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グローブ ノースフェイス アルタスノーグローブ NN861122012/02/07 07:32

 これまで使っていたベルグの冬用グローブがほころんできたので、買い替えたのがノースフェイスのAlta snow glove. Mサイズで手囲い23-24cm。

 銀座の好日山荘に行って物色していたところ、比較的手にフィットして暖かく、何より三割引きというところが気に入って購入しました。

 定価は税込み8820円。

 メーカーによるスペックは次の通り。

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防水機能を備えた汎用性に優れるグローブです。表地の素材にハイベント®を用いることで水分や冷気をシャットアウト、掌側に天然皮革をあてて細かな作業もしやすくしています。内側にはボアフリースのライニングを用いて高い保温性を確保、スキーやボードだけでなくスノーキャンプ、スノーシューイングのように雪世界に長時間滞在するような時にも活躍します。

【Fabric】 <表地>Nylon Faille Weave Hyvent™(2層)(ナイロン100%(ポリウレタンコーティング)) <平>合成皮革<ライニング>ボア(ポリエステル100%) <インサート>HYVENT™インサート

【Function】 汎用性が高い防水のスノースポーツ用グローブ(ハイベント・インサート入りタイプ)/シェル素材に耐久性の高いHyVent™を使用/防水HyVent™ インサート内蔵/保温性の高いボアフリースのライニング/手の平は撥水性の高い合成皮革と耐久性の高い人工皮革を使用/手の甲にジッパーポケット/リーシュつき/親指に鼻ふき

【原産国】 中国

【Size】 XXS・XS・S・M・L・XL

【Color】 (K)ブラック、(MI)ムーンライトアイボリー、(CF)カモフラージュ、(BC)ブラックカモ
>>

 店頭の製品を見ると何にも書かれていなくて、機能が不明でしたが、上記説明を見ると、スノースポーツをターゲットとしたもので、ハイベントを使用した防水機能もあるようです。

 以前使っていたベルグのグローブもベルグブランドだけれど、スノースポーツのコーナーにあったような気がするので補充用としてはちょうど良かったわけです。スキーもこれで行けます。



 実際に使ってみるまではオーバースペックではないかと懸念していました。しかし、先週雲取山で使ってみたところ、基本的に暖かいものの、一時的に冷たさを感じることもあったので、これくらいの厚みの製品で丁度良いのではないかと思いました。

 薄いフリースのグローブも持って行って、状況によって使い分けています。



 ただ、今にして思うと、それなら薄いフリースグローブとナイロンのオーバーグローブという組み合わせの方がよかったような気もします。

 それなら、フリースグローブを二枚持っていけば交換もできるし重ねることもできます。

 けれど、私の持っているオーバーグローブは完全防水ではないので、そこが難点です。ゴアテックスか何かのインサートが売られていると便利なのですが。



 アルタを使ってみて便利だったのはリーシュ(紐)。あらかじめ手首に止めておくことにより、脱いだ時に手首にぶら下げておくことができます。他のグローブにもつけようかと思いました。



 比較的柔らかく指も動かしやすいと感じました。ただ、これで細かい作業は私には無理です。



 ノースフェイスのサイトでアルタスノーグローブを見ると、用途はスキーとスノボ。
 (-_-;)

 アセントグローブや、ケルビンGTX、プラズマGTXなどのグローブは山用となっています。

 ただ、この辺りだとさすがにちょっとオーバーかもしれません。この辺だと冬の八ヶ岳とかのレベルなのかもしれません。

奥多摩 雲取山(鴨沢→七ツ石小屋→雲取山荘→鴨沢)2012/02/07 21:48

石尾根より飛龍山を望む
 というわけで、先週末は雲取山に登ってきました。

 当初は土曜日登って日曜日降りるという事を考えていたわけですが、雲取山に電話してみると結構な人が泊まっているらしい、というわけで、金曜日休暇を取って、金曜日登って土曜日降りることにしたわけです。

 今回は電車とかバスはうちのが調べていたので、そのまま任せていました。奥多摩駅8:40のバスで、登り始めたのは9時半くらいです。

 集落のコンクリート道が終わったあたりから氷の道となったものの、そのまま歩き、小袖乗越でアイゼンを装着しました。

 私たちの前には、カップル二人と高校生らしき三人組、その他若者と兄ちゃん、という感じだったと思います。



 しばらくの間は、雪がないところもあったものの、登っていくとあとはだんだん雪が増えてきます。

 堂所につく随分前に高校生三人組はコッフェルでお湯を沸かしていました。もうお昼?

 堂所を過ぎてしばらく行ったところで、カップルを追い抜いて、さらに若者も追い抜きました。
 ( ̄□ ̄;!

 私たちがほかの人たちを追い抜くなんていまだかつてないこと。そんなにハイペースなのか。
 ( ̄□ ̄;!

 理由は簡単で皆さん重装備だからです。私たちはいつもの装備に毛が生えたようなものです。



 七ツ石小屋で、お湯を沸かしながらゆっくりごはん。



 七ツ石小屋を出た後、七ツ石山を越えていく予定でしたが、どうも見覚えのない道です。変だと思い地図を見ると、雲取直行のまき道でした。
 ( ̄□ ̄;!

 水場のところでまき道に向かってしまったんですね。
 (-_-;)

 結果的には体力が温存できてよかったわけですが。
 (^_^;)



 奥多摩小屋の手前で、ヘリが近くを通り、二三回旋回し、私たちのすぐ近くでホバリングしていました。

 遭難者だと思われたのか!?
 ( ̄□ ̄;!

 下手に手を振ったりすると降りてきてしまうかもしれないので、じっと見るだけ。間近で見られていい体験でした。
 (^o^)



 奥多摩小屋から小雲取までが予想外に長かったものの、無事雲取山に到着。

 雲取山から雲取山荘まで20分のコースタイムだったものの、妙に長く感じ30分くらいかかったかもしれません。

 山荘についたら4時半くらいだったと思います。なかなかいい時間になってしまいました。



 雪を落としてアイゼンを脱いだりして小屋に入ると、小屋の方が出てきて、予約もなしで来たの? みたいな話で、へ?

 メールで予約して返信をもらって、今朝もバスの中からメールを送ったんですけど、と話したら、どうやら内部の連絡がよくなかったようです。

 なんでもメールをチェックする人と小屋とは違うような話でした。メールを取り扱っているのは下界なのかもしれません。

 泊まる方は、電話で確認した方がよいかも知れません。



 当日は私たちのほかに三人しか泊まらないという事で、私たちは1-1の個室に三人で泊まることになりました。
 \(^o^)/

 部屋に入ると炬燵が置いてあり、豆炭炬燵でした。
 \(^o^)/

 ただ、部屋の気温自体は寒くて0度。
 (-_-;)

 ま、外はマイナス10度くらいになるだろうから、ずっとましか。



 トイレに行ったら暖房が入っていて、とてつもなく暖かい。実に快適。
 ( ̄□ ̄;!

 循環している水が凍らないようにしているようです。



 晩御飯は食堂で。石油ストーブが置いてありました。が、寒い。
 (-_-;)

 晩御飯は、野菜サラダと、ハンバーグ、山菜の漬物、玉子焼き、味噌汁。味噌汁がうまいし、レタスやトマトが異様にうまく感じる。ご飯はおかわり自由。

 ご飯がもう少ししっかりしているとなお嬉しかったけれど、高地でうまく炊けないんでしょうか。



 こたつ用の豆炭は朝の8時半から用意するのだそうです。豆炭を起こす時は食堂が煙くなるほどで一酸化炭素中毒を防ぐため窓を開け放つんだとか。

 豆炭の用意があるので、要予約なんだそうです。(もちろんご飯もあると思いますが。)

 非常用に一つ余計に作ってあったので、私たちはこたつに入れたということです。
 ( ̄□ ̄;!



 小屋は8時半消灯5時半朝食。( ̄□ ̄;! ということです。下界の感覚からするとすごいですねぇ。

 部屋に戻ってしばらく話していたものの、さすがに疲れたのか眠い。というわけで、7時半にはねることにしました。

 当初はこたつに足を入れて寝ていたけれど、途中で熱くて目が覚めました。低温やけどしてもたまらんもんがあるので、結局炬燵から出て寝ることにしました。

 ところが、寝はじめると、床から冷気が伝わってきて寝られたもんじゃありません。

 というわけで、敷き布団を二枚使って、さらに毛布を二枚重ねて敷き、掛布団も二枚がけにしてみたところ、朝までぐっすり眠れました。
 \(^o^)/

 ちなみに、上は、厚手アンダーウェアにウールシャツ、薄手ダウンに厚手ダウンと着こんでいました。
 (-_-;)



 そういえば、山頂から山荘に降りてくる最中、足先が少し冷たく感じました。むむっ、と思ったもののすぐ小屋だったので、そのままにしたわけです。

 小屋についてシューズを脱いだところ、汗で微妙に湿っていました。む~ん。

 替えのソックスは必須ですね。あとは、今のソックスがもうへたってきているのかもしれません。



 翌朝、目が覚めると5:33。朝食は5時半からと言われていました。
 ( ̄□ ̄;!
 
 慌てて食道に行き、ご飯を頂きます。鮭がメインのご飯でした。とても満足。

 6時くらいには出る予定が、布団をたたんだりしていたら大分過ぎてしまい、結局出発したのは6:45でした。

 他の登山客二人も同じくらいに出発です。一人は朝食をとらずに出発したようです。

 ちなみに、室温は腕から外しておいたプロトレックで見たところ、夜中に2度くらいで、朝は1度くらいでした。



 雲取山頂から山荘まで下りてきたとき結構な急坂だと思ったものの、思ったほど上りは大変でもありませんでした。

 ただ、気温はマイナス10度で、最初は足先が冷たく感じました。

 山頂や石尾根からの、富士山や飛龍さんの眺めは素晴らしく、何枚か写真を撮りました。時間が許せばもっと取りたかった。

 

 山頂から先は、淡々と下っていくだけで快調でした。歩いているうちに足先もポカポカになりました。

 山と高原地図に丸危マークが書かれたまき道も特に問題なく下れました。道標の落書きを見るとどうやら落石があるようです。
 
 鴨沢11:20のバスに間に合うように、休みなしで進み、11時ちょっと過ぎくらいに到着しました。

 この次のバスは3時間くらいないので、これに乗れるかどうかは大きな違いです。



 今回は行きに私のアイゼンの長さ調節ネジが緩み、帰りにはうちののアイゼンが緩みました。出かける前にちゃんと締めてくるべきでした。

 ネジが緩んだ以外は、無問題で快調そのものでした。



 いったん家に帰って風呂に入り、高円寺の沖縄居酒屋だち瓶に集合して反省会。

 それなりに疲れたもののいい山行でした。



 帰ってきた後で七ツ石山のホームページを見ていたところ、前の週に奥多摩小屋で低体温症のため一人死亡とあります。

 う~ん、たしかに雲取山荘も0度だったしなぁ、小屋でも死ぬのかぁ、と思っていたところ、どうやら小雲取直下で遭難したようです。

http://blog.goo.ne.jp/kamisama1108/e/e7374392cadaf02c254285406bbad25e

 この記事を読むと、8人で行ってバラバラになって山荘に向かったようです。む~ん。

 手前に奥多摩小屋もあったけれど、低体温症の時はまず思考力が低下するらしいし。

 やはりお互いに体調をチェックしながら歩かないとだめですねぇ。

 それにしても、小雲取山直下であの時間とは。体力がなさ過ぎたか、装備が重すぎたか、もしくは逆にアイゼンなどがなかったか。

 残った方たちはさぞかし気が沈むことでしょう。



 この件があったから、ヘリが私たちの周りをぐるぐる回っていたんですね。あいつら危ないんじゃないかと。
 (^_^;)



 私たちは体力がないので、light & fast で行くことにしています。不要なものは持たず、必要なものもできる限り軽量化しています。

 light&fastは、軽くすばやく移動することにより危険を回避するという発想のようです。

 実際、軽量化を心がけるようになって随分と山行が楽になりました。



2012/02/10
 うちのから、晩御飯は生卵じゃなくて目玉焼き、朝の出発は7:45ではなくて、6:45という指摘があったので直しておきました。
 (-_-;)



 そういえば、アイゼンのネジが緩んだ際に、友人のサーモスが大活躍しました。

 ネジは凍り付いていて、六角レンチの穴が塞がっていました。

 今回はサーモスをやめてバーナーを持ってきたのですが、バーナーで溶かすとなると面倒で時間もかかるところでした。

 また、ペットボトルの水は凍り始めていて、とても冷たく、これを飲むのは体力的にどうかと思いました。

 サーモスはサーモスで便利なんだと思いました。なので、今後は、サーモスをうちのに持たせて、私がバーナーを持つというのも一つかもしれません。



2012/02/11
 さらにうちのからチェックが入り、目玉焼きじゃなくて玉子焼き、7時過ぎに出たんじゃなくて6時過ぎ、ということでした。

 目玉焼きなんて食ったっけか? と思っていたら。
 (-_-;)
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