬モデル、ではないかと思います。
ネットで集めた仕様や説明は次の通り。
<<
ザ・ノース・フェイスの定番として、熟成ともいえる数々の改良が加えられてきた山岳用ジャケット。
メインとなる素材は耐久性のあるナイロンタフタにゴアテックスプロシェルの2層、肩から肘にかけて動きが求められるような部分にはストレッチゴアテックスを採用しています。
シルエットは中間着と合わせても快適に動けるゆとりを持たせ、丈も標準的な長さになっています。
すべてにおいてバランスのとれた仕様は、長年使い続けても飽きることなく冬山縦走からトレッキングまでオールラウンドに活躍します。
素材:身頃/Nylon GORE-TEX Proshell(2層)×肩・ヨーク/Stretch Nylon GORE-TEX Proshell DURAPLUS(2層)
平均重量:820g
・完全シームシーリング加工
・ワンハンドアジャスター対応
・チンフラップ仕様
・フロントダブルフラップ仕様
・ZIP IN ZIPシステム7対応
・50洗80点撥水加工
・脇ベンチレーション対応
・Fog Vent仕様
・デタッチャブルスノーカフ
・内ポケット対応
・フロントフラップ・フラットベルクロ仕様
・袖口・フラットベルクロ仕様
・TINY TAPE(13mmシームテープ)
>>
実測してみたところ、サイズXLで、857g。スノーカフを取り外してみたところ、794g。
以前使っていたマウンテンガイドジャケットが1,100gなので、300gも軽量化できていることになります。
マウンテンガイドジャケットとの主な相違点は次の通り。
フードが本体と一体化。
裏地の肩甲骨にあたる部分がメッシュ。
フロントがボタンから面ファスナーに。
ショルダーがストレッチ素材になったらしい。
腰のスノーカフが取り外し可能。
袖の面ファスナーがシンプルになった。
フードが一体化した事により、耐風性能がアップしていると思われます。
また、ガイドジャケットは、ファスナーを上げた後、さらにフードの前を面ファスナーで留める必要がありましたが、一体化されたことにより、ファスナーを上げるだけで、顎の部分をカバーできるようになりました。この辺は、使い勝手が向上しています。
わずらわしかった、フロントのボタンが、面ファスナーになったのはとても嬉しいです。
スノーカフは、普段は邪魔なので、これも嬉しい仕様です。
袖の面ファスナーは、すっきりして、留めたり外したりもやりやすくなりました。また、袖も小さく絞れるので、グローブの中にすっきり入ります。
ガイドジャケットは、10年くらい前の製品なので、大分機能は向上しているように感じます。
着心地もしなやかで、いい感じです。保温性は、ガイドジャケットに比べて高くなっているように感じます。寒さを感じたときに、はおると、とたんに温かさを感じます。
ゴアテックスは、プロシェルという製品で、透湿性能がアップしているようです。
ゴアテックスのサイトを見てみると、ゴアテックスを名乗るには、最終的な品質テストまで受けないといけないんですね。つまり、ゴアテックスとついていれば、基本的に信用できるといえるという事だと思います。
フットウェアのところを見ると、シームシーリングはもちろん、と書かれています。つまりゴアテックスを名乗るシューズは基本的に、完全防水という事なのだと思います。
http://www.jgoretex.co.jp/business/fabrics/body01.php
それはさておき、今回のジャケットは、エルブレスのアウトレットコーナーで購入したので、三割引き程度はされていたと思います。
別件で検索していたところ、こんなページが見つかりました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1337026233
マウンテンジャケットは、ぼろくそに書かれていますね。
(-_-;)
ただ、書かれていること自体は妥当な気もします。
2レイヤーのメリットはしなやかで着心地がよいだけで、裏地がいるから必然的に重くなるという事です。
ためしにモンベルを見てみると、普通にゴアテックスの3レイヤーが使われています。
アルパインサーマシェル ジャケットは、全面ストレッチ素材を使っていて、590g。33,800円。
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1102401
ダイナアクションパーカに至っては、420gで、収納サイズはペットボトルといい勝負のようです。33,200円。
( ̄□ ̄;!
http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1102405
両者とも、裏地をなくし、止水ジッパーを使うことによりフラップもなくして軽量化を進めているのではないかと思います。
フラップがない分、着たり脱いだり、ポケットの中に手を入れたりも楽だと思います。
ノースフェイスの場合、マウンテンライトジャケットが520gで、36,750円。2レイヤーで、裏地をメッシュにしているようです。
アウターに求められるのは、防水性はもちろんとして、後は耐風性だと思うので、それさえクリアしていれば、耐久性がある程度あって軽ければ、その方がベターだと思われます。
いっそのこと、ダイナアクションパーカの方がよいのかもしれません。確かにマウンテンジャケットは失敗だったかもしれません。
zip in zip は、正直よくないと思います。
体温調節のため、脱いだり着たりすることを考えると、一体化されてしまうのはかえって不便です。
常に一体化して使うなら、それなりに良いところもあるかもしれません。
しかし、気になるのは、ミドルをアウターに組み込むと、ミドルの前が完全に合わさらず、数センチの隙間ができることです。ここは断熱材なしという事になってしまいます。
もしかしたら、その隙間を補う意味でフラップを外せないのかもしれません。
ノースフェイスのジャケットは、街着としてはよいかもしれませんが、山には適さないのかもしれません。
2011/1/20
去年の山と渓谷を読んでいたところ、特集ページの中で、どこかのショップの人がマウンテンジャケットを薦めていました。
たしか、柔らかくて、裏地がある分保温性も高いのがおすすめの理由だったような気がします。
裏地があることによる、保温性については疑問です。あの一部メッシュのペラペラ一枚で保温性はアップするんでしょうか?
そもそも、保温性はミドルのフリースやダウンに持たせればすむ話です。
2レイヤーのメリットは、裏地があって袖通しがしやすく、柔らかいため着心地もよい、というところなのではないかと思います。
2011/1/30
大枚はたいて買ってしまったので、現在は、マウンテンジャケットを持って行っています。
幸い、今のところ、強風に吹かれることもないため、あまり出番はありません。休憩時はもっぱらダウンを着こんでいて、それで十分です。
ジャケットは、モンベルの5リッターのスタッフバッグに入れています。もしかしたら3リッターでも入るのかもしれませんが、あまりぎゅうぎゅうに入れると、生地が傷みそうだし、入れにくいし、パンパンに入れると、結局パックの中で隙間ができそうだし、ということで、5リッターのまま使っています。
やはり、ダイナアクションパーカのペットボトル1本分の収納サイズというのはとても魅力的です。
ちなみに、マウンテンジャケットに収納袋はついていません。
2011/11/25
ブログのアクセス状況を見ていると、秋ごろから明らかにマウンテンジャケットに対するアクセス数が伸びてきて、この一か月では、のべ786人もの方がこのページを参照されているようです。季節を感じます。
マウンテンジャケットは機能的には前述のように、モンベルの3レイヤーに見劣りします。
ただ、モンベル製品も好きでいくつか使っていますが、基本的にデザインが野暮ったい。
うちのには当初モンベルの山用パンツをはかせていましたが、これも正直かなりダサかった。まあ、元の体形がよくないという話もありますが。
(^_^;)
結局うちのはノースフェイスのパンツに買い替えて、これはずいぶんとよくなりました。馬子にも衣装です。
モンベルのキャッチフレーズはファンクションイズビューティですが、残念ながらビューティーとは思えないというのが正直なところです。
日本人としてぜひ頑張っていただきたいとは思うのですが。もう少しデザインに気を使ってくれてもいいんじゃないかなと思います。
ちなみに山岳保険はモンベルで加入しています。
というわけで、タウン主体でたまに低山ハイクにという方は、デザインでマウンテンジャケットを選んでも構わないかもしれません。
今となっては見劣りするけれど、ちょっと前まではみんなこんな感じだったわけですし。
少しでも軽くコンパクトに山行したいという方は、他を検討した方がよいかもしれません。
デザイン的には十分満足して気に入っています。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。