奥多摩 六ツ石山(奥多摩駅→稲荷神社→六ツ石山→三ノ木戸林道→奥多摩駅 ― 2010/12/25 22:23
というわけで、今日は、今年最初に登った山、六ツ石山に登ってきました。もしかしたら、今日が登りおさめかもしれません。
今回は、数年ぶりに友人も参加しました。私が肩を壊した後、今度は友人が足に故障を抱え、一緒に行くのは久々でした。彼も山は久々だったので、6時間くらいのコースというリクエストを考慮し、私も再開時に登った山、六ツ石山にしてみた次第です。
六ツ石山には、水根あたりから登るルートもあるため、どうしようかという部分もあったけれど、この半年でどれだけ進歩したかを確かめる意味も含めて、前回と同じ、奥多摩駅からのピストンにしてみました。
といいつつ、帰りはバリエーションルートをとってみたわけですが。
友人と、西荻窪に6:05に到着する列車で待ち合わせ、一路奥多摩へ。もちろん、うちのも、もれなくついてきます。
奥多摩には、通常通り、7:45位についたはずです。
でもって、支度をして、出発したのが8時くらい。気温は0度でした…
奥多摩駅を出たら左折し、交差点を右折します。
氷川大橋を渡って、さらに交差点を渡ったら、ちょいさきの小路を右折します。
まっすぐ上がっていくと、突き当たるのでそこで右折し、さらにその先の民家で左折して階段を上っていきます。
車道に出るので道なりに登っていきます。
しばらく、車道を上っていくと、歩道が車道の上を交差する場所に出ます。
道標は、車道を指していますが、山道を歩きたければ、上の歩道を渡るのが吉だと思います。
前回は、夏の暑い日に、車道歩きで遠回りをしてゆきました。今回は、さっさと行きたいので、上の歩道を行きます。
歩道をわたってしばらく行くと、羽黒三田神社が見えてきます。神社の右わきをすり抜けるとさらに山道が続きます。
山道を歩いていると、車道に出るので、左手に進み、その先の道路を右手に進みます。ちなみに、ここは別のルートもあります。大差はありません。
しばらく、車道を上っていくと、三叉路にたどり着きます。昭文社 山と高原の地図には、右に行くように書いてあります。しかし、おそらく間違いです。ここは、壁にスプレー書きしてあるように、まっすぐ進んだ方がよさそうです。
ちょっと行くと、ようやく本格的な山道に入る階段があります。道標もあるはずなのでそれに従います。
山道に入ると、あとはトレースに従い淡々と登っていきます。
杉林の中の、それなりに急な坂道を登っていきます。
途中、林業が盛んなりし頃に使われていたと思われる廃屋や、敷地跡が目に入ります。
山を左に迂回するところで、小さい稲荷神社を通過します。
あとは、石尾根に出て、淡々と登り、三ノ木戸(さぬきど)山手前で、右手にトラバースしていくことになります。この辺は地図の等高線などから読み取れる通りです。
かなり落ち葉が深いので足をとられるなどして、ペースが落ちがちになります。
稜線では、時折強風が吹き、音からしてジェットでも飛んでいるのかと勘違いするほどです。
道なりに登っていくと、三ノ木戸山への分岐に出ることになります。コースタイムに比べて20分くらい遅れていたと思います。
分岐に出たところ、稜線で、鞍部気味のため、風が強く、たちまち体温が低下して、慌てて三人で引き返して山の影に入り、そこで、各々服を足しました。
私とうちのは、マウンテンパーカーと、レインウェアの上。友人は、耐風機能付きの厚手のフリースを着ていました。
それまでは、私は長袖アンダーウェアに、マイクロフリースのTシャツだったため、効果は絶大で、一気にあたたかくなり、風の中でも無問題となりました。
風があるときは、ナイロン系のシェルが必要ですね。
分岐から先はしばらくなだらかな道をゆきます。多少崖っぽいところもあるけれど、大きな問題はないでしょう。
なだらかな道が終わると、急登が始まります。大分上って行って、再びなだらかなところに出ると、六ツ石山はもうすぐです。
急登を上っている最中に柴犬が現れました。首輪が付いていて、私たちの周りを飛び回っています。うちのには近寄って撫でてもらっていました。
しかし、私には近づこうとしません。かなりビビッてます。ためしにヒグマのポーズをとってみたら、さらにビビッていました。
( ̄^ ̄)
でも、登り始めたら、後からついてきて、私の足にすり寄っていました。マーキング!?
( ̄□ ̄;!
犬のすぐ後から来た女性に尋ねたところ、境橋の民家から出てきて、ついてきてしまったという事です。ずっと先導してきて、本道ではないところをいこうとしたら、通せんぼをしたとか。
私たちが立ち話をしていたら、待ちくたびれたのか、先で座り込んでいました。
もしかしたら、民家の人は、親切そうな人を見かけたら縄を解いて、ご飯もらってこい!、と送り出しているのかもしれません。
(-_-;)
あの後、あの犬はどうなったんだろうか。奥多摩までついて行ったんだろうか。
なだらかな道をしばらく行くと、道標が出てくるので、それに従い、最後の坂道を登りきると、六ツ石山山頂です。
冬で葉が落ちているため、結構見晴らしがよく、眺めを堪能しました。
といっても、山頂はマイナス2度で、風も結構あったため、そそくさと山の影に入り、ご飯にしました。
おにぎりが、冷たく、固くなっていました。
(-_-;)
次回は、保冷袋にサーモスと一緒に放り込んでおくことにします。
サーモスの温かい飲み物が、おにぎりで冷えた体に丁度良かったです。
山頂に着くまでは、犬を連れた女性一人しかすれ違いませんでした。山頂には男性が一人ご飯を食べていて、そのあとも、単独行の男性が、二人現れました。下山中もひとり雲取山から降りてきたという男性に会いました。
思い返してみると、全員単独行ですね。仲間が寒くて来れないんでしょうか。というか、年末なので、みんなの都合がつかないのかもしれません。
下山開始は、12:15。
下山時は、三ノ木戸山より手前にあった、三ノ木戸林道ゆきの道標に従って下りてみました。
山と高原の地図では、破線の道となっていて、林道手前に「迷」マークがついています。…
三ノ木戸林道への道標部分は真新しく、最近つけたものと思われます。これだけしっかりつけてあるのだから、問題ないのではないかという話になりました。
しばらくの間、杉林の中の急斜面をひたすら下っていきます。どんどん高度を下げていく感じです。
斜面は、少々ガレた感じで、歩きやすいとは言えませんが、大変というほどでもありません。
しばしば他の作業用と思われる道と分岐していて、六ツ石山への道標がその都度おいてあります。道標が見える方の道をたどれば、問題ありませんでした。道標が見えないほうの道を下りたり上ると変なところに連れて行かれる可能性が大なので要注意です。
結構整備されていて、これのどこが難路なのか不明でした。
かなり下ると、杉林が切れ、大量の落ち葉でおおわれた、崖っぷちの一人しか歩けないような道が現れます。だいぶ難路らしくなってきました。
落ちたらかなりやばいため、結構デンジャラスな道です。
幸い途中から、林業用と思われる、モノレールが敷設してあって、これが丁度よいガードレール代わりになってくれていました。
そこからさきは、多少離れることはあっても、最後まで、モノレールが見える道をゆくことになります。
モノレールについていけば迷うことはないでしょう。
突然、人家が見えてきて、唐突に山道が終わり、アスファルトで舗装された立派な車道に出ることになります。
破線の道という事でしたが、途中の崖っぷち以外は難路らしい難路がなく、無問題でした。崖っぷちの道も落ち葉がなければ問題ないはずです。雨の日や積雪時はわかりませんが。
うちの曰く「川苔山の鋸尾根の方がよっぽど破線の道だった」ということでした。同感です。
車道に出るとなだらかな道を、てくてく歩いていくことになります。非常になだらかでとても楽ちんです。
しばらく歩くとヘアピンカーブが連続する場所にやってきます。そこに、奥多摩駅を示す道標が。
車道を歩いたほうが楽そうだし、地図にない道を行くのはどうかと思いましたが、二人が行きたがるのでそちらに行くことにしてみます。
小さい道標がしっかりあるので迷うことはないように思います。
途中枯沢を二回くらい超えた気がします。
特にどうという事もない道でした。車道より山道が好きならどうぞという感じです。おそらく、車道の方が楽だったと思います。
最終的には、羽黒三田神社からの道を上ってきて、車道に出たあたりから、ちょっと森谷建築作業場方面に下ったところに出てくることになります。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E5%A5%A5%E5%A4%9A%E6%91%A9%E9%A7%85%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%89&ie=UTF8&geocode=Fb9nIgIdVXJKCA&split=0&sll=36.5626,136.362305&sspn=21.648293,28.344727&brcurrent=3,0x601936f615f2ad19:0x60e09b2c388aa85f,0&hq=&hnear=%E5%A5%A5%E5%A4%9A%E6%91%A9%E9%A7%85%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%89&ll=35.806355,139.086576&spn=0.003602,0.005418&z=18
出たところから、ちょっと登って、羽黒三田神社を経由する道をゆくもよし、そのまま森谷建築作業場の方に下っていくのも一つです。
私たちは、車道を下ることにしました。
というわけで、2時45分くらいに奥多摩駅に到着しました。丁度電車が出ていくところで、3時6分の電車に乗り、青梅で、丁度東京行きの電車に乗ることができ、三鷹まで座っていくことができました。
前回は、かなりの膝の痛みに襲われたり、疲れたりという感じでしたが、今回は、冬用装備にもかかわらず、それなりに余力を残しつつ終わった感じです。
( ̄^ ̄)
今日の装備
行動中
フリースの帽子
フリースマフラー
極厚長袖アンダーウェア
マイクロフリースジップアップTシャツ
ゴアウィンドストッパーの中厚グローブ
ブレスサーモのアンダーウェア
ブレスサーモのエクスペディションタイプのタイツ
ストレッチ素材のカーゴパンツ
ユニクロ綿ソックス
メリノウール厚手ソックス
ニューバランスMT703GH
状況に応じて、次のものも着用
モンベル ウルトラライトダウン
ノースフェイス マウンテンパーカー
食事中は薄手のダウンとパーカを着用。
ただし、長時間は、薄手のダウンでは難しかったと思います。
下半身はエクスペディションタイツが効いているのか、全く冷えを感じませんでした。
シューズについても、足の中はホカホカでした。
予備品として次のもの
厚手のダウン
オーバーグローブ
レインウェア下
ロングスパッツ
後は、ツェルト、ウレタンマット、使い捨てカイロ。
今回は、とりあえず、ゴアウィンドストッパーのグローブを着用していました。しかし、状況によっては指先が冷たく感じる場合もあったので、これまでスキーに使っていたBergの、ゴアテックス三層グローブに変更しようかと思っています。
北海道のトマムにスキーに行った際に、モンベルの厚手のフリースとオーバーグローブという組み合わせで滑っていたところ、指先の冷えに多少悩まされました。
こんなんで、雪山に行けるんかい? と疑問に思ったものです。
で、次のシーズンは、前述の三層グローブに交換しました。このグローブは、薄手のフリースと、その上のゴアテックスフィルムグローブと、さらに、外側のシェルという組み合わせです。シェルの手の平面は、アラミドかケブラーと思われる素材で作られています。
こちらは暖かく。変えてから、ニセコ、ルスツ、トマムと使ってみましたが、グローブに関する問題は一切ありませんでした。
最初のトマムがやたら寒かったかもしれない、という可能性は一応あります。
スキー用品売り場に売っていたので、てっきりスキー用かと思っていました。今見るとどうやらアウトドア全般用のようです。
ミズノの現行製品を見ると、三層製品は、独自防水透湿素材を使っているように見えます。
2010/12/26
そういえば、道中、かなり下の方から、数センチの霜柱が大量に、生えていました。
しかし、途中や山頂にも雪は見当たりませんでした。
2010/01/10
みなちゃん様、情報をありがとうございます。
\(^o^)/
前回お会いした女性も、カヤトの道が不明瞭なところで案内してもらい、助かったとおっしゃっていました。もしかしたら、いつも案内しているのかもしれませんね。
境橋からのルートは、山と高原の地図には、破線すら書かれていないので、どういう道なんだろうと興味を持っていました。お話をうかがうとさらに興味がわきます。
イソツネ山経由でハンノ木尾根を行くのだろうかと思っています。いずれ、地形図か、他のガイドブックを入手したら、トライしてみたいと思います。
むかしみちにも興味を持っていたので、こちらもいずれ、イマイチの調子の時にでも、散歩がてら歩いてみたいと思います。
ありがとうございました。
今回は、数年ぶりに友人も参加しました。私が肩を壊した後、今度は友人が足に故障を抱え、一緒に行くのは久々でした。彼も山は久々だったので、6時間くらいのコースというリクエストを考慮し、私も再開時に登った山、六ツ石山にしてみた次第です。
六ツ石山には、水根あたりから登るルートもあるため、どうしようかという部分もあったけれど、この半年でどれだけ進歩したかを確かめる意味も含めて、前回と同じ、奥多摩駅からのピストンにしてみました。
といいつつ、帰りはバリエーションルートをとってみたわけですが。
友人と、西荻窪に6:05に到着する列車で待ち合わせ、一路奥多摩へ。もちろん、うちのも、もれなくついてきます。
奥多摩には、通常通り、7:45位についたはずです。
でもって、支度をして、出発したのが8時くらい。気温は0度でした…
奥多摩駅を出たら左折し、交差点を右折します。
氷川大橋を渡って、さらに交差点を渡ったら、ちょいさきの小路を右折します。
まっすぐ上がっていくと、突き当たるのでそこで右折し、さらにその先の民家で左折して階段を上っていきます。
車道に出るので道なりに登っていきます。
しばらく、車道を上っていくと、歩道が車道の上を交差する場所に出ます。
道標は、車道を指していますが、山道を歩きたければ、上の歩道を渡るのが吉だと思います。
前回は、夏の暑い日に、車道歩きで遠回りをしてゆきました。今回は、さっさと行きたいので、上の歩道を行きます。
歩道をわたってしばらく行くと、羽黒三田神社が見えてきます。神社の右わきをすり抜けるとさらに山道が続きます。
山道を歩いていると、車道に出るので、左手に進み、その先の道路を右手に進みます。ちなみに、ここは別のルートもあります。大差はありません。
しばらく、車道を上っていくと、三叉路にたどり着きます。昭文社 山と高原の地図には、右に行くように書いてあります。しかし、おそらく間違いです。ここは、壁にスプレー書きしてあるように、まっすぐ進んだ方がよさそうです。
ちょっと行くと、ようやく本格的な山道に入る階段があります。道標もあるはずなのでそれに従います。
山道に入ると、あとはトレースに従い淡々と登っていきます。
杉林の中の、それなりに急な坂道を登っていきます。
途中、林業が盛んなりし頃に使われていたと思われる廃屋や、敷地跡が目に入ります。
山を左に迂回するところで、小さい稲荷神社を通過します。
あとは、石尾根に出て、淡々と登り、三ノ木戸(さぬきど)山手前で、右手にトラバースしていくことになります。この辺は地図の等高線などから読み取れる通りです。
かなり落ち葉が深いので足をとられるなどして、ペースが落ちがちになります。
稜線では、時折強風が吹き、音からしてジェットでも飛んでいるのかと勘違いするほどです。
道なりに登っていくと、三ノ木戸山への分岐に出ることになります。コースタイムに比べて20分くらい遅れていたと思います。
分岐に出たところ、稜線で、鞍部気味のため、風が強く、たちまち体温が低下して、慌てて三人で引き返して山の影に入り、そこで、各々服を足しました。
私とうちのは、マウンテンパーカーと、レインウェアの上。友人は、耐風機能付きの厚手のフリースを着ていました。
それまでは、私は長袖アンダーウェアに、マイクロフリースのTシャツだったため、効果は絶大で、一気にあたたかくなり、風の中でも無問題となりました。
風があるときは、ナイロン系のシェルが必要ですね。
分岐から先はしばらくなだらかな道をゆきます。多少崖っぽいところもあるけれど、大きな問題はないでしょう。
なだらかな道が終わると、急登が始まります。大分上って行って、再びなだらかなところに出ると、六ツ石山はもうすぐです。
急登を上っている最中に柴犬が現れました。首輪が付いていて、私たちの周りを飛び回っています。うちのには近寄って撫でてもらっていました。
しかし、私には近づこうとしません。かなりビビッてます。ためしにヒグマのポーズをとってみたら、さらにビビッていました。
( ̄^ ̄)
でも、登り始めたら、後からついてきて、私の足にすり寄っていました。マーキング!?
( ̄□ ̄;!
犬のすぐ後から来た女性に尋ねたところ、境橋の民家から出てきて、ついてきてしまったという事です。ずっと先導してきて、本道ではないところをいこうとしたら、通せんぼをしたとか。
私たちが立ち話をしていたら、待ちくたびれたのか、先で座り込んでいました。
もしかしたら、民家の人は、親切そうな人を見かけたら縄を解いて、ご飯もらってこい!、と送り出しているのかもしれません。
(-_-;)
あの後、あの犬はどうなったんだろうか。奥多摩までついて行ったんだろうか。
なだらかな道をしばらく行くと、道標が出てくるので、それに従い、最後の坂道を登りきると、六ツ石山山頂です。
冬で葉が落ちているため、結構見晴らしがよく、眺めを堪能しました。
といっても、山頂はマイナス2度で、風も結構あったため、そそくさと山の影に入り、ご飯にしました。
おにぎりが、冷たく、固くなっていました。
(-_-;)
次回は、保冷袋にサーモスと一緒に放り込んでおくことにします。
サーモスの温かい飲み物が、おにぎりで冷えた体に丁度良かったです。
山頂に着くまでは、犬を連れた女性一人しかすれ違いませんでした。山頂には男性が一人ご飯を食べていて、そのあとも、単独行の男性が、二人現れました。下山中もひとり雲取山から降りてきたという男性に会いました。
思い返してみると、全員単独行ですね。仲間が寒くて来れないんでしょうか。というか、年末なので、みんなの都合がつかないのかもしれません。
下山開始は、12:15。
下山時は、三ノ木戸山より手前にあった、三ノ木戸林道ゆきの道標に従って下りてみました。
山と高原の地図では、破線の道となっていて、林道手前に「迷」マークがついています。…
三ノ木戸林道への道標部分は真新しく、最近つけたものと思われます。これだけしっかりつけてあるのだから、問題ないのではないかという話になりました。
しばらくの間、杉林の中の急斜面をひたすら下っていきます。どんどん高度を下げていく感じです。
斜面は、少々ガレた感じで、歩きやすいとは言えませんが、大変というほどでもありません。
しばしば他の作業用と思われる道と分岐していて、六ツ石山への道標がその都度おいてあります。道標が見える方の道をたどれば、問題ありませんでした。道標が見えないほうの道を下りたり上ると変なところに連れて行かれる可能性が大なので要注意です。
結構整備されていて、これのどこが難路なのか不明でした。
かなり下ると、杉林が切れ、大量の落ち葉でおおわれた、崖っぷちの一人しか歩けないような道が現れます。だいぶ難路らしくなってきました。
落ちたらかなりやばいため、結構デンジャラスな道です。
幸い途中から、林業用と思われる、モノレールが敷設してあって、これが丁度よいガードレール代わりになってくれていました。
そこからさきは、多少離れることはあっても、最後まで、モノレールが見える道をゆくことになります。
モノレールについていけば迷うことはないでしょう。
突然、人家が見えてきて、唐突に山道が終わり、アスファルトで舗装された立派な車道に出ることになります。
破線の道という事でしたが、途中の崖っぷち以外は難路らしい難路がなく、無問題でした。崖っぷちの道も落ち葉がなければ問題ないはずです。雨の日や積雪時はわかりませんが。
うちの曰く「川苔山の鋸尾根の方がよっぽど破線の道だった」ということでした。同感です。
車道に出るとなだらかな道を、てくてく歩いていくことになります。非常になだらかでとても楽ちんです。
しばらく歩くとヘアピンカーブが連続する場所にやってきます。そこに、奥多摩駅を示す道標が。
車道を歩いたほうが楽そうだし、地図にない道を行くのはどうかと思いましたが、二人が行きたがるのでそちらに行くことにしてみます。
小さい道標がしっかりあるので迷うことはないように思います。
途中枯沢を二回くらい超えた気がします。
特にどうという事もない道でした。車道より山道が好きならどうぞという感じです。おそらく、車道の方が楽だったと思います。
最終的には、羽黒三田神社からの道を上ってきて、車道に出たあたりから、ちょっと森谷建築作業場方面に下ったところに出てくることになります。
http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&q=%E5%A5%A5%E5%A4%9A%E6%91%A9%E9%A7%85%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%89&ie=UTF8&geocode=Fb9nIgIdVXJKCA&split=0&sll=36.5626,136.362305&sspn=21.648293,28.344727&brcurrent=3,0x601936f615f2ad19:0x60e09b2c388aa85f,0&hq=&hnear=%E5%A5%A5%E5%A4%9A%E6%91%A9%E9%A7%85%EF%BC%88%E6%9D%B1%E4%BA%AC%EF%BC%89&ll=35.806355,139.086576&spn=0.003602,0.005418&z=18
出たところから、ちょっと登って、羽黒三田神社を経由する道をゆくもよし、そのまま森谷建築作業場の方に下っていくのも一つです。
私たちは、車道を下ることにしました。
というわけで、2時45分くらいに奥多摩駅に到着しました。丁度電車が出ていくところで、3時6分の電車に乗り、青梅で、丁度東京行きの電車に乗ることができ、三鷹まで座っていくことができました。
前回は、かなりの膝の痛みに襲われたり、疲れたりという感じでしたが、今回は、冬用装備にもかかわらず、それなりに余力を残しつつ終わった感じです。
( ̄^ ̄)
今日の装備
行動中
フリースの帽子
フリースマフラー
極厚長袖アンダーウェア
マイクロフリースジップアップTシャツ
ゴアウィンドストッパーの中厚グローブ
ブレスサーモのアンダーウェア
ブレスサーモのエクスペディションタイプのタイツ
ストレッチ素材のカーゴパンツ
ユニクロ綿ソックス
メリノウール厚手ソックス
ニューバランスMT703GH
状況に応じて、次のものも着用
モンベル ウルトラライトダウン
ノースフェイス マウンテンパーカー
食事中は薄手のダウンとパーカを着用。
ただし、長時間は、薄手のダウンでは難しかったと思います。
下半身はエクスペディションタイツが効いているのか、全く冷えを感じませんでした。
シューズについても、足の中はホカホカでした。
予備品として次のもの
厚手のダウン
オーバーグローブ
レインウェア下
ロングスパッツ
後は、ツェルト、ウレタンマット、使い捨てカイロ。
今回は、とりあえず、ゴアウィンドストッパーのグローブを着用していました。しかし、状況によっては指先が冷たく感じる場合もあったので、これまでスキーに使っていたBergの、ゴアテックス三層グローブに変更しようかと思っています。
北海道のトマムにスキーに行った際に、モンベルの厚手のフリースとオーバーグローブという組み合わせで滑っていたところ、指先の冷えに多少悩まされました。
こんなんで、雪山に行けるんかい? と疑問に思ったものです。
で、次のシーズンは、前述の三層グローブに交換しました。このグローブは、薄手のフリースと、その上のゴアテックスフィルムグローブと、さらに、外側のシェルという組み合わせです。シェルの手の平面は、アラミドかケブラーと思われる素材で作られています。
こちらは暖かく。変えてから、ニセコ、ルスツ、トマムと使ってみましたが、グローブに関する問題は一切ありませんでした。
最初のトマムがやたら寒かったかもしれない、という可能性は一応あります。
スキー用品売り場に売っていたので、てっきりスキー用かと思っていました。今見るとどうやらアウトドア全般用のようです。
ミズノの現行製品を見ると、三層製品は、独自防水透湿素材を使っているように見えます。
2010/12/26
そういえば、道中、かなり下の方から、数センチの霜柱が大量に、生えていました。
しかし、途中や山頂にも雪は見当たりませんでした。
2010/01/10
みなちゃん様、情報をありがとうございます。
\(^o^)/
前回お会いした女性も、カヤトの道が不明瞭なところで案内してもらい、助かったとおっしゃっていました。もしかしたら、いつも案内しているのかもしれませんね。
境橋からのルートは、山と高原の地図には、破線すら書かれていないので、どういう道なんだろうと興味を持っていました。お話をうかがうとさらに興味がわきます。
イソツネ山経由でハンノ木尾根を行くのだろうかと思っています。いずれ、地形図か、他のガイドブックを入手したら、トライしてみたいと思います。
むかしみちにも興味を持っていたので、こちらもいずれ、イマイチの調子の時にでも、散歩がてら歩いてみたいと思います。
ありがとうございました。
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