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SSD をWindows 7の起動ドライブに2012/06/04 07:57

 現在、Windows 7の起動ドライブをSSDに変更中です。

 パソコンはHPのp6220jp
http://tips.asablo.jp/blog/2010/08/15/5288890

 ディスクはCrucial M4 128GB
http://tips.asablo.jp/blog/2012/02/23/6344826

 試験的に単に交換してリカバリーを行なってみたところ、とりあえず起動してくるし、HDの時とはぜんぜん違う起動速度と操作感で、申し分ありません。



 ただ、調べてみるとIDE互換接続だと性能をフルに発揮しないようです。パフォーマンス的なこともさることながら、問題はtrimが効かないらしい。

 Windows上でファイルを削除した時、Windowsはディスクには通知せずファイルがあった場所はほったらかしにします。そして、いずれ新しいファイルを書き込むときにそこを上書きして再利用します。

 (この仕組があるから削除ファイル復活ツールなどが機能するわけです。)

 これだと、ディスクは削除済みの領域も大事に持ったままとなりそこを使いません。そこで、Windowsから削除した領域をディスクに通知してやり、最利用するための仕組みがtrimということです。

 どうやらtrimコマンドは、ディスクがIDE互換で接続されていると機能しないようで、AHCIで接続されている必要があるようです。trimコマンドはSATAのネイティブコマンドとして実装されているのでしょう。

 それでは、AHCIでSSDを接続すればいいかというと、これがまた厄介なことにそうではないんです。

 AHCIで接続してやると、確かにWindowsはtrimコマンドを発行します。しかし、SSDがtrim機能を使えるかどうかはまた別問題のようです。

 (もちろんtrim機能に対応していない古いSSDは論外です)

 Windowsがtrimを発行しているかどうかはコマンドプロンプトからコマンドを叩けばわかります。

http://d.hatena.ne.jp/Lansen/20091114/1258183348

 問題は、SSDがtrimを扱っているかどうかを確認する方法で、これがOSの標準機能では確認できないようです。

 以前探したページでは、ディスクセンチネルとかいうシェアウェアで確認できると書いてあり、試しに見てみると、私のは無効になっていました。
 ( ̄□ ̄;!!

 そのページを見て、ディスク及びコントローラーのドライバをMS標準のものに変更したところ、なんと有効になりました。

 このディスクセンチネルというソフトがどういうものかわからず不気味だったので、ディスクをフォーマットしなおしました。

 現在再インストールした状態で使っていて、ドライバーも通常通りインストールして、そのあとWindows Updateが行われただけで、特に手を加えたことはありません。

 現在は、有効になっているか無効になっているかわからない状態です。

 さすがに、メーカーから組み込みで出荷される製品は有効になっていると思うので、このあたりが気になる方は、SSDが標準搭載されているパソコンを買ったほうが無難だと思います。

 trimが有効にならないと、パフォーマンスはもちろん、SSDの寿命にも影響してきますから。



 しばらく使っていますが、今のところは快適です。ディスクのアクセス速度よりも、CPU速度のほうが気になってきています。

 ちなみに、CPUはcore2duoです。

 キャノンの印刷ユーティリティを使うと両方のコアがCPUを使いきっていてびっくりします。

 Windows 8がでたら i3かi5にアップグレードしましょうか。



 なお、私は写真が200GB位あるので、それは別ドライブに逃がしています。SSDはOSやアプリケーション領域として使っています。

 寿命を考えるとテンポラリーファイルの領域やスワップ領域をHDDに逃したほうが良いようですが、そうするとパフォーマンスが低下する可能性があり、なんのためにSSDを導入したのかわからなくなる面もあります。微妙です。

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