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　というわけで、ようやくタイ旅行について書く気になりました。

　9/3土曜日から、9/10土曜日まで、7泊八日で、バンコクとプーケットを旅行してきました。

　きっかけは夏休みの旅行検討です。6月末に新婚旅行としてアメリカのイエローストーン国立公園に行ってきたので、夏休みは北海道あたりのキャンプ場でゆっくり安く過ごす予定でした。

　で、北海道へ行くための算段をしていると、やはり結構フライトチケットが高い。あのとき検索したら3万円位したと思います。今ANAで検索しても、片道1万5千円から2万くらいします。

　で、ユナイテッド航空でバンコクを検索すると4万8千円とかで出てきます。安い。
　（￣□￣；！

　そして5千マイルくらいはバックがあります。なので、実際には4万位で往復できてしまうことになります。サーチャージなど全部込みの値段です。

　北海道に行ったら足を確保するのにレンタカーも必要だし。それにまた金がかかります。物価も高いし。
　（-_-；）

　というわけで、ぽちっとクリックしてバンコク往復チケットをゲットしてしまいました。
　＼(^o^)／



　で、以前泊まったことがあるバンヤンツリーバンコクのサイトを調べていたら、Two bedroomというルームタイプがあり、文字通り二つベッドルームがあって、部屋の広さは120平米！！　2LDKとか3DKとかのアパートが60平米くらいなので、異様に広いわけです。

　間取り図を見てみると、当然のことながらゆったりしていて、写真を見る限りはインテリアもなかなかです。

　なおかつ、値段を調べると、丁度、三泊で二泊分料金というプロモーションをやっていて、4人で泊まれば一人一泊6200円です。しかも朝食やら洗濯などの特典つきで。
　（￣□￣；！



　ついでに、以前から一度は行ってみたかったリゾートなるものとして、プーケットにも行ってみたいと思いました。

　プーケットは、以前うちのが泊まったことがあり、自慢していた、やはりバンヤンツリーにしてみようと思いました。

　ヴィラに泊まるとなれば、やはりプールがほしい。プライベートプールというのはやはりラグジュアリー感が高いです。

　って、ラグジュアリーって、もしかしてラグジャリーなんでないの、とALCで見てみると、やはりラクシャリー、もしくはラグジャリーが妥当なようです。一体誰がこういう嘘をヌケヌケと書くんだ？
　(-_-;)　

　それはともかく、こちらでもやはりツーベッドルームがあるか見てみると、そーとーにいい感じであります。値段もいい感じですが。
　(-_-;)



　というわけで、今回の旅行は、滞在型でゆっくりホテルライフを楽しむという方向で決定。

　さすがに、世界遺産の遺跡アユタヤくらいには行ってみたいので、バンコクから日帰りでアユタヤに行くことにして、親に打診してみると、二つ返事で行くことになりました。

　なので、親の分も追加でチケットをゲット～。



　さらに、バンコクプーケット間のチケットを安さ爆発のAir Asiaで確保。

　というか、安くて簡単に取れる航空会社というとエアアジアしか思い浮かばなかっただけですが、タイ国際航空系の格安航空ノックエアーとかも安かったのかもしれません。

　また、後で気が付いたけれど、当時はタイ国際航空もかなりディスカウントをしていて、驚いたことに、プーケット直行で、バンコク経由で帰るルートで5万5千円位でした。安いし、移動が少なくなる分日程にも余裕ができます。

　まあ、ただ、プーケットのヴィラのあとでバンコクのホテルというとデグレード感が高いし、エアアジアは以前利用して勝手しったるという面もあるし、うちのもエアアジアに一度乗ってみたいと言っていたので、まあ今回のルートでもいいかなと。というか、当然割引運賃なのでもう変更できないし。
　(^_^;)



　で、当初はゆっくり滞在ホテルライフを楽しむ、という予定だったのですが、親の要望やら、自分の行きたいところやら、うちのが行きたいスパを足していったら、いつの間にか結構タイトなスケジュールになってしまいました。
　(-_-;)

9/3土曜日　成田を出発、同日深夜バンコクに到着。
9/4日曜日　午前中お寺観光　夕方オリエンタルバンコクで古典舞踊
9/5月曜日　アユタヤ観光
9/6火曜日　午前中ワットアルン観光　午後からプーケットに移動
9/7水曜日　ピーピー島のマヤベイ観光
9/8木曜日　パンガー湾観光
9/9金曜日　バンコクに移動
9/10土曜日　早朝に日本へ帰国

　結局、タイトすぎるという事と、プーケットのヴィラがいいので、ここでの滞在時間を延ばしたいという事で、マヤベイは断念しました。映画の「ビーチ」も見ておいたのに。
　(T_T)



　バンコクのバンヤンツリーは期待通りの素晴らしさで、十分堪能しました。
http://tips.asablo.jp/blog/2011/07/06/5945196

　大して興味がなかった寺院観光も、なかなかのスケールの建物や、異文化に触れ、思ったより堪能できました。寺院に向かうのに使ったロングテールボートが、予想外に楽しかったし。

　世界的にも有名らしいホテル、オリエンタルバンコクの古典舞踊は、それほど期待していなかったのですが、想像をはるかに上回る素晴らしさで、見終えた後ももう一度見てみたいと思わせるものでした。料理もおいしかったし。おすすめです。

　アユタヤ観光は、うまい飯が食いたかったのと、いい船に乗りたかったので、シャングリラホテルが主催するツアーに参加。遺跡自体は概ね期待どおりでしたが、クルーズは予想以上にいい感じの船で満足しました。食事は正直期待したほどではありませんでしたがまあまあでした。

　ワットアルンは、夜明け前に起き出して暁の寺を見に行きました。残念ながら少しだけ雲があったため、ワットアルンの光りかたが期待よりは少なかったものの、チャオプラヤー川を渡る船に乗ったり、実際に仏塔に登ったりで、これもなかなか堪能しました。

　プーケットのバンヤンツリーは、ホテルに向かうまでの道路脇の風景は、なんか寂れた感じがしてリゾート感もなく、これ大丈夫なんだろうか、と思っていたものの、ラグーナエリアに入ったら、かなりリゾート感がでてきて、ヴィラの建物内は予想通りのできで、プールと庭は予想以上に綺麗で、これまたとても堪能しました。

　現地で参加したラグーナプーケットのパンガー湾ツアーは、素晴らしく贅沢なスピードボートで、行く先々で奇景絶景を見ることができ、カヌーツアーに、洞くつ探検もあり、水上集落の見学に、ビーチでの水泳と、盛りだくさんで、これまた予想以上に堪能しました。

　最後に泊まったケンピンスキーも、これまでのホテルに比べるとさすがに狭くは感じたものの、最新鋭のホテルらしく、インテリアや設備もよく、これもいい感じでした。ただ、ホテルマンはいただけないものがありましたが。



　というわけで、タイ旅行は私たちにしては費用を惜しまず投入した旅行で、その分体験できたものも素晴らしく、先日のイエローストーン旅行がかすんでしまうほどの満足感でした。

　両親自体も、夢の様だった、とか、こういう世界があるのねぇ、とかそれぞれに漏らしていたので、ずいぶん満足したようです。

　今回の旅行で思ったのは、やはりいいホテルにすると、旅行自体のクォリティが大幅に向上するという事と、さらに三連泊もすると心行くまでホテルステイも楽しめるし、移動の疲れもなく、安心感もあり、これまたずいぶんと満足度が高くなるという事と、いいツアーや演劇はそれに応じてクォリティも向上し、これまた満足度が高くなるという事でした。

　これまでは貧乏性で、連泊しても二泊という旅行でした。前回のイエローストーンで、後から二日追加した結果三連泊をしてみたら、予想外に満喫できたので、今回も移動をせずに、三連泊、三連泊の日程にしてみたところ、案の定満足度の高い旅行ができたわけです。

　先日、大前研一のコラムを読んでいたところ、丁度日本人の旅行スタイルについて書いてあり、欧米人は滞在型の旅行をするけれど、日本人は要所要所を見るだけの旅行で、外国人を受け入れる日本のホテルや旅館も滞在型の旅行に対応できていないと書いていました。

　たしかに、こうしてみると、滞在型の旅行というのは、あたふたしなくていいし、より現地に密着して物事を見ることもできるし、得るものはこちらの方があるのではないかという気もしています。気分転換という意味でも落ち着けるし、ベターな気もします。

　せいぜい一週間程度しか休むことができない一般的な日本人としては、せっかく行くなら色んなところを見てみたいというのも人情だとは思いますが、滞在型旅行を試してみるのも一つではないかと思いました。



　それぞれの詳細についても、随時追加してみたいと思います。