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なぜ山に登るのか2012/01/14 22:06

 そこに山があるからだ、というほど悟りを開いていればよいのですが、私自身は全然です。

 私自身は、漫然と、いざ、セカンド関東大震災がやってきた場合、東京はもうだめだろうから、歩いて新潟に帰った方がよいのではなかろうか、とずっと思っていたわけです。

 なので、歩いて新潟に変えれるだけの知識やスキル、体力、装備は必要ではなかろうか、と思っていたわけです。

 で、ある時、以前いた職場の飲み会で、当時40歳くらいの方と話していた際に、趣味はなんですかと聞いたところ、山登り、いやいや、山登りというほどではなく山歩き、と聞いて、その瞬間、おお!渋くて格好いい!、と思ってしまったわけです。

 そんなわけで、彼の人もすなる山歩きというものを、私もしてみむとてするなり、と思い、早速、当時同じ職場で懇意にしていた方と山歩きを始めてみたわけです。

 それが今を去ること十数年前、なわけでした。



 で、現在、山歩きはどうかというと、私を知る人は、私がとっても楽しく趣味として山歩きにいそしんでいる、と思っているのかもしれません。

 だがしかし、正直なところ、行き場所の難易度や時間、費用を含めた検討をしなくちゃいけないし、前日や当日の交通手段の調査やパッキングなどの支度はあるし、早起きしなくちゃならないし、寒いし重いし、息は上がるし汗はかくし、崖やら岩やら危ないところはあるし、スズメバチをはじめとする野生動物に遭遇するし、膝は痛くなるしと、とても楽とは言えません。

 そんなわけで、実のところ、正直、それほど、積極的に山に行きたい、というわけでもないわけです。むしろ、うちのや友人の方が山に行きたがっているような気はします。



 では、悪いところばかりかというと、さすがにそうでもないわけです。

 いいところはなにか、というと、ひとつには達成感。やっぱり、これまでのところ、辛ければ辛いほど記憶に残り、飲んだ時などにそれを思い出したりすると楽しいものです。

 6時間とか8時間、場合によってはさらに長時間を延々悪天候の中活動したりすると、自分をほめてあげたくなります。
 ( ̄^ ̄)

 体力アップ。今の職場に移った頃の十年くらい前には、階段を三階上がるだけで息が切れてびっくり。ここまで体力が低下していたとは。山を再開してからは、もちろん全然息なんて切れません。旅行の際の徒歩移動も苦にならないし、震災が起こってもおそらく問題ないことでしょう。

 体力アップと似たようなものだけれど、健康的になります。ウェストは明らかに絞れてくるし、ふくらはぎや太ももなども締まってきます。体年齢は実年齢より6歳くらい若く表示されます。
 ( ̄^ ̄)

 そういえば、風邪もひきにくくなったような気もします。インフルエンザ騒動以来、手洗いを励行しているせいもあるかもしれませんが。

 精神衛生的な面でいうと、俗世間を離れて自然の中で色々考えながら歩くというのもストレス解消によいかもしれません。

 天気に恵まれると、まれに感動的に景色がいいときもあります。南アルプスや八ヶ岳まで足を延ばすと、やはり奥多摩あたりの低山とは別世界の景色を見ることもできます。

 素晴らしい景色を見る時には山も捨てたもんじゃないな、と思います。



 そんなわけで、なぜ山に登るのかといえば、上記の総合的な内容によって上るといったところでしょうか。

 山に登るとホッとする、とかいう事は私の場合ないですねぇ。むしろ下山するとホッとするといった方がよいかもしれません。もう歩かなくて済むとか、何事もなく無事に帰って来れたとか。

 ああ、そうそう、何より楽しみなのは、山から帰った後の宴会かもしれません。もしかしたら、あの一杯のために登るのかもしれません。
 (^^)

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