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逆流性食道炎と胃カメラ2011/04/15 06:24

 土曜日の夜中に、胸が苦しくなって目が覚めました。なにか苦しむ夢を見ていたような気がします。

 目が覚めてみると、胸全体が苦しい。しばらくしても治らないので、起き上がってみるが変わりない。

 仕方がないのでまた寝てみる。今度は、舌の付け根まで痛くなってくる。
 ( ̄□ ̄;!

 そうこうするうちに、また眠りに落ちたようで朝になりました。

 苦しかった時もそうだったのか思い出せませんが、朝起きたら、右上の奥歯の、歯の奥にそれなりの痛みがあります。虫歯というのも違うような気もします。

 ふと思い出したのは、以前テレビで見た話。上司に怒られるたびに、歯の奥に強い痛みを感じ、それを何回か繰り返したところで、心筋梗塞で倒れて死んじゃった、という話だったような気がします。
 ( ̄□ ̄;!

 まさか、これは心筋梗塞の類なのでは。親も心臓の手術したことあるし。そういえば、去年の健康診断で不整脈が出てると言われたし。
 (-_-;)

 で、wikipediaで見ると、心筋梗塞は心臓の血管が詰まって心臓が死んでしまう病気。そこまでいたらなくて、血管が細くなるだけのものが、狭心症、ということのようです。となると狭心症の疑いが。
 (-_-;)

 うちのが調べてくれたところによると、狭心症は診断が難しく、基本、起こっている最中じゃないとわからないとか。そうでないと、心臓にカテーテル入れたりとか、とんでもない検診になるようで、採血で貧血を起こす私には、ありえない検査です。

 とはいえ、ほっとくわけにもいかないので、行きつけの医者に行ってみることにしました。



 そうそう、あと、以前経験したのは、職場でミーティング中に、突然胸が痛くなり、しばらくつづき、医者に行ったら、肋骨の軟骨が炎症を起こしています、と言われたもの。

 たしかに、肋骨の間のところに触ると痛みを感じるところがあります。原因はよくわからないけれど、ストレスでなる場合もあるらしいです。

 今回もそれかと思って、あちこち触ってみたけれど、そうでもないようでした。



 で、医者に行ったところ、やはり考えられるのは不整脈と、狭心症、そして、逆流性食道炎、ということでした。

 とりあえず、心電図をとってみたけれど、全然問題なし。不整脈といっても問題になるものとそうでないものがあって、普通の人でも、拍が乱れることはあるという事です。

 というわけで、胃カメラを飲むことになりました。胃カメラ飲むと、逆流性食道炎の三分の二はそれでわかるそうです。

 明後日の午前中に受けることになりました。



 前の晩の11時から絶食して、さていこうかと、渡された紙を見て見たら、注射がありますと書いてあります。
 ( ̄□ ̄;!

 去年、杉並区の胃がん検診を受けてみたときも、いきなり、まさかの注射で気分が悪くなりました。
 (-_-;)

 これは思わぬ伏兵だなぁと、手が冷たくなりながら医院に行ってみると、この医院の胃カメラは、鼻からとおすタイプで、注射はなしだという事です。
 \(^o^)/



 で、検査室に通されます。検査室には、胃カメラの機材らしきものがおいてあります。看護師さんが、あれが胃カメラですと指差す先にあるのは、一メートルくらいのチューブが付いた円筒形の物体です。

 看護師さん曰く、これが入るっていうと驚く方もいるんですよ。
 ( ̄□ ̄;!

 いや、これ全部入れたら、お尻から出てきちゃうんじゃないですか、というと、実際に入れるのは60㎝位という事でした。


 まずは小さい点鼻薬を渡され、片方の鼻に十回ずつ液がなくなるまで、やります。

 つぎは、紙コップに入った生暖かい、ほのかに甘いような薬を飲まされて、そのあと、ベッドの上で、三回転がるように言われます。胃の中にいきわたるようにだと思います。

 今にして思うと、胃の中の泡を消す薬なのかもしれません。

 で、次に、あおむけの状態で、看護師さんが鼻にスプレーしてくれます。5分おきに二回。これはちょっと刺激があってしみます。

 そして、最後に、カメラを入れる鼻の方で、ジェルを吸い込みます。鼻水をすするように吸ってくださいという事です。



 で、いよいよ先生登場です。電源を入れて、カメラの準備をして、私も横になって、一緒にモニタを見ます。

 私は鼻炎持ちなので、鼻を通るのか心配でしたが、とくに問題もなく通ってくれました。
 \(^o^)/

 鼻のあとは喉に行きます。穴がぽっかり開いていて、それは気道だという事です。こっちに入れるとむせちゃうからね、ということでした。

 唾を飲んで、といわれ、そのすきに食堂の方にカメラが進みます。

 たしか、普段は気道が開いていて、モノを飲むとき食道が開き、気道が閉じるという話を聞いたことがあります。で、この仕組みがうまく働かない人は急き込んでしまうんだとか。

 で、食道を通り、さらに今度は、胃に入っていきます。胃に入ると、ヒダヒダがあります。

 さらに、十二指腸まで進めます。
 ( ̄□ ̄;!

 どこまで行くんだ。
 (-_-;)

 十二指腸に入ると、なにやら緑色っぽい塊が見えてきます。胆汁ですか、と聞くと、そうです、ということです。

 だいぶ前に、二日酔いでさんざんゲロ吐いた時に、最期に苦い液体が出てきて、これが、胆汁か、と思ったものです。

 とりあえず、探検は十二指腸まででおしまい。胃まで戻って、スコープの先を折り返して、胃の入り口の方をチェックします。

 先生曰く、ポリープもガンもなくきれいなものです、ということです。

 食道までもどり、胃との境界を見せてくれます。たしか、胃の粘膜はピンクで、食道の粘膜は白で、胃の粘膜が微妙に食道の方に浸潤しています。

 これが炎症の跡だという事で、今回の件は、やはり逆流性食道炎でしょう、ということでした。

 後は、カメラを抜いておしまいです。
 \(^o^)/



 というわけで、鼻から飲む胃カメラは、異物感はあるものの、特別苦しいというものでもなく、カメラを入れるまでの儀式はあるものの、痛くもなく、なかなかええもんでした。

 口から飲む胃カメラの場合、注射を二回打つし、飲んでる最中、オエッ、ともなるようです。たしか、うちのおやじは、二度とやらんでいいといってました。

 あと、バリウムよりも胃カメラの方が精度が高いようです。バリウムでわからなければ胃カメラという順番のようです。価格も大して変わらないとか。

 なんで、去年のがん検診はバリウムだったんだ。バリウムの時は注射打たれました。
 (-_-;)



 職場の上司のいくクリニックでは、麻酔をして寝ている間に取ってくれるため、何の苦労も行らないという事です。

 ただ、それだと、なにされてるかわからないし、一緒に画像を見ることもできません。

 自分の体の中をリアルタイムに見てみたい場合には、今回のはうってつけだと思います。



 なにはともあれ、狭心症だったら山にも行けなくなるかもしれないし、車にも乗れなくなるかもしれないところだったので、食道炎ごときでよかったです。
 ( ̄^ ̄)

 そういえば、社会に出てから、二三回、胸が苦しくなったことがあります。一回目は台湾料理屋で飲んでるとき。もう一回は、家で飲んでるとき。あと、もう一回くらいあったかもしれません。

 今にして思うと、あれも逆流性食道炎だったのかもしれません。

 ま、別に苦しいだけで、ほったらかしておけばなおるので、良しとしましょう。
 ( ̄^ ̄)

 先生に、たくさん食べたりしますか、といわれて、しません、と答えたものの、よく考えてみると、土曜日は寿司と刺身を買って来て、さらにセロリやキュウリも買って来たため、腹いっぱいになり、珍しく無理して食べたのを思い出しました。
 ( ̄^ ̄)



 思い返すと、二十歳前後の頃は、猛烈に胃が痛いときがあり、ご飯を一口食べただけで激痛が走る、なんてこともありました。

 しばらくその状態が続きましたが、あるときから、食べる量を少なくしたところ、劇的に改善、今ではすっかり胃の痛みから解放されました。
 \(^o^)/

 いや、猛烈なストレスを感じたときに、胃が痛くなる時はありますが。
 (-_-;)



 胃から出る胃酸は、本来胃自体も溶かしてしまいます。そうならないのは、胃壁が粘膜も出しているためです。粘膜により、胃酸から胃壁が守られているというわけです。

 ストレスを感じると、粘膜が乱れ、胃酸が胃壁を焼き、痛みを感じるという話だったような気がします。

 ウォッカやウィスキーなどの強い酒を飲んでも、アルコールが胃粘膜を流し去るということです。

 強い酒を飲んだ直後の胃カメラ映像を見たことがあります。胃壁から血が出ていてビックリしました。あれ以来、強い酒を飲まないようにしています。



 というわけで、皆さんご自愛ください。

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