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ブルーレイレコーダ Panasonic DIGA(ディーガ) DMR-BW7502010/07/17 18:30

 パナソニックのテレビを買った後、どうもビエラリンクが気になりました。

 HDMIで接続すると、装置同士が通信し、お互いに制御が可能になるというものです。

 テレビをつけたら連動してレコーダーの電源も入る、とか、レコーダーの電源を入れるとテレビもついて入力が自動的にレコーダーに切り替わる、とかです。

 また、画質関係の何やらも魅力的な言葉が躍っていました。

 いまどき基本的な機能は大差あるまい、というわけで、使い慣れたすごろくを放出して、パナソニックのDIGAを買ったわけです。

 が、しかし、ディーガはいまどきの基本的な機能を実装していませんでした。

 ソニー製品に慣れているせいもありますが、ディーガは操作がやりにくいです。操作に一貫性がないから直感的に操作ができません。

 Windowsでいうところの、右クリックしたときに表示されるコンテキストメニュー、これ的な操作がイマイチなんです。

 やたら機能ボタンを押させたがるから、いちいちリモコンを見ないと操作できない。あのぉ、画面にポップアップメニュー出してもらって、それをカーソルキーで選択するようにしたいんですけど…

 インターフェイスも昔ながらのテキストメニュー的な画面で、わかりにくい…

 文字を入力する場合、ソニーの場合は、カーソル操作で画面を見ながら文字入力できます。ディーガの場合、リモコンのテンキーを見ながら入力する必要があります。

 これ、やってみるとかなりやりにくいです。リモコン見ながらボタンを押していると、画面で文字が多く入力されていたり、行き過ぎていたり、とかなってしまいます。携帯の画面見ないで文字打つようなもんです。

 ソニーの場合は、画面見ながらやっているので、間違いにもすぐ気が付きます。


 キーワード検索も、これ普通にできるものなのかと思っていました。しかし、そうではありませんでした。

 ソニーの場合、「世界遺産」などのキーワードを一度入れておけば、あとは勝手にレコーダーが、新しい番組表から番組を見繕って録画してくれます。

 ディーガの場合、現時点の番組表から検索できるというだけの機能です。つまり一週間たったら、また世界遺産を検索する必要があるわけです。ありえん。

 あとは細かいところですが、録画番組一覧を表示していると、フォーカスが当たっている番組を、サムネイル画面で勝手に再生している。

 あのぉ、次回を楽しみにしている番組とか勝手に再生されて音声が流れると困るんですけど…

 当然こういう機能は無効にすることができ、ません… 


 あとはサイズ。ディスク残量が厳しくなってくると、やりくりする必要があります。ところが、録画番組一覧のところで、各録画のサイズが一目ではわからない作りになっています。たしかムーブしようとしたときに初めて分かったかもしれません。

 ディスク残量も時間単位で表示されるものの、サイズは不明です。録画する時のサイズ表示も怪しかったかもしれません。

 この辺りは家電的思考で、コンピュータに慣れていない人にサイズ云々を行ってもわからんだろうということなのかもしれませんが、バイトに慣れ親しんでいる我々にとっては理解に苦しみます。

 肝心のビエラリンクも腐っていて、テレビを見ていて、あ、この番組面白い、録画しよう、と思って、今すぐ録画、をやると、そこから延々と撮り続ける仕様… 作った奴は馬鹿なのか。

 普通は今見ている番組を撮りたいんだから、番組が終わったろころで止めてくれ。昔のVHSビデオデッキじゃないんだから。(-_-;)

 ビエラリンクでの録画は他にも問題があって、テレビの番組表から録画しようとした時のデフォルトが、録画ではなく視聴だった気がします。

 いや、あの、視聴だけするって、まあそういう人もいるかもしれませんが、普通「レコーダー」に送ってるんだから、録るでしょ…

 このあたりはテレビと絡む問題かもしれませんが。

 そのほか、DVDだったかブルーレイを見ていて、字幕が違うので切り替えようとしたら、字幕切り替えボタンがリモコンにない… タイトルメニューかルートメニューに戻らないと切り替えられない…

 なんだかわからないけれど、借りてきたものの中には、字幕や音声のデフォルトが、英語音声、日本語字幕、ではないものがあります。そういうときにクイックに切り替えられないのは煩わしい。

 あとは、これはどうでもいいことで、むしろこの方がよいのかもしれないけれど、レコーダー自体がしょぼい。梱包を解いてびっくりしました。あまりに奥行きがなく、軽かったからです。えっ、中身何が入っているの、という感じです。

 まあ、これはアナログ回路からの慣習なのですが、基本的に、アナログ関係の回路は、物量を投入した方がいい音と絵が出ます。ドライブの類も、がっちりと固定してやった方が、読み取り精度が向上します。となると、必然的に高級品ほど重くなるというわけです。

 まあ、機能してるからいいんですが…

 というわけで、ディーガを使っていると、しばしばテレビに向かって悪態をつく羽目になっていました。ディーガ、もう二度と買うことはあるまい。(-_-;)

 しかし、パナソニックの連中は、これ使っていてなんとも思わないんでしょうか? いや、まあ、白黒テレビしか見たことがない人間は、白黒テレビでも十分満足しているのかもしれません…



 ディーガのことを、事実ですが、かなり悪く書いたわけですが、ソニーもすべて良いわけではありません。昔のテレビ、ベガのハードディスクに録画する機能は、これもう、凄まじくバカでした。いやほんとに。

 使っていて本当に頭にきて、何度もマジで悪態ついたことがあります。今でも言いたい、作った奴に。おまえ、この録画機能を、一回でも使ったことがあるのか、と。それとも使ってみておかしいと思わなかったのか? と。

 細かいことは忘れてしまいましたが、まあ、本当に、ソニーの担当者が、想像で仕様書を書き、外注が、仕様がくそだと気付いたけれど、余計なこと言ったりすると納期遅れるし、勝手に直すと問題になるし、使えないとわかっているけれど、言われた通りに作りました、的な仕上がりでした。

 仕様を出した方も、出来上がってきたものを使ってみたけれど、もう手遅れで、どうにもならずそのまま出荷、みたいな感じだったのでしょうか。

 本当に、俺が作ってやろうかくらいに思いました、あのときは。いやぁ、思い出しても腹が立つ。


2010/08/28
 Sofmapに28,000円で買い取ってもらえました。
 \(^o^)/


2010/10/23
 その後購入したのは、ソニー BDZ-RX55です。
 幸せになれました。
 http://tips.asablo.jp/blog/2010/07/17/5224751

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