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バックパック Osprey Talon 44 (オスプレー タロン 44)2012/02/09 21:16

 雲取山に泊まりがけで行くにあたって、さすがに33リッターでは心細い、ということで、懸案のタロン44リッターを購入しました。

 33リッターを使っていて実に調子がよかったので躊躇なく44リッターを購入することにしたわけです。

http://tips.k.asablo.jp/blog/2011/06/09/5903959

 がしかし、銀座の好日には在庫がなく、ダメもとで新宿の石井スポーツに電話したところなんと在庫があるという事で取り置きしてもらい、先週の木曜日に取に行きました。

 価格は14,700円。なんとメンバー割引なし。
 ( ̄□ ̄;!

 好日の方がポイントついてよかったかも。
 (-_-;)

 色はメテオライト。なんでしょうね、グレーという事になるんでしょうか。

 サイズは、ML。背面長調整機構が付いているので、MからLまで対応ということのようです。

 重量は1.18kg。


 以前うちの用に購入したので知っているつもりでしたが、実際に自分のものとして使ってみると、結構33リッターと違いがあることに気が付きました。

http://tips.asablo.jp/blog/2011/03/06/5726304

 まずはトップリッド。33は縫い付けてありますが、44はベルト止めなのである程度上に持ち上げることが可能です。

 44リッターはボトムにファスナーが付いていて、バックパックの下からも内部にアクセス可能です。

 44リッターは、アルミフレームが入っています。

 44リッターの方がサイドポケットが深くて、口が上の方にあり、ボトルの取り出しはできるものの、収納は私には無理でした。

 という感じで、結構違いがありました。



 実際に雲取に担いで行ってみたところ、何の問題もありませんでした。

 33と同様背中にフィットして、ショルダーベルトやヒップベルトも当たりにくく、快適でした。

 タロンは、背面が柔らかいので、比較的フィットしやすいのではないかと思います。

 ショルダーベルトやヒップベルトのクッションも薄いのにもかかわらずよく効いていて鎖骨や腰骨に痛みが出ません。

 以前のグレゴリーやノースフェイスのパックは鎖骨や腰骨が痛んで悩みの種でした。



 唯一の難点は、背中が濡れるという事。といっても、普通のパックは濡れると思いますが。

 以前読んだ話では、山では雨で濡れてはいけないのはもちろん、汗で濡れてもいけない、ということでした。いずれにしろ体温を奪われて、低体温症の原因となるためだったと思います。

 というわけで、できる限り汗をかかないように心掛けてきたわけです。

 だがしかし、そうはいっても登ればどうしても汗をかくわけで。かかないようにするには相当に薄着になる必要があるわけで。薄着になると今度は汗をかかないものの体が冷えてくるわけで。

 と、体を冷やさないように薄着になった結果体を冷やしてしまうという本末転倒な状態となってしまっているわけです。

 で、思うのは、さすがに汗をかくのは背中だけでそれ以外のところは汗をかかないわけです。

 というか、正確には、汗をかくけれど、背中以外は蒸発してしまうという事だと思います。



 というわけで、買った後で思ったのは、やはり背中にしっかり対策された製品を担ぐのも一つなんではないか、ということです。パックの背面を背中から完全に浮かせる構造になっている製品ですね。

 私が高校生だった頃に、すでに同級生が自転車用のそういう製品を使っていました。

 デイパックの背中にあたる部分が、メッシュとフレームで浮かせてあるんですね。山用のバックパックでもそういう製品が出ています。

 例えばオスプレイの場合、ストラトスなんていう製品もあります。今回調べてわかったのは女性向けの製品はシラスなんですね。

http://www.ospreypacks.com/en/group/mens/stratos_series

http://www.ospreypacks.com/en/group/womens/sirrus_series

 以前うちのにストラトスを担がせたところ合わないという事でしたけど、この辺りが問題だったのかもしれません。

 ストラトスは36と34、26と24とあり、なんでこんなに似たような容量が、と思ったら、トップローディングとパネルローディングの違いなんですね。ただ、36は、事実上両方に対応しているように見えます。

 背中が完全にメッシュになって、バックパネルは背中から浮いているので、これは相当汗抜けがよいことでしょう。

 だがしかし、機構が複雑なせいかストラトスの36はLサイズで1.38kgもあります。
 ( ̄□ ̄;!

 タロン33は0.92kgです。

 といっても、ストラトスはレインカバーが組み込まれています。なので100g位は重くても仕方がないことになります。

 タロンに比べると、ショルダーベルトやヒップベルトがしっかりしているようにも見えます。あくまでも見えるだけで、実物をチェックしたわけではありません。

 400gの価値があるのかどうか、そこが大きな問題です。400gと言ったら、ペットボトル一本分に近いですから。結構違ってきます。

 背中の通風はよくなったけれど、重くなって汗も増量で結局同じ、ではまた本末転倒になってしまいます。

 これで本当に背中に汗をかかない快適な登山ができるのであれば、それも一つかもしれません。



 ちなみに、友人はドイターの同様のパックを使っています。グレゴリーも同様の製品を出しているようです。

 ドイターの場合、スペクトロACシリーズがよさそうです。32リッターで1080gと重量もなかなかいい感じです。

 グレゴリーのU.S. サイトを見ると、Hiking Ventilatedというカテゴリーが用意されています。おそらくこれが背抜きタイプだと思います。360°表示が残念ながら正常に表示されないので確認はできませんが。

 もしこれだとすると、30リッターでレインカバー込み1.25kgといったところです。これもなかなかです。



 しかし、山でよく見る人は思いっきり厚着してるけれど、あれで背中に汗をかかないんだろうか。不思議だ。
 (?_?)

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