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シン・ゴジラ2017/04/07 21:34

 シン・ゴジラ

 去年から大分話題になっていたし庵野監督なので、借りてきてみてみました。

 見始めてすぐに思ったのはこれはギャグなの? ということ。結構笑えました。

 リアル兵器の数々もなかなかのものでした。ただ、ゴジラ硬すぎだろ、とは思いましたが。

 そして、最後まで見て。まあ、面白かったけれど、それほどでもないんじゃないか? とも思いました。

 電車爆弾とか、経口投入とか現実感なさすぎ。電気はどうしたとか、ゴジラが動いたらどうするとか。

 家で見てよかった。
( ̄^ ̄)

 と思いました。



 つくづく思うのは、どこまで行っても日本映画だなぁ、ってことです。私は日本映画を見るとそのたびに嫌な気分になるから基本的に見ません。

 演技も下手なら、セットも貧弱。見ていて引っかかるところが多すぎて没入できません。学芸会的な貧弱さです。

 漫画の方がはるかに面白くてよくできてます。進撃の巨人22巻、予想外に面白かった。長い長い伏線がようやく回収されました。そういう事だったのかぁ、あれは意味があるものだったのか。というか、連載開始時にここまで続くと思っていたんだ!?、とか色々あります。

 亜人最新刊もキャラクター的な転換点になりました。ニュージーランドで出会ったフランス人が、ア・ジン、と言っていたのが思い出されます。フランス人まで亜人を知っています。

 日本映画って相変わらず見る価値ないと思う。でも、アニメはすごいと思う。

 世の中には漫画をバカにする連中も多いけれど、漫画は素晴らしいと思う。

 浮世絵も当時は大衆の娯楽作品でしかなかったけれど、欧米人が評価したことにより、日本でも芸術品扱いされるようになったけれど、漫画も一緒。

 漫画は鳥獣戯画以来の日本の伝統的な表現技法のひとつで、十分芸術の域だと思う。荒木飛呂彦の作品はルーヴル美術館にも展示されています。

 日本のドラマや映画どころか、海外の映画ですら日本の漫画やアニメを題材にすることがそれを物語っています。まあ、映画が芸術であるならば、ですが。

 今読んでいる、成毛眞の「日本人の9割に英語はいらない」にしても漫画をバカにしていて、日本の文化が失われるのを憂いているけれど、漫画こそは日本伝統の文化だということに気が付いていない愚か者。

 成毛眞はラノベを漫画を文章にしただけのものと書いているけれど、あのぉ、漫画と小説は一体どこが違うんですか? と言いたい。

 私から言わせれば、北方健三の水滸伝は北斗の拳となんにも変わりがありません。人智を超えたありえない超人が無双をするというお話。漫画と小説の境界ってあるんですかと思います。

 単に画才がなくて文章しか書けない人が書いたものが小説じゃなくて? と思うだけ。まあ、半分冗談だけれど。

 以前、小栗 左多里が、漫画をバカにして映画を尊ぶ連中に対して、漫画が絵になっていて思考力が要らないというんなら、映画なんて動いて音までついている究極のバカ向けメディアだ、でもそれ見るでしょ、みたいなことを書いていたと思うけれど、まったく同意。

 小説も漫画も映画も大して違いはないのよ。

 フィクションはあくまでも個人の脳内の妄想を脳外に表現しただけのもので、それが文章か、絵か、動画かという違いです。

 昔、立花隆が、ドキュメンタリー以外のものに価値はなしとか書いていたことがあったけれど、ある意味正しいと思う。(でも友達の妹尾河童の小説は褒めてたけど)

 ドキュメンタリーつまり実話と、小説つまりフィクションに境界はあっても、フィクションの中には境界はなくて表現技法の違いでしかないと思う。

 もしかしたら、表意文字で育った民族は絵で表現するのが得意なのかもしれない。

 とまあ、それなりに飲んでいるオッサン全開の今日であった。そろそろ力が尽きるな。
( ̄^ ̄)



2017/04/30
 飲んでるオッサンが読み返してみてもひどいところがあったので一部自粛しました。
( ̄^ ̄)
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