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映画 プール2011/08/15 07:43

 来月タイに行く予定です。

 そんなわけで、ゲオに立ち寄ったところ、うちのがチェンマイが舞台の「プール」という映画を持ってきました。昨日の夕方それを見てみたわけですが。

 舞台は空港からのスタートで、見た感じ小さくてバンコクのスワンナプーム空港には見えないので、おそらくあれがチェンマイの空港なのでしょう。

 街中、というか村の中の風景は、数年前に訪ねたベトナム郊外を彷彿とさせます。

 で、ゲストハウスなるところにつくと…、と話は続いていくわけです。



 ゲストハウスについたあたりで、これって、北欧の話と同じ監督? とうちのに聞いたら、「かもめ食堂」とは監督が違うんじゃない、女だし、ということでした。

 そうそう、かもめ食堂でした。

 出ているキャストが重複しているし、雰囲気も似ているし、と思って後で検索したら同じスタッフが作っているとか。

 かもめ食堂は悪くはない映画でした。



 が、しかし、こっちの映画はどうかと思いました。山なし、落ちなし、意味なし、といった感じで、えっ、これで終わっちゃうの、という感じです。

 エンドロールを見ていたところ、原作が桜沢エリカで、ちょっとびっくり。

 う~む、でも、それならわかる気がします。桜沢エリカの場合、画(え)で見せる部分があるので、あの画で読んだら結構面白いのかもしれません。

 逆に、もたいまさことか小林聡美は、現実的というか庶民的過ぎて桜沢エリカの世界の人ではないような気がします。

 母と娘のやり取りを聞いていても、どう聞いても母がだめ。身勝手な理屈の通らない人間にしか思えません。

 これがビジュアル的に、いかにも世間離れした人だとまた違ってくるような気もします。なので、これが桜沢エリカの画だと違ってくるのかもしれません。



 ネットで検索すると、タイトル通りにプールがメインの映画で、フォトジェニックな絵がどうのこうのとか書かれています。

 でも、正直、プール自体の意匠はちょっと面白いと思ったものの、絵全体は感動的でもないし、さして美しいわけでもないし、後から読んで、えっ、そーだったの、という感じでした。

 天候に恵まれなかったかもしれないけれど、もうちょっと頑張って撮影した方がよかったと思います。

 そもそもロケハンに失敗しているのかもしれません。予算が足りなかったのだとしたらそもそも映画を作るべきではなかったのかもしれません。



 レビューのところで、監督の演出は時に拙いと書いている人もいたけれど、私から見ると全般的に拙い気がしました。



 邦画はしょぼくてがっかりすることが多いため、基本的に見ることはありません。また、今回も邦画のダメさ加減を確認してしまいました。
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