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カラーマネージメント Canon Digital Photo Professional + Easy Photo Print EX + MP9702010/08/08 08:29

 画面で見たままの色で印刷をしたい、というのは、パソコンで写真を扱う人ならだれでも思うことかもしれません。特に、画像の色調を調整する人はなおさらだと思います。

 私が、パソコンで写真を扱い始めたとき、最初に使ったのはAdobeのおまけソフトPhoto Deluxでした。スキャナについてきたかもしれません。

 その後、カラーマネージメントなることをしたくなり、大枚はたいてPhotoshop CSを買ってみました。が、結局使いづらくて断念。現在は押し入れの中です。

 その後は、Photoshop Elementsを買い続けてバージョン8.0の今に至ります。

 モニタについては、EIZOのL567を使っています。当初はWindows XPだったので、モニタのカラーモードを「カスタム」に設定しプロファイルをOSにインストールしていました。

 現在は、Windows 7になり、L567用のプロファイルは入手できないようで、またどのみち経年変化でモニタも劣化していることなのでモニタを「sRGB」モードに設定しプロファイルもsRGB IEC61966-2.1を指定しています。ただし、このプロファイルで正しいのか、ちょっと自信がありません。

 Photoshopの設定はといえば、「編集」「カラー設定」を選び、「画面表示用に最適化」を選択。ネットなどで探した情報ではこれでよいような気がします。ただ、これが本当に正しいのか少なからず疑問に感じています。

 その後、印刷時の設定で、Photoshop側でのカラーマネージメントを選び、プリンタの用紙プロファイルを指定し、プリンタ側の「色」設定は「マニュアル調整」を選び、「色補正」は「なし」にしています。

 この設定で、Photoshopは、モニタのプロファイルを見てそれに応じた表示を行い、印刷時には、プリンタの用紙に応じた印刷を行ってくれるはずで、印刷した色は画面で見たものに近いものになるはずです。

 が、しかし、長年Photoshopを使ってきて、期待した色で出てくれたことはないような気がします。なにかまだ設定がおかしいのだろうと思いながら、今に至ったわけです。




 で、今回、CanonのPowerShot S90を購入したら、現像ソフトのDigital Photo Professionalソフトが付いてきました。まるで期待していなかったのですが、これを使ってみたところ、非常に使いやすくてびっくりしました。

 白とび黒とび表示が使えるので、簡単にレベル補正ができます。スポイトによるホワイバランス補正もほぼ期待した通りの結果が出ます。

 ノイズ低減機能も確認しやすく使いやすいです。

 回転、トリミングは、2Lなどの選択肢がなく、自分で用紙長を入れるところが面倒なものの、それ以外はグリッド表示の調整が簡単で、回転操作もわかりやすく、やはり使いやすいです。

 いずれもPhotoShopより使いやすく感じます。というより、Photoshopが使いにくいといった方がよいかもしれません。

 最近はあきらめて使っていませんでしたが、Photoshopのスポイトによるホワイトバランス補正は使いものにならなかったという印象があります。

 Photoshopは、レベル補正も、白とび黒とび警告がないので、ヒストグラムを見ながら適当にやるという感じです。

 画像の補正に関しては、私はPhotoshopはほぼ不要になりました。年賀状用の文字入れにいるくらいでしょうか。(^o^)

 DPPがなにより使いやすいのは、画像を編集しても、元画像は編集されていないらしいことです。どうやらトリミングなど編集した内容は、元画像に対する変更点としてどこかに保存されているらしく、DPPで開いた時だけ適用されるようです。なので、安心していろいろいじることが可能です。当然保存による画質劣化もないということになります。

 おまけソフトでこれだけ快適に操作ができるというのはびっくりです。



 で、問題の印刷です。いろいろ調べて見たところ、なんと現在使っているCanonのMP970には、Easy Photo Print EXという印刷ソフトが付属しているようです。おまけソフトと思い当初から相手にしていなかったため、気が付いていませんでした。

 このEPP EXは、DPPの追加ソフトとして使用でき、DPPからEPP EXを呼び出して印刷することが可能です。

 DPPから印刷する場合は、「ファイル」「プラグイン印刷」「Easy Photo Print EXで印刷」を選びます。

 印刷する前に、必ず、「ファイル」「設定」を選び、「詳細」タブで「ICCプロファイルを使う」にチェックを入れておきます。この設定をしないと正しい色で印刷されません。「知覚的」と「相対的な色域を維持」は好みです。

 と、書きましたが、DPPから呼び出した場合は、「自動補正」と「補正しない」は選べないようです。(^^;

 あと、「印刷」タブの「印刷品質」は「画質優先」にして、「オプション」で「画質優先を選択した場合は最高品位で印刷する」にチェックを入れておきます。

 あとは、画面のウィザード通りに印刷するだけです。

 これまでに撮った写真を何枚か印刷してみた結果、印刷された色は、これまでと比べると驚くほど画面の色に近く、私としてはこれだけ印刷できれば十分というレベルで大満足でした。今までの苦労はいったいなんだったのという感じです。

 以前、たしかエプソンのプリンタに付属していた印刷ソフトを使った時も、驚くほどいい色で印刷することができ、プリンタ付属のソフトも侮れないと思ったものです。ただ、あの時の売りは、プリンタの色域を使いきる、だったような気がするので、今にして思うと、それってカラーバランス狂っちゃうんじゃないの、という気がします。



 で、今回は、残暑見舞いを印刷してみました。普通の人には「キャノン写真はがき・光沢」を使い、なかなかいい印刷で、満足していました。結構画面の色に近く、ほぼ調整したとおりに印刷されます。

 次は、写真のプロや愛好者向けに、「Professional PHOTOはがき」に印刷してみました。そしたら、出てきた印刷は緑がかったような黄色がかったような色をしていてビックリ。印刷は、これまでどおり、DPPからEPP EXで、用紙を買えただけです。

 う~ん、やはりだめなのかなぁ、とがっかりしながら、ご飯食べて、ビール飲んで、STAR WARS EPISODE III 見て、ふと写真を見たら、色が画面にかなり近くなっているじゃないですか。
( ̄□ ̄;!

 「キャノン写真用紙・光沢 ゴールド」も、夜景を印刷したとき黒の部分が緑がかっていて、なんじゃこりゃ、と思っていたら、しばらくして真っ黒になり、おお~、という感じでした。

 プロフォトペーパーはそーとー時間を置かないと本来の発色にならないことがわかりました。

 印刷してだめだからと言ってあきらめてゴミ箱に捨てたり、すぐに画像を調整したりせず、しばらく様子を見た方がよいと思います。

 なお、DPP + EPP EXの組み合わせだと、いまだかつてないくらい黒々としています。今まで、他の人のラボ印刷と比べると、黒のしまりが悪く、インクジェットはこんなもんなのかなぁ、と少々悲しい思いをしていたので、大満足です。




 ちなみに、「キャノン写真はがき・光沢」でもかなりの満足度で、綺麗だなぁ、と思っていました。しかし、プロフォトの乾燥したものと比べると、黒が黒く出ていないせいなのか、諧調表現が低いせいなのか、はたまた解像度のせいなのか、平板な感じがして、立体感がなく、明らかにプロフォトの方が良好と感じました。いや、こんなに違うのという感じです。人によってはどうでもいいことのようですが、光沢もだいぶ違います。

 ただ、どちらが画面の色に近いかというと、今回の画像では、「キャノン写真はがき・光沢」の方です。とはいえ、そのあたりは、画像調整で何とかなるけれど、立体感みたいなものは調整してみようがないので、「プロフェッショナルフォトはがき」の方が上だと思います。また、そもそもモニタが本当にsRGBの色なのか、という問題もあります。

 「キャノン写真はがき・光沢」と「Professional PHOTOはがき」の印刷していないものをを比べると、写真はがきは青っぽく、PHOTOはがきは黄色っぽく見えます。

 通常のモニタは出荷時の色温度が高く青っぽいと言われています。それに比べると、sRGBモードは色温度が6500Kで、黄色っぽく見えます。

 プロもしくは愛好家は、sRGBもしくはAdobe RGB環境での作業となるので、プロフォトの方が印刷時にしっくりくるのではないかという気がします。だからこそプロフォトは黄色っぽいのかもしれません。

 ネットの書き込みを見ると、プロフォトは黄色っぽくて白くない、と不満が述べられていました。モニタ出荷時の青い画面で見て、プロフォトに印刷すれば、それは、より黄色く感じると思います。

 なお、黄色か青かというのは、印刷物を見るときの照明でも違ってきます。電球と蛍光灯、昼光色と電球色の蛍光灯でも違ってきます。晴れの日と曇りの日でも違うはずです。この辺りが違えば違ってきてしまいます。




 ついでに、Photoshopでも暑中見舞いを印刷してみました。時間がたってから印刷結果を比べると、やっぱりPhotoshopの方は、色が薄いというか、微妙に緑がかっているような印象で、やはり今まで通りという感じです。

 ただ、今回の写真は、DPP + EPP EXの方が、メリハリが強すぎるきらいはあります。とはいえ、「キャノン写真はがき・光沢」の印刷結果に合わせて、メリハリがつくようにトーンカーブをいじっているので、それはそれで正しいといえます。




 DPPの表示設定についても書いておきます。「ツール」「環境設定」を選び、「カラーマネージメント」タブを選び、「カラーマッチング設定」の「表示用」で、sRGBを選んでいます。

 私の場合、前述のようにモニタをsRGBモードに設定し、OSにsRGBのプロファイルを指定しているので、「OSの設定に従う」でも問題ないはずです。しかし、前述のように、このプロファイル自体がこれで正しいのかわからないので、念のため、sRGBを指定しています。

 PhotoshopとDPPに同じ画像を同時に表示して見比べても、大差ないので、一応間違っていないような気はしています。



 カラーマネージメントについては、ずっと挫折の日々でした。しかし、ここにきて急転直下、DPPとEPP EXを使うことにより、おおむね画面で見た通りの印刷結果を得ることができるようになりました。こうなると、なかなかやる気も出てきます。

 あとは、いったい何色が表示されているのかわからなくなっている現在のモニタを、ナナオの簡易キャリブレーションキット、EasyPIXつきのモニタに買い替えれば、さらによくなることでしょう。モニタのプロファイルを作成することにより、モニタの性能をPhotoshopやDPPに教えることができ、その結果各ソフトが正しい発色を指示してくれるので、モニタの表示に自信が持てるようになるはずです。

 さらに言えば、新しいインクジェット複合機MP990は、Easy Photo Print Proも対応しているようなので、こちらにすると、さらによいかもしれません。フォトマジェンタとフォトシアンがなくなってグレーインクが追加された色の再現性が少々気になりますが。



 そういえば、Easy Photo Print Proだと、Photoshop Elementsのプラグインとして使えるようです。そうなると、もしかしたら、Photoshopのカラー管理を無効にして、プリンタのカラー管理を有効にして、印刷時に用紙のICCプロファイルを適用することができるかもしれません。

 これができれば、Photoshopから直接印刷しても、期待通りの色が手に入るかもしれません。

 現在でも、プリンタのカラー管理を使うことは可能です。しかし、この場合は、ドライバの自動補正がかかってしまうので、ドライバにより味付けされることになります。

 と、書いたところで、もしかしたら、ドライバの色補正で、ICMを選択すればよいのかもしれないことに気が付きました。
( ̄□ ̄;!


2010/10/02
 タイトルを DPP + EPP から変更しました。
 自分で見てもなんのことかわからん、という状態でしたので。
 (-_-;)

2010/10/03
 最後のところに、ICMを選択すれば、と書いてありましたが、Photoshopは、Windows のカラーマネージメントの仕組みを使っていないので、だめかもしれません。

インクジェット複合機 キヤノン MP9702010/08/15 08:12

 プリンタとスキャナはずっとエプソンを使っていました。プリンタは2台くらいエントリーレベルを使い、スキャナはフラッグシップをやはり2台くらい使ったと思います。

 技術力もあるし、頑張っていると思っていたエプソンに、さらに頑張ってもらいたかったためです。

 だがしかし、スキャナは、ふたを開いておくとバタンと閉まるし、プリンタは、結構目詰まりするし、勝手に用紙を何枚も吸い込んだり、汚れが結構出たり、と、どうもイマイチでした。

 目詰まりについてはかなり悩まされたものの、半年以内位に使い切れば目詰まりしにくいことがわかり、ほぼ解消されました。インクに有効期限があったんですね。

 しかし、用紙送りの精度や、紙折れ、汚れなどは相変わらずでした。



 で、たしか何かの評価を読んで実家に購入したMP500がかなり調子がよかったので、意を決してMP970を買って使ってみたところ、これが実に快適でした。

 まず、スキャナのふたがバタンと閉まることはありません。

 給紙もスムーズで問題ありません。紙が折れることもありません。

 印刷時の筋も、たまに用紙の端に見ることがあるくらいで、基本的に感じたことはありません。

 クリーニングもこれまでやったことがありません。つまりやる必要がなかったということです。

 汚れはまれに出て用紙縁につくことがありますが、通常は問題ありません。

 インクの寿命も特に気にしたことはありません。インク(BCI-7e)は開封後半年以内に使い切ることが推奨です。しかし、特に気にしたことはありません。たぶん半年以上使っているインクの方が多いと思います。

 インク交換はとても簡単で、ふたを開けると交換するカートリッジが点滅して、どれを交換すればよいか教えてくれます。

 コピー機能は山の地図をコピーする時に重宝しています。私の一日の行動範囲は、200%コピーしてA4に収まる範囲なので、大きくて見やすく、ポケットから取り出しやすく、大変重宝しています。

 色については、Easy Photo Print EXとDigital Photo Professionalの組み合わせが大変使い勝手がよく、これからは悩まなくて済みそうです。

 モニタと一致というわけにはいきませんが、微調整すれば、ほぼ期待した通りの色を出せるレベルにはなりました。

 ただし、プロフォトハガキに出したときは、発色が安定するまで数時間かかります。もしかしたら、もっとかかるかもしれません。

 プロフォトハガキの場合、印刷したばかりの色は、乾燥した時とはかなり違うので、この点が問題といえば問題です。

 染料系のプリンタがこうなのか、このインク(BIC-7e)がこうなのか、はたまたプロフェッショナルフォトハガキがこうなのかは不明です。

 顔料系のインクは印刷直後でも比較的安定していると読んだような気がします。

 まあでも、DPPとEPP EXの組み合わせで、概ね満足いく出力が得られるので、それほど大きな問題ではないかもしれません。

 Pro9000 Mark II が、BCI-7eを使っているので、インクの共通化ができるところは魅力です。

 使ったことはありませんが、被写界深度の深いCCDを採用しているので、フィルムスキャンも可能です。

 インクジェット複合機として使っていて不満な点は今のところありません。

 強いて言えば、新型の CMYK + グレーインクを採用して、Easy Photo Print Proが対応した、新型のMP990が気になるところでしょうか。グレーインクはMP980からのようなので、完成度も上がっていることでしょう。


 これは、MP970の問題ではありませんが、パソコンとの接続は考慮する必要があります。

 私の場合、USB、無線LAN、有線LANと使ってみました。USBは当然問題ありません。

 バッファロのコンバータを使って、無線LAN接続したところ、印刷時に遅くなったりひどいときには、止まってしまうときもありました。これは、無線LANの環境がよくないためだと思います。

 いまどきの無線LAN製品なら対ノイズ性能も上がっているので問題ないかもしれません。

 有線LANに変えたところ、問題は解消して快適に印刷できています。

 USBからLANに変えたとき、スキャン速度も気になりました。途中までスキャンするとデータを送り終えるのを待ってまたスキャンするという感じです。USBのときは、スキャンの遅さが気にならなかったので、一気にスキャンできていたのかもしれません。

 480MbpsのUSB 2.0 と 数十Mbps - 100MbpsのLANでは、そもそも遅い印刷は問題なくても、スキャンの大量データ高速転送では問題が出るのかもしれません。

 当然、1Gbpsのインターフェイスになればこの問題も解消するものと思います。次のMP1000(?)で対応してくれるとうれしいところです。

 LANは、事実上いくらでも伸ばせたり、そもそも線がいらなかったり、複数パソコンからプリンタ共有ができたりとメリットがあります。一家に一台というケースでは有効です。

 スキャンを多用する場合、USB接続も考慮した方がよいかもしれません。

 私の場合あまりスキャンをしないから問題ないともいえるし、スキャンが遅かったからあまり使わなくなったともいえるかもしれません。


http://dc.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/12/21/7617.html



 MP970は、キヤノン写真用紙・光沢 プロ [プラチナグレード][型番:PT-101]には対応していないようです。
(T_T)



2015/09/13
 名パソコンをリプレースしてWindows 10に移行しているところです。

 プリンターが必要になったのでキャノンのサイトでMP970のドライバーを見てみるとWindows 10はサポートしていないとあります。
(-_-;)

http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/inkjetmfp/84342-1.html#MP

 試しにWindows 8用のドライバーとネットワークツールをダウンロードしてネットワークプリンターの検出をしてみましたが表示されませんでした。
(-_-;)

 そこでキャノンのアメリカサイトを見てみたところ、Windows 10の説明のところで、Windows 10用にリリースはしないけれど、7または8用のドライバーがいくらかの制限はあるだろうけれど動くべきだとあります。

Canon will not issue drivers for this model to support the Windows 10 operating system, the Windows 7 or Windows 8 drivers should function in the Windows 10 environment with some limitations which are currently unknown to Canon.

 そこで、再度キャノンのサイトから、今度は「MP970 ミニマスターセットアップ Ver.1.03」をダウンロードしてインストールしたところ、今度はスムーズにプリンターが検出され、テスト印刷もOKでした。
\(^o^)/

 最初の検出の時は何かがおかしかったんかな。
( ̄^ ̄)

 というわけで、またしばらくMP970は延命されることになりそうです。

パソコン 日本HP p6220jp2010/08/15 11:57

 私のパソコン歴は次の通りです。

 Mac Performa モニタ一体型
 IBM Aptiva タワー型
 以降自作パソコンで、マザーボードは5、6枚。ケースは3、4台でしょうか。

 もともとは職場にはWindowsがあふれているので、自宅はMacでいこうかと思っていました。

 が、しかし、あるとき、職場のDELLのタワー型パソコンのディスクを交換しようとしたとき、得体のしれないカード経由で接続されているのを見て、意味不明。ディスクの交換さえできない自分に愕然として、PC互換機に転向しました。

 結局、後から分かったのは、正体不明のカードは、Ultra ATA/66 でした。マザーボードのインターフェイスが遅いので、カードを足して Ultra ATA/66 で接続していたのでしょう。

 そんなわけで、いまはなきDOS/V magazineなどを購読し、自作にまい進していったわけです。


 が、しかし、ここにきて、自作パソコンの不安定さも嫌になり、また、自作パソコン用のスペアパーツやら何やらが棚を占領しているのも嫌になり、音のうるささも嫌になり、おまけにメーカーパソコンの方が安いしで、ついにメーカーパソコンを買うことにしました。

 パソコンメーカーは数あるけれど、やはり大量生産大量販売しているところの方がよいのではないかと思います。

 単純に、大量生産できれば調達コストが安くなり、製品も安くなります。値段が同じならばより良い部品を使えるかもしれません。

 設計にもコストをかけることができるようになります。たとえば、100台に100万円かければ、1台1万円ですが、1万台なら、1台あたり100円になります。じっくり良いものを作れます。

 大量に販売していればそのフィードバックも多くなり問題も起きなくなりがちではないかと思います。

 たとえば、ドライバに起因する問題なども、利用者が多ければ問題にもなりやすいわけで、となるとメーカーとしても対処するのではないかと思います。

 世界レベルのパソコン出荷は、HP、DELL、Acerの順なので、その三社のいずれかがベターではないかと思います。


 というわけで、今回はHPにしてみました。特に他社と比較はしていません。

 モデルはタワー型エントリー製品のp6220jpにしてみました。

 CPU: Core2Duo E7400 2.8GHz
 メモリ: 2GB
 ディスク: 640GB
 光学ドライブ: DVD-ROM
 OS: Windows 7 Professional 64bit

 上記のスペックで、送料税込 68,670円

 これが高いのか安いのか、今となっては微妙です。

 CPUは、やはり二番手応援という意味で、連綿とAMDを使ってきましたが、やたらCore2Duoがよさそうだったので、今回は宗旨替えをして、Intelにしてみました。

 ビジネス機と違って、おまけのソフトが入っているのに閉口しますが、それを除けばいいパソコンではないかと思います。

 音がとにかく静かで、とてもうれしいです。

 スリープ制御も問題なく、快適です。

 メーカー製パソコンを使っている方にとっては当たり前かもしれませんが、自作ではなかなか難しいものがありました。

 今にして思うと、タワーはやはり大きくて今一つです。


 ちなみに、メモリはバッファロの2GBを追加して、現在4GBになっています。

 最初はバルクでと思ったのですが、白箱のモデル、D3U1333-2G/Eがやたら安く、バルクと大差ないので、そちらにしました。Amazonの記録では 5,280円だったようです。

 Dital Photo Professional や Photoshop Elementsを同時に起動して、も50%いかないので、無理に 4GBにしなくてもよかったかもしれません。

 ま、でも、後になってからメモリ探すのも面倒だし、とりあえず足しておきました。

パソコン 日本HP s5430jp2010/08/15 13:52

 実家のパソコンが壊れて起動しなくなったということなので、急遽購入したのが、s5430jp。

 自宅のは、タワーにしたけれど、やはり小さいに越したことはなかろうということで、実家のものはデスクトップタイプにしました。

 実家で使うのはインターネットと年賀状くらいなので、スペックもほどほど。

CPU:  AMD Athlon(TM) II X2 220 (2.8GHz/1MB/4.0GHz)
メモリ: 2GB DDR3 SDRAM (1333MHz,2DIMM)
ディスク: 250GB (SATA, 7,200rpm)
ディスク: HP ポケット・メディア・ドライ ブ 320GB(5,400rpm)
光学ドライブ: DVD スーパーマルチドライブ
OS: Windows 7 Home Premium 32bit

 Athlon II X2 がどの程度のパフォーマンスか知らないけれど、とりあえず、Athlon 64 よりましだろうと選択。

 メモリは、さすがに 2GBは、欲しかろうと。ディスクは容量は少なくてよいので250GB。

 バックアップは取りたいし、かといって外付けは面倒なので、半内蔵型のUSBディスクを選択。

 一般家庭なら Home premium で十分で、64 bit は挙動の怪しいアプリもあるらしいので、除外。


 実家に導入してみて、やはり筐体が小さいのはとても良いです。とてもすっきりしています。

 音も静かで問題なし。

 半内蔵のディスクがよくできていて、USBケーブルで、普通にUSB外付けディスクとして使うことも可能です。

 Windows 7 標準のバックアップ機能を使ってバックアップするように設定しました。

 普通の家庭用としては、十分なスペックではないかと思います。

 価格は、送料税込で 54,180円。

 今のところ、特に問題はなさそうです。

USB外付けHDD バッファロ HD-CB500U22010/08/15 14:26

 パソコンのバックアップを取らねばと思い、パソコンのふたを開けてディスクを増設しようとしたところ、結構ディスクとディスクが接近しているため、熱的にどうだろうと思ったのと、使ってもいない時もまわっているというのもどうかと思ったので、前から興味があったバッファロの外付けHDにしてみることにしました。

 値段は、6,986円だったらいいです。税込なのか、どうか不明です。Amazonで買いました。

 期待していたのは、エコモード。ディスクを使っていないと勝手に電源を落としてくれるというものです。

 これはそれなりに効果があるような気がします。


 もうひとつは高速化ユーティリティ。

 だがしかし、これを入れてからなのか抜いた後からなのか、調子が悪くなりました。

 ファイルを保存しようとしても、一発目で書き込みできませんと言われファイルだけができ、中身が0の状態で、再度上書きすると書き込めるという状態がしばしば発生するようになりました。

 どうも高速化ユーティリティはキャッシュか何かをいじっているような気がするので、その副作用ではないかという気がしています。

 エコツールはまだよいかもしれませんが、高速化ユーティリティはやめた置いた方が無難かもしれません。

ブルックスブラザーズ ノンアイロン ドレスシャツ2010/08/18 00:00

 黎明期は、ミリタリー風の服を着たり、近場のスーパーで買ってきた得体のしれないデザインの服を着たりしていました。

 その後、これではいかんと、イクシーズの服を着てみたり、Jプレスの服を着てみたり、そのほか当時はやりのDCブランドの服を着てみたりという生活をしていました。

 その後、東京に来てからは、もっぱらY'sばかりを着ていました。ただ、デザインは悪くないんだけれど、いかんせん耐久性に問題があります。その結果ただでさえ高いのがさらに高く感じます。

 で、最近になって服飾費を安く抑えるため原点回帰ということでトラディショナルに戻ることにしました。

 だがしかし、昔なじみのJプレスを買ってみても、なんかいまいち。フィット感や生地、縫製がイマイチな感じ…



 というわけで、試しにブルックスブラザーズでシャツを買ってみたら、これが実によかったというわけです。

 数年前に丸の内のブルックスブラザーズにシャツを買いに行ったところ、肩幅が全然あってなくてオーダーもできないということで諦めたことがあります。

 今回、というか、二年くらい前に、新宿伊勢丹のブルックスでパンツを買ったついでに、試しにシャツも合わせて見たら、なんとまったく問題ないではないですか。
 ( ̄□ ̄;!

 で、うわさに聞くノンアイロンシャツ、いわゆる形状記憶ワイシャツを買ってみたところ、これがすこぶる快調でした。

 洗濯機で洗って干しておくだけで、アイロンをかけたかのような仕上がり。微妙にしわは残りますが、気になるレベルではないと思います。周りの人はアイロンがけしていると思っているのではないでしょうか。

 もう、二年か三年近く着ていると思いますが、それほど劣化した印象もありません。私の場合、ほとんど二枚のシャツをローテーションしているので、相当酷使していることになります。それでも、最初に買ったシャツがまだ何とか持っています。

 値段はやはり1万数千円します。まあ、Y'sといい勝負です。しかし、耐久性が全然違います。ワイズは2年も着れば明らかに限界という感じだったと思います。

 あと、ワイシャツをクリーニング店に出している人なら、毎日200円とかすると思います。これは長い目で見るととんでもない出費で、一年クリーニングに出せば、月20日着るとして、4万8千円にもなります。十分、ブルックスのワイシャツを買っておつりが来る料金です。

 クリーニング店に出しに行ったり取りにいったりというのも面倒です。私の経験では、クリーニングの強力洗浄、強力アイロン、強力糊付けの洗礼を受けると、あっという間に生地がよれよれになり、アイロンなしではもうきれなくなります。

 洗濯機で洗って干すだけなら、生地も傷みにくいです。ブルックスのノンアイロンシャツ。おすすめです。

 安く抑えるなら、店でサイズを合わせて最初の一枚を買って、後はネットで買うという手もあるようです。私は試したことはありませんが。


 ちなみに、パンツとジャケットも快調です。特にパンツが散々履いてもへたってきません。履き心地も快適で、なにより、私の体形に合っていて、あまりウェストを詰めなくてもよいというのがうれしいところです。

 昔からブルックスにしていれば、どれだけ節約できたことか…



 アメリカのサイトだと、一枚80ドルくらいですね。単純換算なら6,400円くらい。安い…

http://www.brooksbrothers.com/IWCatSectionView.process?IWAction=Load&Merchant_Id=1&Section_Id=204

 配送先として日本もあり、Fedex internationalが選ばれているので買えるかもしれない。

 International Delivery ($49.99 charge)とありますね。高い… まあ、でもこんなものかもしれません。

 シャツ一枚だけだと微妙ですね。

 三枚買うと200ドルになるようなので、これで、概ね送料が浮くという感じでしょうか。そうなると安いですね。



 ちなみに、私は柔軟仕上げ剤を常用しているので、それでシワになりにくいのもあるかもしれません。

 柔軟仕上げ剤は静電気防止や摩耗防止などのメリットもあるので使った方がよいと思います。



2011/03/02
 今年になってから、これまで着てきた三枚のシャツをチェックしたところ、容易に違いが見分けられないくらいでした。

 一枚のシャツの袖が微妙にほころんでいるので、これを引退としました。

 三年くらい、3枚で着まわしてきて(夏は半そでが別にあります)ようやく一枚脱落なので、やはり耐久性はとても高いと思います。

 脱落といっても、無理すれば切れるかなくらいのもんです。

 ピカピカで着たいという場合には、一年に一枚くらい追加する感じだと思います。

 それでも、年14000円くらいですから、月千円位。クリーニング代に比べれば激安です。



2011/10/02
 タイから帰ってきた後に、再度シャツをチェックしたところ、使い込んでいたシャツが結構黄ばんでいることに気が付きました。

 生地にも張りがなくなって、たらーっとしています。

 黄ばんでいるのは、もしかしたら、一回間違って、塩素系の漂白剤を使ったからかもしれません。

 おそらく、二年は間違いなく、三年は使って来たのでもう十分です。引退していただきました。

 最近は、うちのもブルックスのノンアイロンシャツを買っています。

 やはり相変わらず、いい感じできれいに乾きます。

 以前、うちのは、私にはどこだかわからないブランドの形状記憶シャツを使っていましたが、私は言われるまで形状記憶シャツだとは思いませんでした。つまり、しわがよくとれないというわけです。

 一口にノンアイロンといっても会社によって性能が違うので要注意です。

 ブルックスのは文句なしです。

 ちなみに、洗濯は、ネットにも入れずに放り込んで、洗濯機のお任せコースで洗濯しているだけです。脱水時間を調整とかはしていません。



2011/11/25
 ブルクッスのシャツすべてがノンアイロンというわけではないのでご注意ください。

 うちのは、全部ノンアイロンだと思って適当に買ってきたら、そのうち二枚がタダのシャツで、アイロンがけの修業をする羽目になっています。
 (-_-;)

 たしか、展示してあるシャツにテープが付いているのがノンアイロンだったと思うので、よくチェックしましょう。エリのタグにも書いてあります。



 なお、ブルックスブラザーズはアメリカ紳士服の老舗中の老舗という感じのブランドです。

 リンカーンも着ていたとか、ボタンダウンを初めて開発した会社だとか、色々逸話はあるようです。I型スーツもブルックスが開発したんだとか。

 I型とか言っても、トラッドに興味のある方以外には通じないとは思いますが。

 その昔はトラッドの基本を書いた本とかあったんですけれど、最近書店で探してみても見当たらないですね。



 ちなみに、ネクタイについてはコムデギャルソンが結構いい感じです。トラッドにはない洒落たストライプタイが用意されています。

 あと、Y's やコムデギャルソンばかり来ていたせいか、ブルックスのネクタイは生地が厚すぎる感があります。



2012/07/25
 懸案のネットショッピングを試してみました。

http://tips.asablo.jp/blog/2012/07/25/6521596



2012/10/27
 そうそう、ブルックスのシャツは基本綿100%だと思います。

 私は化繊混の服というのは肌触りが悪くて好きではないので、基本的には綿100%かウール100%です。

 ただし、例外もあって、アウトドアやスポーツウェアは乾き優先なので化繊100%です。特に山の場合は、低体温症で死ぬ恐れもありますから。

 あともう一つの例外は、ユニクロのシルキードライ。

http://tips.asablo.jp/blog/2012/10/27/6613657



2013/07/27
 洗濯機を新しくしたら、気のせいか以前よりもシワが残るようになりました。もしかして前からこんなもんだったんでしょうか?
 (-_-;)
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