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アメリカ グランドティトン国立公園2011/07/17 08:06

 先月下旬に行ってきたのがアメリカ中西部にあるグランドティトン国立公園。

 グランドティトンはワイオミング州にあります。今回グランドティトンとイエローストーンに行くまでワイオミングがどこにあるのか知りませんでした。
 (^_^;)

 グランドティトンといってもピンとこない方も多いと思います。少なくとも私たちは知りませんでした。

 元々はイエローストーンを訪れようと思っていて、地球の歩き方を読んでいたところ、イエローストーンに行くならぜひ一緒に訪れたいと書いてあり、それなら一緒に行ってみるか、程度に思っていました。

 そのため、当初は正味4日間だったため、1日をティトン、2日をイエローストーン、最期をイエローストーンかティトン、というプランでした。

 結局そのあと、行きのフライトを二日前にずらすことが可能になったため、ティトンに二日間追加することにしました。

 これが正解で、ティトンはとてつもなく美しくて、いくらいても見飽きないかも、という位のところでした。

 ガイドブックを読むと、アメリカ一美しい国立公園と書かれていて、それはそうかもしれないと思わされる美しさでした。



 当初の予定は次の通りでした。

1日目: 夜到着
2日目: グランドティトン。昼もしくは夕方にイエローストーンへ
3日目: イエローストーン
4日目: イエローストーン
5日目: 午前もしくは午後にティトンへ移動。
6日目: 朝出発

 う~ん、これではやはり全然足りないですね。私たちは、ツアーに参加せずに、じっくりと見て、写真もかなりとるので、いくらでも時間がほしいところです。

 フライトを変更したのが次の予定。

1日目: 夜到着
2日目: グランドティトン。
3日目: グランドティトン。
4日目: グランドティトン。朝もしくは昼にイエローストーンへ。
5日目: イエローストーン。オールドフェイスフルからマンモスへ移動。
6日目: イエローストーン。マンモスからレイクへ移動。
7日目: イエローストーンからティトンへ移動。
8日目: 朝出発。

 これで、ほぼ満喫することができました。しかし、トレッキングはできなかったし、見落としているスポットも存在しています。コンプリートするんだったら、それぞれ一週間くらいほしいところかもしれません。

 ただ、この辺りは、かなり主観の要素が強くて、ティトンはつまらなかったみたいな書き方をしている人もいます。

 自然は、天候で大きく見栄えが変わってくるので天候に恵まれないとそうなるのかなという気もします。

 実際、3日目は結構雨が降っていて、景色は今一つでした。私の腕では、いい写真が撮れず、とりあえずロケハンだけやっていました。

 ああいうときに訪れた方は、残念な景色しか見られず、ティトンは今一つだった、という事になるのだと思います。

 天候ばかりは運なので、これはどうしてみようもないですね。しいて言うならばできるだけ長期間訪れたいところですが、なかなかそうもいきません。



 移動手段はレンタカーを使っています。観光ポイント間の移動や食事、食材やお土産などの調達などなど、やはり車があるととても便利です。

 園内は野生動物が多くて、いつ飛び出してくるかわからないので、とてもではないですが、スピードオーバーなんてできませんでした。

 バッファロやプロングホーンなどに遭遇すると、つい見物したくなるので、時間も必要です。

 なので、園内の移動時間には余裕を見ておいた方がよいと思います。

 野生動物は当然気まぐれなのでどこに現れるかわかりません。それでも、園内を流していれば、しばしば遭遇するので、やはり車の方がよいと思います。ツアーだとそうはいかないのではないかと思います。



 ティトンに行ってみて最初に驚いたのは、やはり壮大なティトン連山の景色。丁度、ついた翌朝は晴れあがっていて、ホテルの部屋からは抜群の景色が見られました。

 湿地帯から、突然立ち上がっている険しくまだ雪が残る山は、これはもうどういってみようもないほどの美しさでした。

 現地に行く前に、当然写真は見ていたけれど、実際に現地に行ってみたときの美しさは別次元で、やはり百見は一観にしかず、という感じです。

 全視界を占めるパノラマ感や立体感、空気感といったものは、どうしても現地に行かないとわからないものだと思います。残念なことに記憶はどんどん薄れて行ってしまうのですが…



 次に印象に残っている景観というと、シュワバッカーポイントやオックスボーベンド。

 この辺りは湖に映るティトン連山が、いかにも美しい景色を演出してくれていました。

 シュワバッカーでは、ビーバー湖らしきものもあって、そんなもの実際に見られるとは思っていなかったので、結構うれしく思いました。(単に枝が引っ掛かっただけのものだったりして…)

 シュワバッカーポイントは未舗装路で、水たまりが深く、かなり荒れているので、セダンの場合は要注意だと思います。一応セダンの人もいましたけど。未舗装路での事故は保険適用外になるので自己責任です。



 アンテロープフラットロードは、古い住居跡があり、古民家的な良さがあります。遠くに黄色い花が一面に咲いていて、いい感じでした。

 のどかといえばのどかですが、ティトン連山も見えて、やはり日本では得られない景色を見ることができます。

 住居前の道を、だいぶ奥の方まで歩いて行ったところ、熊エリアしばしばクマ出没の看板があり、そそくさと引き返してきました。

 あちらこちらに地リスがたくさんいるので、それらを見るのも楽しいでしょう。

 未舗装路の方に行ってみても面白いです。こちらはそれほど荒れていなかったので、セダンでもいけそうな気がしました。

 曇りと晴れの二回訪れてみました。やはり曇りと晴れでは雲泥の違いがあるので、晴れることを祈った方がよいでしょう。晴れると素晴らしい景色を見ることができます。




 カニンガムキャビンも、古い入植者の建物があるところです。こちらは、天気がよくない時に訪れたためか、景色は感動的という事はありませんでした。



 オックスボーベンドも、曇天の時に訪れたときは、これが何?、って感じでしたが、早朝訪れた際には、湖面に映るティトン連山が、絵葉書のようにきれいで驚きました。まさに絵にかいたような美しい景色でした。



 ジャクソンレイクは、ホテルにチェックインしようとしたら、部屋の準備ができていなくて、暇つぶしにドライブしている最中に、そういえばジェニーレイクでボートに乗るんだったという事を思いだし、急遽向かったところです。

 ビジターセンターから歩いて数分のところにある船着場から出発します。湖の水が冷たすぎるらしく、カヌー類は使えないようでした。

 チケットは、船着き場で料金を払い、ハンコを手に押してもらうタイプです。

 たしか、20分かそこらで次のボートがやってくるので、時間はあまり気にしなくてよいと思います。

 対岸までボートで向かい、ショートトレイルを歩いて川を見て帰ってきました。

 その気になれば、ボートに乗らず湖岸を歩いて帰って来れるようですが、時間がなくてできませんでした。
 (T_T)

 川についたあたりで雷の音がし始めたので、そそくさと帰ってきました。

 ホテルで食事をしているときには滝のような豪雨となったので、そのころボートで向かった人たちはひどい目にあったと思います。

 山地だけあるためか、天候は結構すばやく変わるので雨具の用意をしておいた方が無難だと思います。



 私たちは、空港から南に行ったところから、Gros ventre road に入り、Antelope flat road を通って、ハイウェイに戻るというルートもとおってみました。

 絶景というわけでもなく、ある意味何気ない景色でしたが、のどかで見晴らしがよく、クリーク沿いの樹木なんかも見れるので、あれは行ってよかったと思います。

 途中、モルモン住居跡へ行くショートカットコースもあるけれど、未舗装路のようです。



 Jenny lake scenic road.は、二三回通りました。道路沿いの景色自体は、感動的に美しいという事もなかったと思いますが、帰る際の早朝見た、Jenny lake overlook付近からの眺めは、これもまた素晴らしいものがありました。

 飛行機の時間があったため、ゆっくりと止まってみることができなかったのが残念です。



 シグナルマウンテンにも登ってみました。といっても車です。オーバールックに着くまでは、センターラインがなくて、長い道路を走るので、細い山道が苦手な方は要検討です。

 あいにく天候が悪くて景色は今一つでしたが、近辺の地形をある程度理解するという意味では、いいポイントだと思います。

 私たちはJackson pointで終点だと思い、引き返してしまいました。Emma Matilda overlookが最後のようです。地図を読んでおくべきでした。



 コインランドリーでの洗濯のためにコルターベイにもいってみたけれど、あいにく小雨がぱらつく曇天で、単なる船着き場という感じで、そそくさと帰ってきました。

 時間がたっぷりあれば、ビジターセンターなんかにもよってみたかったのですが。



 野生動物については、目撃したのは次のものです。

・プロングホーン たくさんいました。
・バッファロ 結構いました。
・ムース 3頭ほど見ました。
・地リス
・大きな鳥 頭が白いように見えたのでハクトウワシかも。

 ただ、そう簡単に至近距離で見ることはできないし、そもそも近づいてはいけない規則もあるはずです。

 というわけで、活躍するのが双眼鏡。今回、この旅行のために買ってみたところ、実に重宝しました。

 私の肉眼では全く見えないようなものも見ることができるため、野生動物観察をしたいのなら必須だと思います。

 というか、双眼鏡がないと何を見ているのかわからないケースも多いと思います。

 といっても、何でもいいわけではないので、要注意です。

http://www003.upp.so-net.ne.jp/camera-bino/binoerabi.htm



2014/06/30
 ジャクソンレイクロッジ
http://tips.asablo.jp/blog/2011/07/17/5961286

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