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本 村上隆 芸術闘争論2011/02/20 18:45

 新聞を読んでいたところ、村上隆の芸術闘争論、なる本の広告が載っていました。なかなか面白そうだったので、うちのに頼んで、図書館で予約してもらいました。

 ようやく順番が回ってきたものの、他にもいろいろ読みたいものなどがあり、週の後半になって、うちのにせかされて、ようやく読みはじめました。

 読み始めてみると、面白い。かなり面白い。

 現代美術の歴史やら見方やら、アーティストになるには、や、美大の予備校と美大の実態など、今まで知らなかったことがいろいろ書いてあります。

 欧米アートには見方に関するルールがあるけれど、日本の学校教育はそんなの無視で、自由に作りなさい、となっているので、全然評価されない。

 言ってみれば、将棋には定跡や手筋があるわけですが、そんなの全然勉強せずに、自由に打ちたい、個性で打ちたいと、適当に打っているから全然勝てない、そういうことのようです。

 そうだったのか、しらなんだ…



 残念ながら、時間切れで返却してしまいました。芸術起業論をベースにしているところもあるので、そちらを借りてみて、再度闘争論も借りてみたいと思います。

 村上隆の作品自体はネットやメディアでも見たことがあると思います。でも、単におたく的なものをネタにした、奇をてらっているのが売りのはやりものくらいに思っていました。

 実際には、作品作りのための、色々なルールや執念があり、その上でのものだとわかりました。パラダイムシフトが起こりました。



 にしても、この本を読むと、美大向けの大手、中小予備校が存在していて、絵心もない素人を立派に合格できるようにしてくれるようです。

 どの予備校に入るかどうかで、合格の可能性も大きく変わってきてしまうようです。学校によって、芸大の油絵科が得意だったり彫刻科が得意だったりするようです。

 これ、知ってると知らないでは、雲泥の差です。親や先生が無知だと、子供は大変苦労することになります。

 ドラゴン桜を読んで、受験テクニックを知っているか知らないかでいかに差がつくかに驚きましたが、美術の世界でも大きな差がつくんですね。

 無知で貧乏な親の子供は、学習機会に恵まれず、また無知で貧乏な親を再生産するという仕組みを改めて感じました。南無~。

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