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2014年 ケニア個人旅行2014/11/01 12:20

Olare Motorogi Conservancy
 (Olare Motologi Conservancy でゲームドライブ中に撮影)

 というわけで、ケニアに行ってきました。
http://tips.asablo.jp/blog/2014/10/25/7473687

 今回の旅行も個人旅行でした。当初ケニアの個人旅行は不可能なんじゃないかと思うくらい難航しました。そこで、私達がどのように手配したかを残しておこうと思います。

 なお、この旅行はとにかく安くというものではなく、お金はかかってもいいから安全快適に旅行するというものです。去年のペルー旅行では帰ってきてから寝こむほど疲労がひどかったので、それに懲りて今回はそういう旅行にしてみました。



■旅行代理店
 アフリカへの旅行としてイメージされるのは、危険、キツイ、汚い、じゃないかと思います。私が調べたところ、とにかくナイロビが危険極まりなくて、さらに旅行会社の客引きに騙されてぼられて、ドライバーにも騙されて、泊まった宿の設備はクソみたい、な感じでした。

 それはたまらんということで、やはり今回ばかりはまともな旅行会社に手配を頼もうと思いました。

 最初は地球の歩き方にも載っている日本人経営のDodoWorldに問い合わせてみました。ホームページに載っている、私達の日程に近いプランを選んで、見積もりを頼んだ所、出てきた金額は2,800ドルくらいで、全額前払。しかも、旅程はなんか魅力に欠けます。
(-_-;)

 ロッジも気に入らなかったので、地球の歩き方に載っている景色のよさ気なMara serenaに変えた見積を頼んだら、3,000ドルを超えてしまいました。
(-_-;)

 DodoWorldの場合はプライベートカーのみで他の旅行者との混載はしなかったと思います。それ自体はいいっちゃいいんだけどあまりにも高い。

 現地の費用だけで3,000USDオーバーってどうなんだ? と思い、それではと現地の旅行代理店に見積もりを頼んだ所、混載で1,500USD程度の見積が出てきました。

 おお! 安いのがあるじゃないか、と思ったけれど。見積に入っているロッジの評価をトリップアドバイザーで見たら、ほとんど最低の順位のロッジで、並んでいるレビューは設備が壊れてるとか水が濁っているとか怨嗟の声。
(-_-;)

 ロッジの指定をして、プライベートカーにしたらいくら? と聞いたら、ランドクルーザーでの場合は、2,800USD位という見積が帰ってきました。
(-_-;)

 高いのぉ、と思って安いところを検索していたら、ファイブスタークラブという日本の旅行代理店が安かろう悪かろうらしいということが分かりました。

 また、ロッジもムパタクラブとかいう日本人経営のこれまた眺めがよさ気で快適そうなところに泊まっている人がいました。

 そこで、ファイブスタークラブの店舗に行って見積を頼んだ所、最初は安かったけれど、ムパタクラブを指定した所、結局三十数万円ということでした。
(-_-;)

 やっぱり現地旅行代理店かのぉと、他の所にも見積もりを頼んだのですが、車がハイエースみたいなバンだったり、ランクルの上が開くだけのやつだったりして魅力に欠けます。

 やっぱり、こういう感じの開放的なやつで、動物を間近に感じながらサファリをしたいじゃないですか。

http://specials-images.forbesimg.com/imageserve/02zNerK5i412V/0x600.jpg?fit=scale&background=000000



■Safarilinkのパッケージ
 ここで煮詰まってしまって、いい加減もう嫌になってきて、プランを作るのをしばらく放置していました。

 が、いつまでも放置しているわけにも行かず、仕方がないのでLonely Planetのケニアを買って読んでみたりもしましたが、結局旅行代理店選びの所が問題です。ただ、ロッジのガイドは公園に詳しいから良いというのは大きなポイントでした。

 その後、他の人のブログを見ているうちに、航空会社のパッケージを延泊して、という一文が目に入りました。なんだって!? そんな手があるのか!?
( ̄□ ̄;!!

 と、思い、試しにSafarilinkやAirKenyaのウェブサイトを見ると、確かにパッケージというメニューがあって、それを見ると、アンボセリのオルトカイロッジに泊まって二泊三日で一人790USD。マサイマラもイントレピッズで890USD。ってことは二箇所で1,680USDです。103円で計算すると173,040円。
( ̄□ ̄;!!

 ただし、一日80ドル程度のパークフィー(公園入場料)は入っていません。例えば、アンボセリの場合には二泊三日なら2日分のパークフィーが必要です。

 航空会社に頼んだ場合は、当然航空機での公園往復になりますから、早いし、疲れないし、交通事故の恐れや、途中で賊に襲われる恐れもありません。

 空路なら片道1時間程度ですが、陸路だと片道6時間とか8時間くらいかかるようです。行く最中にも景色が見られるかもしれませんが、その時間は考えものです。

 また、エアストリップ(滑走路)とロッジとの間の送迎や一泊あたり二回のゲームドライブ、三食も入っています。

 ゲームドライブというのは、大概は朝と夕方の二回、一回二時間位ででかける動物探しのドライブのことです。これはサファリの醍醐味ですから外せません。

 この送迎とゲームドライブが甘くなくて、送迎は片道40ドル位、ゲームドライブに至っては80ドル位する場合があります。ホテルのレビューを読んでいると、これを知らずに行って不満を述べている人達がいます。パッケージにしたほうがお得だと思います。

 例えば、オルトカイの場合、航空券は往復300ドル位だったと思います。って事は500ドルで二泊分ですから、一泊25,000円位。単純に一人分としては高いけれど、三食とゲームドライブとエアストリップ送迎がついてきます。

 また、オルトカイロッジのトリップアドバイザー評価は、アンボセリでは一位です。といっても5件のうちですけれど。ただ、公園内のほぼ真ん中にあって、公園中何処へでも行きやすいです。

 パッケージの料金は、一人790USDでした。


■マサイマラ
 オルトカイの方は、他に選択肢がないのでこれで決まりでしたが、マサイマラをどうするかに悩みました。890USDのMara Interpidsパッケージと、2,000USD位のパッケージの2つがあります。

 2000ドル位のパッケージの中にはKempinskiがあります。Kempinskiはヨーロッパ最古の高級ホテルグループと書かれています。マイケル・ジャクソンが泊まるようなホテルです。

 元々30万くらいは覚悟していたわけだし、Kempinskiにも泊まってみたいし、Kempinskiの車は上記の写真のようにランクルのオープンタイプです。チーターを至近距離で見られるかもしれません。それにアフリカはこれで最初で最後だと思っていたので、悔いないようにしておこう、ということで、Kempinskiに泊まることを検討しました。

 が。やっぱり高いので、ダメ元でKempinskiのサイトを見てみたところ、なんと一室(二人)1,270USDで一泊できるではないですか。それも三食の他にワインやビールも付いているし、ランドリーサービスにブッシュミールサービスまでついています。もちろん空港送迎やゲームドライブもセットです。
( ̄□ ̄;!!

 これしかない、ということで、ホテルを直接予約して、航空券をSafarilinkのサイトから予約することにしました。往復で354USDなので、合計で一人1,624USDでした。


■接続時間
 そこで問題だったのは接続です。ナイロビには何の魅力も感じていませんから、アンボセリから帰ってきた後、すぐにマサイ・マラに飛びたいと思っていました。しかし、接続時間は15分。
(-_-;)

 これ、絶対無理だろと思っていましたが、なんとSafarilinkは同日のコネクションを保証しています。
( ̄□ ̄;!!
http://www.flysafarilink.com/Travel-information/flightconnections

 これ、本当じゃなかったらたまらないので、メールで確認した所、やはりOKでした。最後までこれが心配でしたが、実際に何の問題もなく即座に接続することが出来ました。

 回答をくれたのはCarolで、これ移行ずっと対応はCarolがしてくれました。

 Wilson空港は狭くて、ボーディングブリッジなんてありませんでした。そもそも軽飛行機がメインのようです。そのため乗客は搭乗口から歩いて飛行機まで行きます。到着機から出発機まで数分で移動できるし、係の人が案内してくれます。

 というわけで、Safarilinkを選ぶのが確定しました。SafarilinkはどうやらAirKenyaで働いていた人がスピンオフして作った会社のようです。後発のためサービスが良いのかもしれません。チェックインカウンターがあるロビーも新しく近代的でアフリカとは思えない素晴らしさでした。


■市内移動
 残るは、ナイロビ市内の手配です。これもSafarilinkのFAQに次のように書かれています。
<<
Can you organize a transfer between Jomo Kenyatta International Airport and Wilson Airport?
Yes, provided you give us at least 48 hours notice we will arrange for you to be met upon exit from the Arrivals Hall and brought to our Check-in. We will advise you of the cost but it is your responsibility to make payment directly to the taxi company. 
>>

 料金の目安を教えてもらえるのはとても嬉しい。ということで、早速メールをしてみたところ、次の見積もりが届きました。

Nairobi -> Sovereign suites: 45USD
Sovereign suites <-> Naibasha lake: 230USD
Sovereign suites -> Wilson airport: 45USD

Wilson airport -> Sarova stanley: 45USD
Sarova stanley -> JKIA: 45USD

 ナイロビ郊外のホテル、ソヴェリンスイーツに送迎費用を確認した所、片道45USD per personでした。ってことは、私達は二人なので90USDということになります。また、ソヴェリンスイーツに車を一日チャーターする見積を頼んだら230USDという回答だったのでそれは全く同じです。

 サロバスタンレーとの間が割高に感じましたが、ソヴェリンスイーツが大幅に安いのでそれでもこちらのほうがお得です。また、もしかしたらCarolは帰りのホテルもソヴェリンスイーツのつもりで見積もってきたのかもしれません。

 いずれにしろ、ナイロビ市内の移動がSafarilinkによって確実に保証されるわけなので、これにしない手はありません。ということで、これもお願いしました。


■ナイロビ市内宿泊
 他にはソヴェリンスイーツとサロバスタンレーの予約が必要でしたが、ソヴェリンスイーツはHotels.comで二泊朝食Wi-Fi付きで35,380円。サロバスタンレーはホテルのサイトで直接申し込んで、ベッドと無料Wi-Fiで163.84USDでした。

 というわけで、総額としては次のとおりです。

ナイロビ市内: 45x4 + 230 + 163.84 USD + 35,380円
マサイマラ: 1,624USD x 2 + 80USD x 4
オルトカイ: 790USD x 2 + 80USD x 4
1ドルを103円で計算すると二人の総額は640,814円。一人あたりは320,407円となります。



■旅行内容
 結局30万超えてんじゃねぇか!? と思われるかもしれません。しかし、アンボセリとマサイマラの往復は飛行機です。オルトカイロッジもケンピンスキーも車はランクルの窓がないオープンなタイプでした。

 ケンピンスキーは実はOrale motorogi conservancyというところにあり、マサイマラの外の私有地です。そのため、道路以外にも車を乗り入れることが可能です。その結果、上記写真のように、本当に野生動物の間近まで接近することが出来ました。

 また、本当かどうかわかりませんが、航空機で来る客は上客なのでホテル側が優遇すると書いている人がいました。そのせいかどうか、オルトカイでは湿地に近くレストランにも近い条件のいい部屋が用意されていましたし、食事の際も良い席が用意されているように感じました。

 ケンピンスキーでも眺めの良くバルコニーやテント内が広いファミリールームが用意されていました。あとでハネムーンスイートを見せてもらった所、部屋の中は私達が泊まったテントと同じでした。

 また、たまたま空いていたからだと思いますが、オルトカイもケンピンスキーも全部のゲームドライブが私達二人だけで、プライベートカー状態でした。プライベートカーだと、自由に車を停めてもらえるし、リクエストも出せます。撮影時にも好きに良い席に移動できます。

 ロッジやキャンプのガイドは自分達のエリアを知り尽くしているので何処に何の動物がいるかわかっています。そのためアンボセリでもチーターとライオンを見ることが出来ました。Carolによるとアンボセリではそれらを見るのはsometimes rareだそうです。Olare motorogiでもガイドのBernardが熱心に探してくれてついにレオパルドを見ることが出来ました。ツアーのガイドではこういう具合には行かなかったと思います。

 ナイロビのドライブもずっと同じドライバーのJosephが運転してくれて、こちらもプライベートカーでした。ただし、車はランクルではなくカローラフィールダーでした。カローラフィールダー自体は悪くない車で、私もたまに借りることがあります。ただ、ケニアの段差が多くてダートもある道路を走るには今ひとつかなとは思いました。

 JosephにはCrater lake game sanctuary とHell’s gate national parkに連れて行ってもらいました。Hell’s gateは通過するだけのつもりでいましたが、Josephは使い込んだガイドブックを持っていて、色々と動物を見せて解説してくれました。もちろん私達の思うように撮影出来ました。

 Hell’s gateについて他の人のブログを見るとサイクリングをしていました。車の乗り入れはできないものと思っていた所、Carolから車で中を移動したらどう? という提案がありました。それは願ってもなくて、おかげで十分に公園内を見ることが出来ました。

 Kempinskiはさすがに豪華で、テントの内装は素晴らしいものがありました。食事もアフリカとは思えない東京のレストランのような料理でした。また、驚いたことにこちらはオルトカイロッジと違って敷地にフェンスがありません。そのため、すぐ近くまで動物たちがやってくることができ、部屋からもキリンやアンテロープ、カバなどを見ることが出来ました。

 ちなみに、ムパタクラブやセレナは、トリップアドバイザーの評価を見ると順位が下の方です。

 というわけで、お金に余裕が有るのであれば、私は絶対にサファリリンクを使った旅程をおすすめします。ナイロビ到着時の最初の深夜のドライブこそ不安でしたが、それ以外は一切不安を感じること無く、清潔で快適な旅行を楽しむことが出来ました。完全にケニアに対するイメージが変わりました。

 さすがに32万は高いという場合には、Mara interpidsの890USDのパッケージにするのもひとつだと思います。それだけで734USD下がりますから、25万円くらいになります。ただし、Interpidsは国立公園内なのでOlare motorogiのように何処にでも入っていけるというわけではないと思います。

 Carolとのメールの感じでは、他のロッジやキャンプも用意してくれるのではないかと思います。例えば、市内のホテルについては、Carolの方で用意しようかといってきましたから。予算に応じて、宿泊場所を変えてみるのもひとつでしょう。

 試しにJTBでこれから予約できる航空券込みのツアーを探してみたところ、44万円からのツアーでは、案の定地上移動に時間を取られて、アンボセリ、マサイマラではそれぞれ二回しかゲームドライブを出来ていません。宿泊施設もはっきりしません。

 59万からのツアーになると、国内移動に飛行機を使って、ロッジもキャンプも私達と同じくらいになるけれど、アンボセリとマサイマラのみで、それぞれのゲームドライブは三回。2月や3月に行こうとすると70万くらい掛かりそうです。飛行機代が15万と考えると、ケニアは45万から55万くらいはする計算です。

 ちなみにビジネスクラスの旅行を見たら、一人160万からでした。
( ̄□ ̄;!!

 もっとも、アンボセリもマサイマラも、私達が泊まったところの二倍くらいのところに泊まっています。とはいえ、それを勘案しても100万円は軽く超えることになります。

 私達は、トルコ航空とエジプト航空のビジネスクラスで、さらにナイバシャも観光しています。
( ̄^ ̄)


 やはり、個人でSafarilinkに手配を頼んだほうが安く上がると思います。ただし、ホテルや航空券のキャンセル条件はしっかりとチェックする必要があります。

 私は、ホテルは全部直前までキャンセル可能なプランを選びました。キャンセル可能なプランは不可のプランより高いけれど、安心感はあるし、キャンセル可能なプランのほうがいい部屋を用意してくれるような気がします。

 国際線航空券については、割引チケットは大概キャンセル不可なので、頭が痛いところです。私達はマイルを使った特典航空券なので手数料を払えばキャンセル可能でしたが。

 Safarilinkについては事情によっては返金してくれるようです。

What happens if I have to cancel a booking?
Refunds for cancellations are normally only given when there are valid humanitarian grounds for the cancellation. In such circumstances you must send us full reasons for the cancellation, plus supporting documentation. See clause 16 of terms and conditions on the Safarilink website for full information.



■予防接種
 ケニア入国に際しては、黄熱病の予防接種は必須ではなかったと思います。

 ただ、私達はその後にエジプトに入国する予定だったので仕方なく接種することにしました。

 問題なのはその副反応、いわゆる副作用で、打ったところが腫れるくらいは仕方がないにしても、だるさや眼の奥の痛みなど、暫くの間、体調不良に悩まされました。一時はこれこのままずっと続くのかと思ったくらいです。
(-_-;)

 現在は全くなんにもないので時間が解決してくれたようですが。打つ場合には旅行間際はやめてしばらく前に打っておいたほうが良いと思います。

 また、そもそも打つべきかどうかというのも副反応のリスクをよく考えた上で決めると良いと思います。

 なお、今年のはじめにペルーに行っていますが、実はペルーも黄熱病汚染国だったということに今回気が付きました。
(-_-;)

 黄熱病は蚊によって媒介される病気なので、蚊に刺されなければ無問題とも言えます。

 ちなみにうちのはオルトカイロッジで薄いズボンの上から刺されましたが、今のところ発症していません。
( ̄^ ̄)



■お土産について
 リフトバレーのビューポイントにあるおみやげ屋と、マサイ村を訪れるときは要注意です。余計な出費をしないように、どこで何を買うかはよく考えておくことをおすすめします。今回の旅行で不快な思いをしたのは、この2つ。いずれもお土産にまつわるあたりがなんとも。

 リフトバレーのお土産屋では、Camelの骨で出来た焼きごてで模様をつけたバングルが45シリングだというので、それなら甥の土産に買っていこうかと5個買おうとした所、精算の段になって2万数千シリングというわけのわからない額を請求されました。それ一個45USDじゃねぇか!
( ̄□ ̄;!!

 当然そんな額払うつもりもなく、立ち去ろうとした所、おやじがしつこく車のところまでついてきてそこで押し問答。要らない要らないと言って、結局10USDで買い取りました。一個約200円。微妙。Joseph曰く、私は買い物が上手だということでしたが…

 その後、アンボセリのオルトカイロッジのショップに行ったら、はるかに高度できれいな模様の同様のバングルが売られていました。やはりこっちで買うべきだった。
(-_-;)

 ちなみに、こんな感じのものです。
http://japanese.alibaba.com/product-free/womens-african-bone-bracelet-from-kenya-162618447.html

 マサイ村でも大変でした。入場料を払った後に、おみやげ買ってくれ攻勢や時計くれ攻勢が待っています。いろんな人達がこの押し売りについて書いていますので、よくそちらを読んで最初に予算を考えていくとよいでしょう。

 実は、行く前にマサイ村ツアーを調べて、これは行かなくてもいいなと思っていました。なので、行くつもりはありませんでした。

 しかし、ガイドとの話の流れで参加することにしてしまいました。やっぱり予定にないことをするとろくな事にならないので、しっかり予定を建てたほうが良いと思います。
(-_-;)

 まあ、マサイ村自体は、ああこういうものか、というのがわかったので、それはそれで良かった面もあるのですが、費用対効果悪すぎ。
(-_-;)

 私は、お土産を買うなら美術館のショップがベストだと思っています。次は高級ホテルのショップ。機内販売もそれなりのものがそれなりの値段で売られているのでひとつだと思います。空港のショップもそれなりですが玉石混淆です。

 美術館や高級ホテルのショップは、高くても品質もそれにともなっているのが普通です。逆に日本語を話す店員がいる土産屋で買うのはくれぐれも注意したほうが良いと思います。



■その他
 地球の歩き方の東アフリカにはケニアはほとんど載っていません。図書館で借りてざっと読む程度で十分でしょう。それよりはLonely Planetのケニアを買ったほうが役に立つと思います。

 上記のように手配すると、当然ですが、日本語ガイドはついてきません。最初から最後まで全部英語ですから、ある程度英語が話せないと困る場合も多いと思います。

 チップについては上記計算には入っていません。適切なチップを事前に調べて、予算化しておいたほうが良いと思います。



 蚊はオルトカイロッジには湿地帯があるせいでたくさんいたし、Olare motorogi conservancy にも多少はいたと思うので、虫除けは必須だと思います。

 どこでもベープも持っていったところオルトカイロッジでは部屋にいた蚊が落ちていました。それなりの効果はあったようです。

 私は腕をまくった時に軽く刺され、うちのは長ズボンの上から刺されました。生地が厚くないと服の上からでも刺されるので要注意です。

 オルトカイロッジではバスルームに虫除けがおいてありました。また、ケニアのあとに行ったエジプトでは部屋にベープマットらしきものが用意されていました。



 色々と心配に思うかもしれませんが、行けば他では味わえない素晴らしい体験をすることができるし、心配するようなひどいところではありませんでした。

 お金はかかるかもしれないけれど、それだけの価値は十分あると思います。

 行く前はアフリカに行くのを嫌がっていたうちのも、行ったらとても満足で、二回の海外旅行を一回にしても来たいと話していたくらいでした。

 少しでも興味が有るのなら、是非早めに行ったほうが良いと思います。

 最初のリンクと同じページですが、こちらに旅行の感想が書いてあります。
http://tips.asablo.jp/blog/2014/10/25/7473687

映画 キャプテン・フィリップス2014/11/01 19:08

 WOWOWでやっていたので録画してみてみました。

 ソマリア海賊の人質ものというのは知っていたので、さして面白く無いのでは? と思っていたけれど、ソマリア隣国のケニアに行ったこともあり、予想を超えて面白い映画でした。

 まず、海賊に対して打つ手なしっぷりが凄い。商船を海賊が襲ってきたら運を天に任せるしか無いんですね。

 単なる心理ものかと思っていた所、SEALも登場してアクション的にも楽しめました。

 ケニアに行ってきたせいか、海賊たちを憎めませんでした。ケニアとソマリアは隣国なので人種的には同じような気がします。

 現在ソマリアは無政府状態で、武装組織が周辺国に干渉するので、ケニアなどがソマリアに兵を送っているようです。その結果報復として去年のショッピングモール襲撃などが行われていたと記憶しています。

 早く安定化されることを祈ります。

 にしても、こういう映画ばかりが作られるからアフリカのイメージがまた落ちてしまうんですね。

 アフリカのすばらしさを伝えるような映画はないのでしょうか。
(-_-;)

映画 マン・オブ・スティール2014/11/01 19:19

 タイトルだけ聞くと何の映画かわからないし、実際うちのは途中まで見てもわかりませんでした。

 逆に言えば、それだけ良くリメイクされているということでもあると思います。

 これまでの作品は見たくもないようなものでしたが、今回のは大人が見ても楽しめるSFアクション物になっていました。

 やはりコスチュームが洗練されているのがいい。赤パンツだとアホみたいですからね。

 こないだ、ジャック・ニコルソンが出てくるバットマンをチラッと見ました。当時はオモシロイと思ったけれど、今見ると昔の映画という感じです。ヒーロー物を大人が見れるようにした先駆けだとは思うのですが。

 既に続編も作られているようなので残念ながら見終えてもディスクから削除することができませんでした。
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