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モニタ ナナオ SX2462W-HXPXBK2010/10/31 11:21

 というわけで、しばらく使ったL567にもいろいろと不満点が出てきました。

http://tips.asablo.jp/blog/2010/10/30/5456919

 そんなわけで、次期主力モニタとして選定したのが、このSX2462W-HXPXBK。

http://direct.eizo.co.jp/shop/g/gSX2462W-HXPXGY/

 選定のポイントとしては次の通りです。

・ナナオ製
・24型
・広色域
・ハードウェアキャリブレーション対応


 ナナオといえば、ブラウン管のころから高く評価をされていたと思います。今は亡き日経バイトに連載されていた混沌の館でも良く書かれていたのを見て、洋の東西をとわず評価されているのだろうかと思ったものです。

 実際職場で購入してもらったナナオの大型ブラウン管モニタは、比べる相手が悪いのですが、同時期に購入した同じサイズのイイヤマのモニタに比べて見やすさが大きく勝り、やはりナナオかな、と思ったものです。

 雑誌か何かの記事では、とにかく、ブラウン管に対する調整技術力が素晴らしく、何年かたったものでも調整に出すと、しっかり仕上がって帰ってくるというような話だったと思います。もしかしたら日経バイトに書かれていた記事かもしれません。

 その後、液晶時代になり、ナナオも落ちぶれていくのかなぁ、と思っていたところ、予想外に健闘し今日に至っています。

 以前読んだ、日経ビジネスの記事だったかには、モニタ界のフェラーリと呼ばれ、その技術力の高さから、部品メーカーなどがもうけをあまり考えずに部品を持ち込む、みたいなことが書かれていたと記憶しています。ナナオとの共同作業により得るものがあるということなのでしょうか。

 ただし、過去には、たしかATIのビデオカードとの相性問題があったと思います。また、近年では、私も使っていたL567でパネルの左上隅が黒ずむという問題も起こっています。

 とはいえ、経験的にはナナオのモニタは、壊れにくく、フリッカーや輝度ムラなど、目に見えた劣化も少ないと感じています。5年保証というあたりが自信の表れなのだと思います。ただし、パネルそのものについては5年じゃなかったと思うので要確認です。



 で、これまでは17型を使っていたわけですが、17型だと絶対的な面積が狭いし、ドットピッチが狭いので、文字も小さくなってしまい、とにかく使いづらく感じる今日この頃でした。

 文字が小さければ当然目に負担がかかるし、スクロールなどの操作が多くてもやはり疲労の原因となります。

 というわけで、健康的な観点から、24型の導入は必須でした。さすがにそれより大きいサイズというと値段的に無理がありました。



 広色域については、必要性を感じているわけではなく、単純に技術的な興味といってよいと思います。D60が事実上お蔵入りしている現在、その他の手持ちのカメラはsRGBまでなので、Adobe RGBである必然性は皆無に等しいというのが実情です。



 以前からキャリブレーションには興味があったのでこの機会にぜひ導入してみたいというものがありました。やはり、画面で見ている色が正しいのか正しくないのかわからないというは心細いものです。

 キャリブレーション自体は、測色器などを買ってくれば基本的にはどのモニタでもできるようです。ただし、パソコン側で調整するタイプは、調整時に、色の階調が損なわれてしまうなど、画質の劣化が起こるようです。

 モニタ側で調整するタイプは、その辺がうまく処理されているということです。

http://www.eizo.co.jp/products/ce/management/monitor/index.html

 SX2462Wについては一応ハードウェアキャリブレーションだということです。ただし、簡易キャリブレーションになるという話で、これがEasy PIXによる制限なのか、本体の制限なのかまでは調べてありません。



 で、SX2462W。よさそうなんだけれど、高い、高すぎる、ということで、ひとつ前のモデル(足違い)のころから、半年から一年近く悩んでいたような気がします。

 あとは、ネットで調べたり雑誌の記事を読むと、ナナオの一部のモニタはギラツクため疲れる、と書かれていて、そのあたりが気になっていました。

 実際店頭に見に行ってみると、まあ、たしかに白の部分が虹色にちらついているように見えます。L567は、そのような現象は出ていないような気がします。

 う~ん、まあ、でもナナオを信じてみるか、ということで、一昨日の夜、酔った勢いで発注してしまったというわけです。



 そして、先ほどヨドバシカメラからゆうパック経由で届いたので、早速設置してみました。

 ちなみに、ヨドバシを選んだ理由は、価格.com最安値と比べて、ポイントを勘案すれば、大差があるわけではなく、また、今回は疲れていて値下げ交渉しに行く気力もなく、信頼と実績のヨドバシにするか、ということでした。



 でもって、設置してみると、でかい、かなりでかいです。画面の面積が大きいのもさることながら、奥行きが結構あります。

 壁からというか、モニタの足の一番後ろから、モニタ前面までは22センチくらいでしょうか。

 それでも、私の机(エレクタ600mmx1200mm)の場合、私の顔からモニタまでの距離は40センチから50センチはとれるので、まあなんとかいけそうです。



 モニタをつけてみると、いや、やはり広い、広いです。Windows 7のガジェットが17型当時の位置にとどまっているので、ああ、昔はこんな狭い範囲で作業していたのかぁと思ってしまいました。

 カメラに添付されていたDigital Photo Professional で写真を一覧してみると、大量に表示ができるため、スクロールの手間が省けます。作業時間と、視線移動も少なくなるので、やはり目の疲れも少ないことでしょう。

 なにより、写真編集時に、大きいサイズで編集可能です。いやもう全然違います。画面に四つ切以上のサイズで表示されるというのは、感動的ですらあります。



 で、ドットピッチ。主観的には、文字が大きくなったという印象を受けます。だがしかし、数値的には微妙ですね。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0901/22/news001.html

 0.264mmと0.27mmの違いって、認識できるんだろうか。画面サイズが大きくなって文字も大きくなったと錯覚しているような気がします(-_-;)

 まあ、小さくなっているわけではなく、一応大きくなっているので、よしとしましょう。(-_-;)

 文字の大きさの点で、17型から24型に買い替えるのは微妙ではないかと思いました。もちろん、24型にして、解像度を変えるという手はあると思いますが。



 全然期待していなかったけれど、発色もやたらよく感じます。今まで見ていた写真が妙にきれいに感じます。色が違うのか、それとも大きいからそう感じるのかわかりませんが。

 ちなみに、L567の時から使っていた、Screen Manager Proが機能しているようで、デフォルトはTEXTモードで、Digital Photo Professional使用時には、sRGBが選ばれていました。

 なので、Adobe RGB の広色域で見たから、彩度が上がって綺麗に見えた、というわけではないと思います。



 そして問題の、ギラツキ。ギラツキって言ってるけど、なんなの?、と以前調べて見たところ、どうやら先ほど書いた虹色のノイズが出る現象のようです。ちょうどJPEGのノイズみたいな感じでしょうか。

 つけたばかりのモニタで、IEやワードなどの白い部分を見ると、たしかに細かいノイズが虹色にちらちらしているように見えます。

 しかし、つけたばかりの画面の明るさだと、昼間(薄曇りですが)の窓際でも、眩しすぎて、見ているのがつらい状態です。

 そこで、Screen Manager Proを使ってTEXTモードの明るさを抑えてみました。基本通り、ブラウザの背景の白の部分の明るさと、モニタ後ろの白壁の明るさをそろえるようにしてみました。

 その結果、虹色のちらつきも気にならなくなりました。文字を入力している際には全く気になりませんし、読んでいても気になるようなレベルではありません。

 また、写真編集の場合、そもそもJPEG画像だと静的ではあるもののノイズも入ってくるし、白い部分は大概の写真ではそれほど広くはないため、全く気になりません。

 ただし、輝度をあげて、デザインをするような人だと、もしかしたら、気になるかもしれません。仕事で色の再現性が重要な方は、念のため現物を見て確認してみたほうがよいでしょう。

 ギラツキ、ギラツキと、ネットだけではなく、雑誌でも書かれているため、かなり気になっていました。しかし、実際に買って使ってみると、今のところ、Webブラウズでは気にならないし、写真編集でも全く気になりません。

 もしかして、ギラツクといってる方は、輝度調整してないんじゃないでしょうか。(-_-;)

 そもそも、ギラツキというのは、油面の反射のように、強く反射するものを指すのではないでしょうか。この程度のものにギラツキという表現を使うのはなにか間違っているんじゃないかと思います。



 まあ、使い始めて数時間なので、まだまだわかりません。しばらく使ってみたいと思います。

 今のところ満足度はかなり高いです。ただし、来月の請求書を見た時には気が滅入っているかもしれませんが。(-_-;)



 なお、製品に付属のScreen Manager Proは、大変便利です。アプリケーションのウィンドウを選ぶたびにカラーモードを自動切り替えしてくれます。

 デフォルトをTEXTモードにしておき、色の正確さが必要な画像編集ソフトには、sRGBを割り当てるなどすれば、目の負担が小さくなるはずです。もしかしたら電気代も少なくなるかもしれません。

 調整なども、モニタのボタンでやるより簡単です。

 ナナオのモニタを使っている場合には、是非お勧めします。なお、USBで、モニタとパソコンを接続する必要があります。



 Auto Eco Viewは効いているようです。日が陰ったので、Screen Manager Proで明るさを見てみたら、18%にまで下がっていました。
 ( ̄□ ̄;!

 先ほど、日が照っているときに見たときは、明るさが78%位だったような気がするので、十分機能しているような気がします。

 健康と、電気代と、製品の寿命に影響してくることでしょう。



これぞ“正しい”広色域ディスプレイ――24.1型WUXGA液晶「FlexScan SX2462W」に迫る
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0912/28/news045.html

シューズ ニューバランス M703JW2010/10/31 20:45

 しばらく前から履いているのが、この New Balance M703JW。すでに生産終了になっているようです。

 703という型番からすると、現在気に入って履いているMT703GHはこの系統なのでしょう。

 最初に買ったのはグレーで、なかなか気に入ったので二足目として黒も買いました。

 M703JWは、ゴアテックスを採用していて、防水透湿性が売りとなっています。

 (ゴアテックスは誤り。追記を参照してください。)

 しかし、最初のうちはいいのですが、それなりに履くと水がしみてくるようになります。

 先日のキャンプでもつま先部分がぐっしょり濡れてしまいました。

 水が漏れてくる原因としては、次の二つが考えられます。

・シームシーリングがされていない。
・履いているうちにゴアが弱った。

 最初の方は製品に起因する問題です。シームシーリングされていないとすれば、最初は撥水により問題がなくても、撥水が衰えたところで縫い目からしみこんでくるようになります。

 二つ目の問題は使い方、というよりは、シューズの選び方に起因する問題です。サイズが小さいものを無理やり履いていれば、ゴアも伸びてしまうのではないかと思います。

 現在履いているサイズは、履き初めに小指が当たる感じがあります。なので、そのあたりのゴアが弱った可能性はあると思います。

 水漏れもつま先中心というあたりが、関連を感じさせます。

 そろそろ底も減ってきて限界なので、履き替えるときにばらしてみようかと思います。

 もしかしたら、そもそもゴア自体の寿命が短いのかもしれません。

 ウェアなどに使った場合には、それなりに寿命があっても、シューズに使って、しょっちゅう履かれた場合には、折り曲げにより劣化してしまうものなのかもしれません。

 そうだとしたら、水が漏れてくるようになったところで寿命ということかもしれません。

 M703JWは、普段の街歩きに履いているので、相当酷使されています。

 ちなみに、M703JWは、防水性がある反面、どうしても蒸れやすくなるし、暑いと感じています。



追記:

 完全防水ではないと説明している販売店があります。
http://item.rakuten.co.jp/sneaker-soko/10004764/

 使用されているのはゴアテックスではなく、スーパーシルクプロテインテックスだったようです。
http://kakaku.ecnavi.jp/item_info/20668390510869.html

 シームシーリング(縫い目の防水加工)されていないモデルだとすれば、防水性をうたわないでほしいものです。シームシーリングされていなければ、撥水性能が落ちたところで水がしみ込んでくるはずです。

 既にニューバランスのページにはないので、今となってはどういううたい文句だったのか確かめようもないのですが。

 と書いて、お、そういえば、タイムマシーンがあったなぁ、と思い出しました。

http://www.archive.org/

 だがしかし、残念ながらフラッシュが使ってあるページのためか、閲覧できる状態に復元できませんでした。

 現在防水性のあるシューズを買うとしたら、これでしょうか。
http://www.newbalance.co.jp/products/detail.php?MT703G

 こっちは本物のゴアテックスのようです。MT703GHのローカット版という感じなのかもしれません。

 現在のがすでに限界なので、試してみようと思います。


2010/11/03
 追記内容を修正。

 興味があれば、MT703GHについてもご覧ください。
http://tips.asablo.jp/blog/2010/05/15/5088722



2010/11/14
 さらに、MT703Gも追加しました。
http://tips.asablo.jp/blog/2010/11/11/5493427

本 野尻 哲史 老後難民 50代夫婦の生き残り術2010/10/31 21:46

 うちのが図書館から借りてきて、もう返さないといけないというので、ざっと読んでみました。

 簡単に言えば、次のような話です。

 老後の暮らしに自己資金として3千万円は要るので、退職するまでにお金を貯めましょう。その際貯金ではなく投資の方が効果的です。若いうちから投資した方がよいでしょう。

 うちの曰く、あんまり参考になることはないけど、最後の地方移住が参考になった、ということでした。

 たしかに読んでみて、これといって得るものもない本でした。最後の地方移住についても、もともと地方移住を考えていたし。

 サラリーマンは二度破産する、や、普段の新聞を読んでいれば、とりたて得るものはないような気がします。

 まあ、あらためて、老後に備えて投資しておいた方がよいということが分かったという感じでしょうか。

 結構話題になっているようですが、老後難民というタイトルがインパクトがあってよかったのでしょうか。

 本文中に、老後難民の話を日経に書いたら、投資家や銀行員から抗議があったということが書いてありました。そんなに金が要るわけがない、商品を売るために書いているんだろう、みたいなことでした。

 (著者はフィデリテイ証券関係の人です)

 私としては、そちらの方が驚きでした。抗議してきた人は四則演算もできない人なのでしょうか。年間300万円で暮らすとして20年生きるとしたら6千万円です。

 年金があてになるんだかどうだかわからない現状を考えると、三千万あっても怪しいでしょう。

 とかなんとかいって、私自身、数年前に、テレビで老後は五千万円だか一億だかいるという話を聞いて腰を抜かした一人です。
 ( ̄^ ̄)

 著者も書いていますが、まだ知らない人に伝えるという意味では、意味がある本だったのだと思います。

 腰を抜かした方は読んでみたほうがよいでしょう。
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