美鈴湖もりの国オートキャンプ場 ― 2011/05/01 17:32

ゴールデンウィークは恒例のキャンプにでも行くか、ということで、検討したのだけれど。
最初は、いっちょ2日を休んで、四国まで讃岐でも食べに行くか、ということだったんだけれど、遠いし、車代高いし…
(-_-;)
ということで、それでは被災地支援と、安達太良山登山のために、フォレストパークあだたら、にでもいくか、と予約してみました。
フォレストパークあだたらは二回行ったことがあり、整備が行き届き、とても良いところという印象があります。ゴールデンウィークにここの予約を取るというのは、私たちのペースでは不可能だったと思います。
それでも、前々日に取れてしまうところが、やはり大変なんだなぁ、という気がします。
が、しかし、なんだか連休はボランティアが大挙して東北地方に押し寄せるという話が…
(-_-;)
そうなると食材の調達や、渋滞などに不安が残ります。
おまけに、前日あった福島地方の余震で、友人が不安に感じているようだし。
というわけで、急遽、乗鞍方面に行き先を変更。
とはいえ、決めたのが7時を過ぎていたためか、キャンプ場に電話をしてもつながりません。
仕方がないので、次の日ぶっつけで行くことにしました。いざとなれば、以前行ったことのある、岐阜県カクレハキャンプ場という手もあります。
いえ、カクレハは悪いキャンプ場ではなく、むしろ結構いい感じなのですが、いかんせん遠い。
(-_-;)
で、高速の途中で、目をつけておいた、美鈴湖もりの国オートキャンプ場に、電話したところ、区画サイトが一つだけ開いているという話でした。確保~!
( ̄^ ̄)
http://misuzuko.net/index.html
美鈴湖もりの国に決めた理由は、松本市から比較的近く、観光拠点によさげだったことと、平均区画サイズが10mx10mで、キャンプ場ガイドの写真で見る分には、比較的整備されていそうだった点です。
カクレハみたいに遠いと、キャンプ自体が目的の場合はいいけれど、出歩くにはちょっと、というのがあります。
うちは、タープに、テントを二つ張るので、10mx10mないとダメです。緊急避難的には、一つをタープの下に張るという手もありますが、強風でタープがつぶれる場合もありうるので、やはり10mx10mにしたいところです。
キャンプ場によっては、あまりに整備され過ぎていて、公園の中でキャンプをしているかのようなところもあり、それはちょっとどうかと思うところはあります。
とはいえ、あまりにもワイルドで、色々問題があるところも困ります。
というわけで、そこそこ整備されていそうなところを探しています。
松本インターで降りて、まずは食材の買い出しに行きます。うちのが、あらかじめ調べておいた「つるや」に向かいます。
食材が豊富で、とても便利、初日と翌日両方で買い物をしました。やまめや、にじます、あゆといった長野ならではの魚も調達できます。
標高千メートルの高地にあるため、気温低下に備えて、キムチ鍋を選択。
日本酒のラインナップはぼちぼち。なんか安い酒しかありません。四合で2千円以下のばっかり。大雪渓の純米吟醸と、七笑を選択。
ホタルイカの干物やボイルしたものも売っています。高速があるから富山も時間的に近いのかも。
カーナビにいざなわれるまま、浅間温泉郷からの山道を登っていくことにします。狭い道で斜度もかなりあり、なかなかのもんがあります。対向車が来ないかひやひやしながら登りました。
後から分かりましたが、この道、上りのみの一通でした。
家に帰ってきてからキャンプ場のホームページを見たところ、この道は狭いのでお勧めできないとありました。
( ̄□ ̄;!
管理棟は、比較的一般的で、綺麗でした。品揃えはぼちぼち。キャンプ場の方が、懇切丁寧で好感度が高いです。
なんと、サイトまで案内してくれて、色々と説明してもらえました。
で、区画サイトを予約していたけれど、お薦めは広場サイトという事でした。
説明をしてもらった後、検討した結果、空いていた区画サイトは、斜面からの風が強いことと、ちょっと狭い点からパスし、広場サイトにすることにしました。
結果的にはそれで正解で、やはり空いていたところは風は強いし、狭くてだめだったと思います。
区画サイトすべてで風が強いわけではありません。天気が良ければ、松本の夜景なんかも林の間から見えるのでいいらしいです。
キャンプ場全体は、整備されていて、掃除も行き届いていて、炊事棟やトイレもまだ新しくきれいで、申し分はありませんでした。
欲を言えば、温水がほしかったというところでしょうか。
広場サイトの方は、サイトによっては、通路外側の車止め(芝生)と通路内側のテント用サイトの両方使えるところもあり、トータルではかなり広いです。
車止めにテントを張り、内側にタープという手もあると思います。
ただ、それに気が付いたのは、テントを立てた後で、私たちが選んだところは、思ったよりも結構狭くて、タープとテントを二つ張るのに、結構苦労しました。
風が強かったので悠長に選んでいられないという点もありました。
設営後は、ひとっ風呂浴びたいので、下の浅間温泉郷に行きます。
共同浴場、倉下の湯、を選んで行ってみると、古色蒼然、昭和というか、下手すると大正の香りを感じるところでした。
まあ、ある意味、勉強のために行ってみるのもよいでしょう。
ちなみに、カランもありません。今まで入った共同浴場の中でも最も狭いかもしれません。
地元民と思われる方曰く、最近は温度が上がって熱くてしょうがない、らしいです。
一目瞭然で循環ではありません。そんな高度な装置とは無縁です。
二日目の風呂は、有名な白骨温泉。古くは小説大菩薩峠で、最近は入浴剤を使った着色で有名です。
松本市街を抜けて、上高地方面を目指していきます。途中何度も白骨温泉の案内板が出てきます。
白骨温泉までの道は、狭いし傷んでいるし、なかなかのもんがありました。本来は有料らしいのですが、何故か料金所は閉鎖されていました。
白骨温泉で選んだのは、煤香庵。
http://www.baikoan.net/index.html
ガイドブックには、お粥を始めたのは、ここと書いてあり、是非食べてみたいと思っていました。
が、しかし、行ってみたら、しばらく食事はやらないということでした。
( ̄□ ̄;!
(T_T)
仕方がないので、とりあえずお風呂だけ。
湯船は思ったより狭いものの、お湯は素晴らしい! 実にすばらしい。白濁していて、湯船の縁には、分厚く析出物がこびりついています。これが白骨と言われるゆえんでしょうか?
飲泉も可能で、これまでに味わったことがない独特の味わいでした。友人曰く、まずいけれど、これに塩味が加わったらうまいのかも。
お風呂をあがったところの待合所も雰囲気がありいい感じ。
つくづく温泉粥が食べられなかったのが残念です。
仕方がないので、向かいの店で岩魚定食を頼みます。二千円近くしてびっくり。丸の内の昼飯だって千円超えれば高いと感じます。
イワナは肉厚でうまかったけれど、ご飯がべちゃべちゃで、いただけませんでした。
逆に、ご飯をしっかり炊けば、高いけれど、まあ満足するかも。
松本城は、雨が降っていて、なおかつ見学は二時間待ちで、すごすごと退散。ハクチョウが生垣近くに巣を作っていてビックリ。あんなに間近で見たのは初めてです。
でもって、キャンプ場自体は、整備されていて、区画サイトによっては結構プライベート感があるところもあり、結構気に入りました。
また行ってやってもええな。
( ̄^ ̄)
ちなみに、東京近郊も含めて、週末はかなり風が強かったようです。ご多分に漏れずキャンプ場も…
2011/05/24
この時は、最期に書いたように風が強くて。
結構リビングシェル(スクリーンタープ)も風を受け、久々に、タープが浮き上がりました。
( ̄□ ̄;!
友人曰く、タープの下から向こうが見えた。
( ̄□ ̄;!
ということでした。
(-_-;)
中にはあらぬ方向にポールが曲がっているところもありましたし、お隣のグループも、撤収時に猛烈な一撃がやってきて、「何それ、ポール折れた!?」という声が聞こえてきました。
(-_-;)
私たちは、予報を随時チェックしていて、撤収タイミングを計っていました。
予報では、午後に向かってどんどん風が強くなることになっていたので、こりゃ、待っていても雨が上がらないし、さっさと撤収するに限る、ということで、タープをたたみ終えたところでの一撃でした。
危ないところでした。
それまで不動と思われたほかのびっしり張ったタープも、持ち上がりかけて、鳴動していてびっくり。
私たちはそそくさと帰ってきましたが、あの後大丈夫だったんでしょうか。
天気予報はよくチェックするべし。
なお、前述のように、特にキャンプ場の風が強いというわけでもないと思います。関東の方まで風が強かったので。
最初は、いっちょ2日を休んで、四国まで讃岐でも食べに行くか、ということだったんだけれど、遠いし、車代高いし…
(-_-;)
ということで、それでは被災地支援と、安達太良山登山のために、フォレストパークあだたら、にでもいくか、と予約してみました。
フォレストパークあだたらは二回行ったことがあり、整備が行き届き、とても良いところという印象があります。ゴールデンウィークにここの予約を取るというのは、私たちのペースでは不可能だったと思います。
それでも、前々日に取れてしまうところが、やはり大変なんだなぁ、という気がします。
が、しかし、なんだか連休はボランティアが大挙して東北地方に押し寄せるという話が…
(-_-;)
そうなると食材の調達や、渋滞などに不安が残ります。
おまけに、前日あった福島地方の余震で、友人が不安に感じているようだし。
というわけで、急遽、乗鞍方面に行き先を変更。
とはいえ、決めたのが7時を過ぎていたためか、キャンプ場に電話をしてもつながりません。
仕方がないので、次の日ぶっつけで行くことにしました。いざとなれば、以前行ったことのある、岐阜県カクレハキャンプ場という手もあります。
いえ、カクレハは悪いキャンプ場ではなく、むしろ結構いい感じなのですが、いかんせん遠い。
(-_-;)
で、高速の途中で、目をつけておいた、美鈴湖もりの国オートキャンプ場に、電話したところ、区画サイトが一つだけ開いているという話でした。確保~!
( ̄^ ̄)
http://misuzuko.net/index.html
美鈴湖もりの国に決めた理由は、松本市から比較的近く、観光拠点によさげだったことと、平均区画サイズが10mx10mで、キャンプ場ガイドの写真で見る分には、比較的整備されていそうだった点です。
カクレハみたいに遠いと、キャンプ自体が目的の場合はいいけれど、出歩くにはちょっと、というのがあります。
うちは、タープに、テントを二つ張るので、10mx10mないとダメです。緊急避難的には、一つをタープの下に張るという手もありますが、強風でタープがつぶれる場合もありうるので、やはり10mx10mにしたいところです。
キャンプ場によっては、あまりに整備され過ぎていて、公園の中でキャンプをしているかのようなところもあり、それはちょっとどうかと思うところはあります。
とはいえ、あまりにもワイルドで、色々問題があるところも困ります。
というわけで、そこそこ整備されていそうなところを探しています。
松本インターで降りて、まずは食材の買い出しに行きます。うちのが、あらかじめ調べておいた「つるや」に向かいます。
食材が豊富で、とても便利、初日と翌日両方で買い物をしました。やまめや、にじます、あゆといった長野ならではの魚も調達できます。
標高千メートルの高地にあるため、気温低下に備えて、キムチ鍋を選択。
日本酒のラインナップはぼちぼち。なんか安い酒しかありません。四合で2千円以下のばっかり。大雪渓の純米吟醸と、七笑を選択。
ホタルイカの干物やボイルしたものも売っています。高速があるから富山も時間的に近いのかも。
カーナビにいざなわれるまま、浅間温泉郷からの山道を登っていくことにします。狭い道で斜度もかなりあり、なかなかのもんがあります。対向車が来ないかひやひやしながら登りました。
後から分かりましたが、この道、上りのみの一通でした。
家に帰ってきてからキャンプ場のホームページを見たところ、この道は狭いのでお勧めできないとありました。
( ̄□ ̄;!
管理棟は、比較的一般的で、綺麗でした。品揃えはぼちぼち。キャンプ場の方が、懇切丁寧で好感度が高いです。
なんと、サイトまで案内してくれて、色々と説明してもらえました。
で、区画サイトを予約していたけれど、お薦めは広場サイトという事でした。
説明をしてもらった後、検討した結果、空いていた区画サイトは、斜面からの風が強いことと、ちょっと狭い点からパスし、広場サイトにすることにしました。
結果的にはそれで正解で、やはり空いていたところは風は強いし、狭くてだめだったと思います。
区画サイトすべてで風が強いわけではありません。天気が良ければ、松本の夜景なんかも林の間から見えるのでいいらしいです。
キャンプ場全体は、整備されていて、掃除も行き届いていて、炊事棟やトイレもまだ新しくきれいで、申し分はありませんでした。
欲を言えば、温水がほしかったというところでしょうか。
広場サイトの方は、サイトによっては、通路外側の車止め(芝生)と通路内側のテント用サイトの両方使えるところもあり、トータルではかなり広いです。
車止めにテントを張り、内側にタープという手もあると思います。
ただ、それに気が付いたのは、テントを立てた後で、私たちが選んだところは、思ったよりも結構狭くて、タープとテントを二つ張るのに、結構苦労しました。
風が強かったので悠長に選んでいられないという点もありました。
設営後は、ひとっ風呂浴びたいので、下の浅間温泉郷に行きます。
共同浴場、倉下の湯、を選んで行ってみると、古色蒼然、昭和というか、下手すると大正の香りを感じるところでした。
まあ、ある意味、勉強のために行ってみるのもよいでしょう。
ちなみに、カランもありません。今まで入った共同浴場の中でも最も狭いかもしれません。
地元民と思われる方曰く、最近は温度が上がって熱くてしょうがない、らしいです。
一目瞭然で循環ではありません。そんな高度な装置とは無縁です。
二日目の風呂は、有名な白骨温泉。古くは小説大菩薩峠で、最近は入浴剤を使った着色で有名です。
松本市街を抜けて、上高地方面を目指していきます。途中何度も白骨温泉の案内板が出てきます。
白骨温泉までの道は、狭いし傷んでいるし、なかなかのもんがありました。本来は有料らしいのですが、何故か料金所は閉鎖されていました。
白骨温泉で選んだのは、煤香庵。
http://www.baikoan.net/index.html
ガイドブックには、お粥を始めたのは、ここと書いてあり、是非食べてみたいと思っていました。
が、しかし、行ってみたら、しばらく食事はやらないということでした。
( ̄□ ̄;!
(T_T)
仕方がないので、とりあえずお風呂だけ。
湯船は思ったより狭いものの、お湯は素晴らしい! 実にすばらしい。白濁していて、湯船の縁には、分厚く析出物がこびりついています。これが白骨と言われるゆえんでしょうか?
飲泉も可能で、これまでに味わったことがない独特の味わいでした。友人曰く、まずいけれど、これに塩味が加わったらうまいのかも。
お風呂をあがったところの待合所も雰囲気がありいい感じ。
つくづく温泉粥が食べられなかったのが残念です。
仕方がないので、向かいの店で岩魚定食を頼みます。二千円近くしてびっくり。丸の内の昼飯だって千円超えれば高いと感じます。
イワナは肉厚でうまかったけれど、ご飯がべちゃべちゃで、いただけませんでした。
逆に、ご飯をしっかり炊けば、高いけれど、まあ満足するかも。
松本城は、雨が降っていて、なおかつ見学は二時間待ちで、すごすごと退散。ハクチョウが生垣近くに巣を作っていてビックリ。あんなに間近で見たのは初めてです。
でもって、キャンプ場自体は、整備されていて、区画サイトによっては結構プライベート感があるところもあり、結構気に入りました。
また行ってやってもええな。
( ̄^ ̄)
ちなみに、東京近郊も含めて、週末はかなり風が強かったようです。ご多分に漏れずキャンプ場も…
2011/05/24
この時は、最期に書いたように風が強くて。
結構リビングシェル(スクリーンタープ)も風を受け、久々に、タープが浮き上がりました。
( ̄□ ̄;!
友人曰く、タープの下から向こうが見えた。
( ̄□ ̄;!
ということでした。
(-_-;)
中にはあらぬ方向にポールが曲がっているところもありましたし、お隣のグループも、撤収時に猛烈な一撃がやってきて、「何それ、ポール折れた!?」という声が聞こえてきました。
(-_-;)
私たちは、予報を随時チェックしていて、撤収タイミングを計っていました。
予報では、午後に向かってどんどん風が強くなることになっていたので、こりゃ、待っていても雨が上がらないし、さっさと撤収するに限る、ということで、タープをたたみ終えたところでの一撃でした。
危ないところでした。
それまで不動と思われたほかのびっしり張ったタープも、持ち上がりかけて、鳴動していてびっくり。
私たちはそそくさと帰ってきましたが、あの後大丈夫だったんでしょうか。
天気予報はよくチェックするべし。
なお、前述のように、特にキャンプ場の風が強いというわけでもないと思います。関東の方まで風が強かったので。
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