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インクジェット複合機 キヤノン MP9702010/08/15 08:12

 プリンタとスキャナはずっとエプソンを使っていました。プリンタは2台くらいエントリーレベルを使い、スキャナはフラッグシップをやはり2台くらい使ったと思います。

 技術力もあるし、頑張っていると思っていたエプソンに、さらに頑張ってもらいたかったためです。

 だがしかし、スキャナは、ふたを開いておくとバタンと閉まるし、プリンタは、結構目詰まりするし、勝手に用紙を何枚も吸い込んだり、汚れが結構出たり、と、どうもイマイチでした。

 目詰まりについてはかなり悩まされたものの、半年以内位に使い切れば目詰まりしにくいことがわかり、ほぼ解消されました。インクに有効期限があったんですね。

 しかし、用紙送りの精度や、紙折れ、汚れなどは相変わらずでした。



 で、たしか何かの評価を読んで実家に購入したMP500がかなり調子がよかったので、意を決してMP970を買って使ってみたところ、これが実に快適でした。

 まず、スキャナのふたがバタンと閉まることはありません。

 給紙もスムーズで問題ありません。紙が折れることもありません。

 印刷時の筋も、たまに用紙の端に見ることがあるくらいで、基本的に感じたことはありません。

 クリーニングもこれまでやったことがありません。つまりやる必要がなかったということです。

 汚れはまれに出て用紙縁につくことがありますが、通常は問題ありません。

 インクの寿命も特に気にしたことはありません。インク(BCI-7e)は開封後半年以内に使い切ることが推奨です。しかし、特に気にしたことはありません。たぶん半年以上使っているインクの方が多いと思います。

 インク交換はとても簡単で、ふたを開けると交換するカートリッジが点滅して、どれを交換すればよいか教えてくれます。

 コピー機能は山の地図をコピーする時に重宝しています。私の一日の行動範囲は、200%コピーしてA4に収まる範囲なので、大きくて見やすく、ポケットから取り出しやすく、大変重宝しています。

 色については、Easy Photo Print EXとDigital Photo Professionalの組み合わせが大変使い勝手がよく、これからは悩まなくて済みそうです。

 モニタと一致というわけにはいきませんが、微調整すれば、ほぼ期待した通りの色を出せるレベルにはなりました。

 ただし、プロフォトハガキに出したときは、発色が安定するまで数時間かかります。もしかしたら、もっとかかるかもしれません。

 プロフォトハガキの場合、印刷したばかりの色は、乾燥した時とはかなり違うので、この点が問題といえば問題です。

 染料系のプリンタがこうなのか、このインク(BIC-7e)がこうなのか、はたまたプロフェッショナルフォトハガキがこうなのかは不明です。

 顔料系のインクは印刷直後でも比較的安定していると読んだような気がします。

 まあでも、DPPとEPP EXの組み合わせで、概ね満足いく出力が得られるので、それほど大きな問題ではないかもしれません。

 Pro9000 Mark II が、BCI-7eを使っているので、インクの共通化ができるところは魅力です。

 使ったことはありませんが、被写界深度の深いCCDを採用しているので、フィルムスキャンも可能です。

 インクジェット複合機として使っていて不満な点は今のところありません。

 強いて言えば、新型の CMYK + グレーインクを採用して、Easy Photo Print Proが対応した、新型のMP990が気になるところでしょうか。グレーインクはMP980からのようなので、完成度も上がっていることでしょう。


 これは、MP970の問題ではありませんが、パソコンとの接続は考慮する必要があります。

 私の場合、USB、無線LAN、有線LANと使ってみました。USBは当然問題ありません。

 バッファロのコンバータを使って、無線LAN接続したところ、印刷時に遅くなったりひどいときには、止まってしまうときもありました。これは、無線LANの環境がよくないためだと思います。

 いまどきの無線LAN製品なら対ノイズ性能も上がっているので問題ないかもしれません。

 有線LANに変えたところ、問題は解消して快適に印刷できています。

 USBからLANに変えたとき、スキャン速度も気になりました。途中までスキャンするとデータを送り終えるのを待ってまたスキャンするという感じです。USBのときは、スキャンの遅さが気にならなかったので、一気にスキャンできていたのかもしれません。

 480MbpsのUSB 2.0 と 数十Mbps - 100MbpsのLANでは、そもそも遅い印刷は問題なくても、スキャンの大量データ高速転送では問題が出るのかもしれません。

 当然、1Gbpsのインターフェイスになればこの問題も解消するものと思います。次のMP1000(?)で対応してくれるとうれしいところです。

 LANは、事実上いくらでも伸ばせたり、そもそも線がいらなかったり、複数パソコンからプリンタ共有ができたりとメリットがあります。一家に一台というケースでは有効です。

 スキャンを多用する場合、USB接続も考慮した方がよいかもしれません。

 私の場合あまりスキャンをしないから問題ないともいえるし、スキャンが遅かったからあまり使わなくなったともいえるかもしれません。


http://dc.watch.impress.co.jp/cda/special/2007/12/21/7617.html



 MP970は、キヤノン写真用紙・光沢 プロ [プラチナグレード][型番:PT-101]には対応していないようです。
(T_T)



2015/09/13
 名パソコンをリプレースしてWindows 10に移行しているところです。

 プリンターが必要になったのでキャノンのサイトでMP970のドライバーを見てみるとWindows 10はサポートしていないとあります。
(-_-;)

http://cweb.canon.jp/e-support/faq/answer/inkjetmfp/84342-1.html#MP

 試しにWindows 8用のドライバーとネットワークツールをダウンロードしてネットワークプリンターの検出をしてみましたが表示されませんでした。
(-_-;)

 そこでキャノンのアメリカサイトを見てみたところ、Windows 10の説明のところで、Windows 10用にリリースはしないけれど、7または8用のドライバーがいくらかの制限はあるだろうけれど動くべきだとあります。

Canon will not issue drivers for this model to support the Windows 10 operating system, the Windows 7 or Windows 8 drivers should function in the Windows 10 environment with some limitations which are currently unknown to Canon.

 そこで、再度キャノンのサイトから、今度は「MP970 ミニマスターセットアップ Ver.1.03」をダウンロードしてインストールしたところ、今度はスムーズにプリンターが検出され、テスト印刷もOKでした。
\(^o^)/

 最初の検出の時は何かがおかしかったんかな。
( ̄^ ̄)

 というわけで、またしばらくMP970は延命されることになりそうです。

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