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ビジネスクラスの価値2016/02/21 07:03

 上級キャビンの搭乗回数も現在31回で、それなりに乗ってきたので、ビジネスクラスについて書いてみようかと思います。私は観光旅行でしか使ったことがないので観光者目線での話です。



 大昔の飛行機はモノクラスだったようです。現在モノクラスといえば通常はエコノミークラスのみですが、当時飛行機に乗る乗客といえば金持ちばかりだったため、全席ファーストクラスという状態だったようです。

 そのうちに一般庶民も乗るようになりエコノミークラスが登場し、さらに旅行者相手の割引運賃も出てきたようです。そうすると正規料金でエコノミークラスに乗っているビジネス客は面白くありません。そこでエコノミークラスとは別にビジネスクラスを設けたようです。

 当初のビジネスクラスはエコノミークラスに毛が生えたもののようで、シートピッチが広くなってリクライニング角度が深くなる程度のものだったようです。今のユナイテッド航空のエコノミープラスのようなものかなと思っています。

 そのうちに儲かるビジネスクラスの競争は激しくなりどんどん座席は進化して、今では長距離線の新型シートはフルフラットが当たり前となりました。

 シンガポール航空に至ってはシート配列も1-2-1で、ここまで来るとシートだけならファーストクラスと変わらないんじゃないかと思うくらいです。



 そんなビジネスクラスの料金はといえば、長距離路線は60万円代くらで、少し安いところだと40万円台になり、更に安い場合には20万円代後半という感じだと思います。稀に10万円台のものも登場する場合がありますが。

 まあ、基本は60万くらいすると思っていたほうが良いと思います。手元にあるJTBのニュージーランドパンフレットでもビジネスクラスへのアップグレードは往復40万円くらいとなっています。

 そうなると60万円も出す価値が有るのかということになります。



 ビジネスクラスとエコノミークラスの主な違いは次のとおりです。

1 シートがフルフラットになり横になって移動できる
2 航空会社のラウンジが使える場合がある
3 エコノミークラスより早く搭乗できる
4 無料で乗せられる荷物が増える。
5 リムジンサービスが付く場合がある

 5番のリムジンサービスは、やっている会社のほうが少ないと思います。去年利用したエティハド航空では帰りのミラノで使ってみました。泊まったクラウンプラザのリムジンサービスを見てみたところ、同様のサービスは200ユーロくらいしたと思うので、とても得した気分でした。
(^^)

 でも、逆に言えば200ユーロくらいの価値しかないということになります。




 4番の荷物は、普通は多くても大型スーツケース1つだと思います。私は今まで役に立った試しがありません。



 3番の優先搭乗も、持ち込み荷物が大きい人以外はあんまり意味のない話です。座席自体は指定されているんですから。



 2番のラウンジはピンからキリまであります。

 エティハド航空のアブダビ空港ラウンジは広々として食べ物の種類も豊富でスパやネイルサロンまであります。タイ航空のバンコク空港もマッサージが有名ですし仮眠室もあります。ターキッシュエアラインのイスタンブール空港のラウンジもとてつもなく広くて豪華でした。
(^^)

 基本的に航空会社が運営するラウンジは上級キャビンの客や上級会員をもてなすところなのでできるだけ快適に作ってあるのが普通です。

 ただし、ユナイテッド航空のロサンゼルス空港ラウンジのように狭くて食べ物はスナックのみでアルコールは有料でシャワーもなしという、これ本当に航空会社のラウンジなのか、というところもありました。
(-_-;)

 また、空港によっては自社や提携航空会社のラウンジが存在せず、誰でも入れる有料のラウンジが代わりに提供されているところもあります。

 ミラノの空港がそうでした。なんとアリタリア航空でさえ自社ラウンジがありませんでした。
( ̄□ ̄;)!!

 有料ラウンジの設備や雰囲気は航空会社のラウンジに比べて格段に下がるのが普通です。



 ラウンジのいいところは比較的安全で、シャワーを浴びてリフレッシュして、座り心地の良い椅子でビールやスパークリングワインを飲みながらゆったり休めるところです。Wi-Fiやスパなど暇つぶしの手段もあります。

 そのため長時間のトランジットとなった場合には疲れが全く違ってきます。以前コロラド空港で次のフライトが大幅に遅延した際もラウンジで休んでいられました。

 ただ、これらのラウンジにしても、大きな空港では先ほど書いたように誰でもお金さえ払えば入れるラウンジがある場合もあります。

 また、楽天の年会費1万円のゴールドカードを作れば多くの空港の有料ラウンジや航空会社ラウンジが無料で使えるプライオリティパスがついてきます。

 そう思うと、ビジネスクラスのラウンジにどれだけの価値が有るのかも疑問です。



 1番目のシートが最も決定的に違うところだと思います。

 3番や4番は私にとってはほとんど意味が無いと感じるし、5番はホテルや空港のリムジンサービスを使えば済む話です。2番めにしてもしょぼいラウンジしかない場合もあるし、逆にそれなりの設備の有料ラウンジが使える場合もあります。

 しかし、シートだけはビジネスクラスとエコノミーの違いははっきりしていてなおかつ代替手段がありません。

 決定的に違うのが深夜の長距離フライトです。エコノミークラスの場合、途中で目が覚めると苦行以外の何物でもありません。

 以前のフライトでは、寝心地の悪さから度々目が覚めて、その都度大して時間が経っていなくて絶望的な気分に襲われたこともあります。

 人によってはレオンのように椅子に座っていても寝られるという人もいるかもしれませんが、私は横にならないとぐっすり眠れません。

 特に旅先でレンタカーを使うような場合には、疲れが危険に直結してきますから、ビジネスクラスのシートは価値があります。



 とはいえ、昼間の便の場合は会社でも1日座っているわけなので別に苦になるわけでもありません。

 また、夜便でも当日は長距離運転しなければ済む話でもあります。

 それにエコノミークラスに比べれば広いと入ってもそのサイズは大体200cm x 60cm位です。これはオートキャンプで寝るときに使うエアマットのサイズと同じです。個人のスペースは漫画喫茶にも劣ります。

 そう思うと、横になっていけるというものだけに数十万円を払うというのは疑問に思います。というか私自身は60万出して乗ろうとは思いません。

 よく言われるように、その分ホテルをアップグレードしたほうがよほど幸せな旅行になると思います。

 私自身は、マイルや有償アップグレード(片道数万円)、20万円を切る格安のビジネスクラスチケットでしか乗ったことがありません。



 そういえば、機内食を忘れていました。ビジネスクラスの機内食は、エコノミークラスがワンプレートで出されるのに対して、会社やフライトにもよりますが、大概は普通のレストラン同様陶器の食器で別々に提供されます。前菜から始まって、メイン、デザートとコースになるのが普通です。

 アルコールも飲み放題選び放題。弟を乗せた時には次々にシャンパンが注がれるのに感動していました。

 ただ、そもそも機内食は気圧や材料の調達、衛生面や調理方法など、色々と制限がある料理です。また会社やフライトによってはしょぼい料理の時もあるので期待は禁物です。

 味だけで言ったら地上の著名なレストランや名店で食べたほうが絶対にうまいと思います。



 とはいえ、最初にビジネスクラスに乗った時には、雰囲気の良いラウンジや、しっかり倒れるリクライニングシート、陶器の食器で出される食事など、エコノミークラスとは別世界なのに感動したものです。

 特に最初のフライトは普通はビジネスクラスでないと乗れない憧れの747の二階席だったので、その特別感や、十分な荷物スペースに感動もひとしおでした。

 それからもビジネスクラスには乗りたくて仕方がありませんでした。フルフラットに乗ってみたいし、スタッガードにも乗ってみたいし、ヘリンボーンにも乗ってみたい、いろんな会社のラウンジにも行ってみたい、と。

 なのでビジネスクラスに乗ってみたいという気持ち自体はとても良くわかります。

 バンコクあたりなら10万円くらいからあるので、そういうのに乗ってみるのも一つかもしれません。




 ちなみに私が過去に発券したビジネスクラスは次のとおりです。
・スェーデン往復
・アメリカ往復ファーストクラス
・オセアニア周遊(一部エコノミー)
・ペルー経由世界一周
・アフリカ周遊(一部エコノミー)
・インド片道
・ヨーロッパ往復

 まだ行っていませんが、次の旅行も予定されています。
・ソウル往復
・ニュージーランド往復(BKK-SYDファースト、一部エコノミー)



 これまでビジネスクラスで発券した航空会社
・スカンジナビア航空
・ユナイテッド航空
・シンガポール航空
・ニュージーランド航空
・タイ航空
・ターキッシュエアライン
・エジプト航空
・ANA
・コパ航空
・TACA航空
・ルフトハンザ航空
・エティハド航空
・アリタリア航空
・アシアナ航空


 当時はよくわかっていませんでしたが、多分US Airwaysも乗ったことがあるんじゃないかと思います。

 費用については殆どがマイルを使った発券なので、概ねエコノミークラスに毛が生えたくらいか、場合によってはエコノミー以下です。



 これまでのベストフライトはルフトハンザのフランクフルト-北京だと思います。ラウンジは広くて快適。最新の747-8 Intercontinentalの拡張された二階にある席でシートも最新型のフルフラット。二階席なので荷物スペースはたっぷりで、CAも明るくフレンドリー、食事も美味しい、文句なしのフライトでした。

 2番めはニュージーランド航空のパース-オークランドです。ラウンジはなぜかシンガポール航空ではなくカンタスのラウンジで、広くはなく質素で今ひとつでした。

 しかし機内は初体験のヘリンボーンシートと青紫の照明で近未来的。シートは完全水平な上に当時珍しいマット付きで寝心地が素晴らしく完全な熟睡ができました。CAも紳士的で素晴らしかった。

 食事もラム肉の煮込みが激ウマ。ビジネスクラスのビーフステーキはパサパサしていて火も通り過ぎで、レアが好きな私としては是非避けたいものでした。そこに来ての煮込みだったので、この手があったか! と思いました。牛肉は全部煮込みにしてほしい。

 3番めは甲乙つけ難くなってきて、エティハド航空の窓側スタッガードか、ANAのビジネスクレードルです。

 スタッガードはタイ航空でも乗ったことがありますが、通路側の席を選んでしまい、プライバシー感ゼロでした。
(-_-;)

 捲土重来のエティハドは少々狭いものの窓側で個室感覚がありいい感じでした。
(^^)

 ANAのビジネスクレードルはフルフラットではないシートとしては秀逸だと思います。座面と背面はほぼフラットになるため、フラットにはなるけれど斜めになるライフラットのシートよりも遥かに快適だと感じました。北京-成田でとても満足しましたが、インド行きのフライトでも良さを再確認しています。

 逆にシンガポール航空の当時の短中距離用シートはライフラットの上にレザーでよく滑るためあんまり寝た気がしませんでした。

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