八ヶ岳 編笠山(観音平→押手川→山頂→青年小屋→観音平) ― 2012/04/29 07:38
ゴールデンウィークで、せっかくの三連休だし、久々に遠出するか、と行ってきたのが、八ヶ岳の編笠山。過去に二三回上った記憶があります。
編笠山は八ヶ岳の南のはずれにあり、モンクスフーズのマスターには、あれは八ヶ岳じゃねぇ、と言われます。
今回山梨方面に行くにあたって、鳳凰三山とか八ヶ岳とか他のところも考えました。
しかし、鳳凰三山を日帰りだと眺めはいまいちな気がするし、横岳や赤岳あたりは、赤岳鉱泉から上はピッケル必要と書いてあり、手に負えないし、茅が岳もつまらないし、ミズガキ山は行き飽きた感があるし、ということで、久々に編笠山に決定。
韮崎駅に08:02到着の電車に乗り、韮崎駅前のトヨタレンタリースでヴィッツを借りたのでした。韮崎駅周辺に大型施設が建ち、景観が一変していてびっくり。
高速を使ったので観音平には9時くらいに到着。高速代は400円でした。
体操してから出発。雲海分岐までは天気がよく、道のコンディションもいい感じでした。ただ、日差しがかなり強く、長袖ジップアップTシャツ一枚でも暑くて弱りました。これからの季節、もっと薄いシャツが必要です。
1900メートルを超えたあたりから雪が登場。押手川付近では登山道が半ば氷の川と化していて、しかも氷の上を雪解け水が流れてきます。
(-_-;
押手川付近で三人ともアイゼンを装着。私とうちのは、なんちゃって10本歯を装着。友人はまさかの簡易アイゼンで、それからの行程で苦難を強いられることになりました。
氷の川が終わると、今度は雪が深くなってきて、踏み固められた道の脇には、ちょくちょく大きく踏み抜いた跡が見られます。60センチくらいはあったでしょうか。
押手川から山頂までの半分くらいのところでしょうか、登っていたはずの四人組の中高年女性たちが降りてきました。雪が深いので撤退ということでした。
足下を見ると簡易アイゼンかスパイクチェーンでした。滑るというよりは足を取られるからやめたようです。
山頂直下の急登は相変わらずでした。ただ、以前雪がないときにきたときには、土が乾いてパサパサで、当時はストックもなく、掴まるところもなく、滑ったらいったいどこまで落ちるんだと不安に思ったものでした。
そのため、以前うちのと編笠山に上ったときも、直登コースはさけて青年小屋から上ったものでした。
しかし、今回は雪があるから逆に何とかなるだろうと思い登ってみると、実際アイゼンが効いて、ある意味楽でした。
ただ、うちのと友人は、落ちたらどこまでも滑って転がっていきそうだと恐れをなしていて、収支緊張を強いられていたようです。
うしろには素晴らしい南アルプスの眺めが広がっていたのですが、振り返るのも恐ろしかった、らしいです。
山頂付近はなぜか雪がなく開けていて、間近に見える八ヶ岳連邦の眺めは圧倒されるような素晴らしさで空も青く、本当にきてよかったと思いました。
南アルプス、日本アルプス、そして遠くに霞んではいるものの北アルプスも見えました。
きた道を戻るのはとんでもない急坂なので戻るつもりは全然なくて、安全に青年小屋経由で降りることにしました。
ところが、青年小屋までの道は岩と深雪で、結構な道でした。潜ると今度は1メートルは潜ります。うちのや友人は穴をあけていました。
(-_-;
私は新潟県豪雪地帯の出身のためずっぽり潜るなんてことはありませんでした。
( ̄^ ̄)
青年小屋について、お昼ご飯。ラーメンとうどんを頼んだところ、多少時間はかかったものの、これまでの山で一番よくできたラーメンとうどんが出てきました。
\(^o^)/
青年小屋に泊まりにきてもええなぁ、と話していました。
青年小屋からの下りは、相変わらず深い雪で、そこら中に踏み抜いた跡があり、かなり歩きにくいものでした。これが押手川までの三分の二くらいは続いたでしょうか。
雪が多く歩いているところが高いため木の枝なども近くなり、無雪期とは比べ物にならない大変さでした。
それでもなんとかかんとか押手川まで帰ってくることができ一安心。
押手川は雪解け水で文字通り川と化していてびっくり。以前きたとき押手川って言うけれど川はないなぁ、と思ったけれど、川はあったんですね。
さっきネットで検索したら、手で押すと水が出るから押し手川、なんて記述がありました。なるほど。
押手川からしばらくは、沢を下っているような雰囲気がありました。
しばらく行くと水は無くなり、あとは元来た道を下るのみでした。歩きにくい穴だらけの雪道で疲労困憊していたため、押手川からさきもとても長く感じましたが、ようやく無事に観音平までたどり着けました。
9時出発で丁度5時くらいに帰着したので、8時間も行動していたことになります。久々の長丁場でした。
下山後は、いつもの韮崎旭温泉で汗を流し、いつもの甲府駅前の小作で馬刺や地鶏などで一杯飲み、名物のほうとうを食べて、スーパーあずさで帰りました。
とても充足感のある一日でした。
そういえば、今回はハンディGPSを初めて投入しました。
http://tips.asablo.jp/blog/2012/04/22/6421747
途中、本当にこんなところを通るの? というところもあったけれど、GPSをみるとちゃんとコースを歩いているので、とても安心できました。
編笠山は八ヶ岳の南のはずれにあり、モンクスフーズのマスターには、あれは八ヶ岳じゃねぇ、と言われます。
今回山梨方面に行くにあたって、鳳凰三山とか八ヶ岳とか他のところも考えました。
しかし、鳳凰三山を日帰りだと眺めはいまいちな気がするし、横岳や赤岳あたりは、赤岳鉱泉から上はピッケル必要と書いてあり、手に負えないし、茅が岳もつまらないし、ミズガキ山は行き飽きた感があるし、ということで、久々に編笠山に決定。
韮崎駅に08:02到着の電車に乗り、韮崎駅前のトヨタレンタリースでヴィッツを借りたのでした。韮崎駅周辺に大型施設が建ち、景観が一変していてびっくり。
高速を使ったので観音平には9時くらいに到着。高速代は400円でした。
体操してから出発。雲海分岐までは天気がよく、道のコンディションもいい感じでした。ただ、日差しがかなり強く、長袖ジップアップTシャツ一枚でも暑くて弱りました。これからの季節、もっと薄いシャツが必要です。
1900メートルを超えたあたりから雪が登場。押手川付近では登山道が半ば氷の川と化していて、しかも氷の上を雪解け水が流れてきます。
(-_-;
押手川付近で三人ともアイゼンを装着。私とうちのは、なんちゃって10本歯を装着。友人はまさかの簡易アイゼンで、それからの行程で苦難を強いられることになりました。
氷の川が終わると、今度は雪が深くなってきて、踏み固められた道の脇には、ちょくちょく大きく踏み抜いた跡が見られます。60センチくらいはあったでしょうか。
押手川から山頂までの半分くらいのところでしょうか、登っていたはずの四人組の中高年女性たちが降りてきました。雪が深いので撤退ということでした。
足下を見ると簡易アイゼンかスパイクチェーンでした。滑るというよりは足を取られるからやめたようです。
山頂直下の急登は相変わらずでした。ただ、以前雪がないときにきたときには、土が乾いてパサパサで、当時はストックもなく、掴まるところもなく、滑ったらいったいどこまで落ちるんだと不安に思ったものでした。
そのため、以前うちのと編笠山に上ったときも、直登コースはさけて青年小屋から上ったものでした。
しかし、今回は雪があるから逆に何とかなるだろうと思い登ってみると、実際アイゼンが効いて、ある意味楽でした。
ただ、うちのと友人は、落ちたらどこまでも滑って転がっていきそうだと恐れをなしていて、収支緊張を強いられていたようです。
うしろには素晴らしい南アルプスの眺めが広がっていたのですが、振り返るのも恐ろしかった、らしいです。
山頂付近はなぜか雪がなく開けていて、間近に見える八ヶ岳連邦の眺めは圧倒されるような素晴らしさで空も青く、本当にきてよかったと思いました。
南アルプス、日本アルプス、そして遠くに霞んではいるものの北アルプスも見えました。
きた道を戻るのはとんでもない急坂なので戻るつもりは全然なくて、安全に青年小屋経由で降りることにしました。
ところが、青年小屋までの道は岩と深雪で、結構な道でした。潜ると今度は1メートルは潜ります。うちのや友人は穴をあけていました。
(-_-;
私は新潟県豪雪地帯の出身のためずっぽり潜るなんてことはありませんでした。
( ̄^ ̄)
青年小屋について、お昼ご飯。ラーメンとうどんを頼んだところ、多少時間はかかったものの、これまでの山で一番よくできたラーメンとうどんが出てきました。
\(^o^)/
青年小屋に泊まりにきてもええなぁ、と話していました。
青年小屋からの下りは、相変わらず深い雪で、そこら中に踏み抜いた跡があり、かなり歩きにくいものでした。これが押手川までの三分の二くらいは続いたでしょうか。
雪が多く歩いているところが高いため木の枝なども近くなり、無雪期とは比べ物にならない大変さでした。
それでもなんとかかんとか押手川まで帰ってくることができ一安心。
押手川は雪解け水で文字通り川と化していてびっくり。以前きたとき押手川って言うけれど川はないなぁ、と思ったけれど、川はあったんですね。
さっきネットで検索したら、手で押すと水が出るから押し手川、なんて記述がありました。なるほど。
押手川からしばらくは、沢を下っているような雰囲気がありました。
しばらく行くと水は無くなり、あとは元来た道を下るのみでした。歩きにくい穴だらけの雪道で疲労困憊していたため、押手川からさきもとても長く感じましたが、ようやく無事に観音平までたどり着けました。
9時出発で丁度5時くらいに帰着したので、8時間も行動していたことになります。久々の長丁場でした。
下山後は、いつもの韮崎旭温泉で汗を流し、いつもの甲府駅前の小作で馬刺や地鶏などで一杯飲み、名物のほうとうを食べて、スーパーあずさで帰りました。
とても充足感のある一日でした。
そういえば、今回はハンディGPSを初めて投入しました。
http://tips.asablo.jp/blog/2012/04/22/6421747
途中、本当にこんなところを通るの? というところもあったけれど、GPSをみるとちゃんとコースを歩いているので、とても安心できました。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。